Sunday 24 May 2015

誠実さ、堅実さ

ここ数週間色々なことがありすぎてブログが書けなかった。ようやく少し落ち着いてきたので書く。

常に誠実でありたいと思っている。誰から教わったことなのか分らないが、たぶん両親だろうと思う。

「地に足の着いた人間であれ」というのは両親からよく言われたことである。18歳の時に1人で東京に出ていったこともあって、両親のもとを離れてからも常にそう言われてきた。具体的にどういうことなのか、というのは、両親(というよりその一族)を見て育った私には分かる。世間の常識から外れないこととか、浪費をしないとか、そういった、いわゆる堅実さのことを言うと思っている。石橋は、たたいてから渡る。あるいは、たたいても、渡らない。自由には責任が伴う。

そういう教えから外れようとするかのようにこの10年あまりを生きてきた。周りに迷惑をかけることもいとわず、いい加減にふるまってきた。表面的には親の教えに逆らおうとしていた。意識せずとも自分のなかではそこへの葛藤が常にあった。しかし、理論的には分っていても、結局どちらの考えも受け入れられずに過ごしてきた。

今になって考えてみると結局、堅実さは私の芯に根付いている。振り払うことも、変えることも、できない。それは常にあって、私を見張り、見守っている。究極の場面では「地に足の着いた人間」が出現し、助言をする。

勝手気ままに行動しようとしても最終的には動けない。そしてこのことについて、両親に感謝をしている。簡単に身につくことではないから。

誠実でいたいと思っている。どういう場面にあっても、他人を裏切らず、感謝の気持ち忘れずに生きようと思う。

ありがとうとカルボナーラ

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