暑い。暑さで倒れそうになった。結局職場に行ってしまった。
家にいても良かったのだが、休み続けるとどうしてもシャキッとしないのでここらで一日だけ行ってみようと思った。
休日そのものより「あ~明日休みだ~」と言っている「休日前日」の夜のほうが好きだ。これほどまでに自分の家が「城」と化し、100パーセントの自由さに身を浸すことができる時間はない。
夕方から、自由時間のための準備をひそかに始める。といっても、夕飯の材料と、少しのアルコールとアイスクリームとDVDをそろえるだけなのだが。
ささやかなる、幸せ。
さて、きょう書きたかったのは、映画について。
「おとなのけんか」by ロマン・ポランスキー
映画について見聞きしたときから、きっとこれは私好みの映画だろうとは思っていたのだがまさに的中!だった。
世の中はこれを「つまらない」と言う人と「最高」という人に分かれるだろう。
私は、製作費のほとんどかかっていない、比較的静かな映画が好きだ。ハリウッドの、ドッカーン!!!バーン!!ズキューン!!系の映画も見ることは見るが、結局そのあと何も残らない場合が多い。(どうせドッカーン系の映画にするならMr. & Mrs. Smith くらいに面白くあってほしい。製作費だけかかって、ただうるさいだけのものが多い。)
登場人物はたったの4人。場所も、ある家の、部屋の中。たったそれだけ。そしてたったの80分間。短編と言ってもいい。4人とも、しゃべってるだけ。
なのに、濃い。セリフがとても面白い。「こりゃ名言だわ」というようなのがたくさん出てくる。なによりも、4人の演技が秀逸。
さすがだ。
特に、ジョディ・フォスターがハマリ役。金メダルものだ。
クリストフ・ヴァルツのオーラがすごい。この人が目の前にいたらきっと直視できないだろうなあ。やっぱり、イングロリアス・バスターズの存在感には敵わないかもしれないけど。
繰返して見たいと思った映画でした。
映画の舞台はニューヨーク、ブルックリン。しかしながらポランスキーは、アメリカに入ると身柄を拘束されるので撮影はパリで行ったらしい。
ちなみに原題は『CARNAGE』という。意味は「大量殺戮」である。これだけ聞くと、ホラー映画のようだが、実際のところ「修羅場」くらいの意味じゃないだろうか。
邦題は「おとなのけんか」だが、なかなかここまで思いきって言いたいことをぶつけあってけんかをするおとなをあまり見たことが無い。西洋で育ったら違ったかもしれない。私の知る限り、思いのたけを相手にぶちまけ、わめくのは子どもっぽいし行儀が悪いし失礼にあたる、と考えられている。ある程度自分の中で我慢することが必要だ、と。
まあ、だから、日々のストレスがたまるんですけどね。
あー、ねむい。じゃ今日はこの辺で。
明日は休みだ~
Thursday, 2 August 2012
海に行った
肌の話の次は、海です。 月曜に行くはずが、前日の夜が遅かったせいで起きたのが遅く、では明日こそ、という話だったはずが、案の定この日(13日火曜)も男たちは10時ごろ起きてきた。(ちなみに私は毎日6時〜7時には起きています。)諦めそうになっていたので、遅くても行こうと私は言った。と...
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きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
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みてきました。雨だし、平日休みだし、いましかない!と思った。やっと行けた。子の友達がこのまえ見に行ってて、遊びにきたときに感想をどんどんしゃべろうとするので、それを聞くより先に見に行ったほうがいいなと思った。 正直なところ前作のほうが「すげー」だった。が、今回の目標は今までの話...
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7時半ごろ、子といっしょに投票に行ってきた。てくてく歩いて、まあ暑いけど、耐えられる程度。500円渡して、コンビニで何買ってきても良いよというと、486円のフルーツサンドを買ってきた。高い。涼しいベンチで食べて帰ってきた。夏の朝の、ちょうど良い散歩。青空に、筆で書いたような、雲が...