Wednesday, 8 October 2014

英語以外の外国語講座についてある朝思った

ラジオ英会話を毎朝聞いている。
小型のラジオをつけて朝の身支度をするのだがその間に基礎英語3とラジオ英会話を聞く。
基礎英語は、特に聞く気は無いしあまり好きでもない。
そもそもはしゃぎすぎである。
それに講師の発音が悪い。
まあ、この人、私が中3のときも講師やってたんだけど。
あと、設定が不自然すぎる。
アメリカ人とイギリス人とイタリア人が出てくる。
こんなネイティブ英語をしゃべるイタリア人なんてそもそも会ったことないんですけど。

基礎2なんてもっとひどい。
ギャーギャー言ってるだけでポイントが分からない。
それに比べラジオ英会話は自然で、面白い。

で、ここからが本題。
ラジオ英会話が終わると、ドイツ語講座が始まる。
今週からまた新しい講座になった。
聞こえてきたタイトルに鳥肌が立った。

入門編(月~水)
「きっと新しい私に出会える“大人な女”のひとり旅 Mihos Traumreise」
旅先での出会いを通して、新たな未来への扉を開く主人公美穂…。ホームパーティーにレストラン、雑貨屋さんなど、様々なシチュエーションで、すぐに使える初歩のドイツ語を身につけます。
(2012年4月~9月の再放送)

冗談だろう。
なんだこの限定的なタイトルは。
「大人な女の一人旅」なんていうタイトルをつけるとは、一体誰をターゲットにしているのか??
大人じゃない男でしかも1人旅をしない人は?
少なくとも、そういう人にとって「聞いてみようかな」と思える講座ではない。
限定的というかもはや排他的。
しかも2012年の再放送…。

以前から思っていたことだが、英語以外の言語については、ラジオもテレビもかなり手抜きである。
こうやって2,3年前の再放送をドカーンと持ってくることがとても多い。
それにリスナーが最初から少ないと思ってのことだろうけど、テキストなんて「これはページの無駄では」と思えるような適当なつくりの時がよくある。
講座の仕組み自体もあまり工夫されていないと思う。
和訳練習??みたいな時がときどきある。
テレビで、たとえば「イタリアのポップス紹介」にすごい時間が割かれていたりすると、ああほかにネタが無かったのだろうなと思う。
テレビは、ほんとにいろいろ気に入らない。
出てくるタレントのやる気の無さと適当さとチャラさが、んもー、本当に好きじゃない。
いかにも「ふつうの日本人」たちに迎合しているあたりが。
まあ、それはまた別の話か。

だからドイツ語講座でこういうタイトルつけたところであまり注目を浴びたりしないのだろう。
うーん。
こういうのすごく気になっちゃうんだけどね、わたし。
「大人な女」とか言う人は大人じゃないんですよ、そもそも。

で、あと、言いたいのは、英語以外の言語となると、「入門」レベルがあまりにも多すぎる。
ラジオとテレビの講座を見てるといつまで「トイレはどこですか」「奥に行って右です」を繰返すのだろう、とうんざりしてくる。
それ以上のことを話せるようになる人がいる、という前提がそもそも、無い。

テレビラジオに限った話ではない。
本屋に行って、イタリア語の本を買おうとすると、たいてい「入門」ばかりである。
中級以上が、ない。

中国語を話せる友達が以前同じようなことを言っていた。
中国語となると、最近では変わったのかもしれないが。

だから一定レベル以上となると、結局自分で映画見たり新聞読んだりしながら伸ばすしかないんだろうと思う。そもそも外国語学習ってそういうもので、逆に、英語に関して丁寧にレベル分けがされた色々なものが用意されすぎているだけかもしれないけど。

一気にここまで書いたら、仕事に行く時間になりました。
ではまた。

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