キーボードのnとbが使えなくなってかれこれ半年。
今日は別のパソコンを持ち出して書いている。
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「マルセイ バターサンド」について。
いつも差し入れにお菓子を持ってきてくれる同僚がいる。それがただのお菓子ではない。治一郎のバウムクーヘンとか、マルセイのバターサンドとか。
マルセイのバターサンド…!!!
先日これが(おそらく)30個入った箱をドーンと持ってきてくれた。週末に北海道に行ったらしく、空港で買った、と。あのレトロな赤いパッケージがまばゆく、目がくらくらするほどだった。
一人二つでも三つでもどうぞ、と言われた。
これおいしいんですよね~と言いながら食べたら
冗談じゃない美味さだった…!!!
久しぶりに食べたのだ。
最後の一個を食べ終わってから数日が経過した。
ネットで「マルセイ…」と検索してはため息をついている。
これはまさに「バターサンド・ロス」である。
六花亭のネットショップだと送料600円くらいらしい。
思い切って買おうかしら、とも思うが、時々「スーパーで見かけた」とか「デパートで北海道フェアやってた」とか聞くので、そういうのを狙うのもありだ。
あー、食べたい食べたい食べたい
…とバターサンドのことを考えながら明治リッチビスケットをかじっている。これはこれでよい。
ところで、「バター」のことを昔は「バタ」と表記(発音)していたと思われるが、そっちのほうが素敵だと思いませんか。
明治大正のハイカラさんが「バタ」を買い求める姿を想像してみてください。やっぱりそこは「バター」ではなくて「バタ」。しかも英語の発音にも「バタ」のほうがだいぶ近い。
イギリスで会ったJennyというスペイン人の女の子が、自分の名前のカタカナ表記を教えてくれというので「ジェニー」と書いてあげたら、最後の棒について説明を求められた。伸ばす音だよというと、「違う、じぇにー、じゃなくて、じぇに、なのに、どうしてその棒が必要なの」と言われたのを思い出す。それはそうだなと思ったのはかれこれ十数年前。
いずれにせよバターサンド食べたい。