Wednesday, 16 November 2016

回復しつつある2ヶ月半

日が短い。4時頃には空がすでに「帰らねば」という色になってくる。まだそれほど寒くはないけど気持ちとしてはだんだん暗くなってくる。やっぱり秋のいちばんいい時期というのはそんなに続かない。9月は夏みたいだし11月は冬みたいだし。10月を故郷で満喫できたのは良かったと思う。

最近本を読んでいない。読みたいと思っていたものも、読みかけていたものもたくさんあったはずなのに、気づいたら放置状態である。すべては出産を境に変わった。本を読まなくなったことなんてほんの一例である。もっといろんなことががらりと変わってしまった。ある意味、あれは衝撃なのだ。

出産から2ヶ月半経って、ようやくまともに歩けるようになってきた。骨盤をはじめあちこち歪みはあるものの、だいぶ身体のぎこちなさはとれてきた気がする。その代わりに子どもが重くなってきたので、手首と肩の痛みが増してきている。

それにしても2ヶ月半経ってようやく「治ってきた」と思うなんて、出産というものはなんという衝撃だろう。友達が「交通事故みたいだよ」と言っていたけど、ここまで来て分かる気がする。全治2か月半なんて相当なケガである。そのくらい身体がボロボロになる。というかボロボロにさせられる。嫌でも。病気ではないとは言え、回復には相当な時間を要する。元気で暮らしているつもりの私でもこれだけの月日がかかっている。

ボロボロというのはどういう感じかと言うと、これがうまく説明できない。ただの疲れとは違う。とにかく、骨を含めた身体の奥底から、きしむような感じがする。体中の筋肉が緩みまくっているので、自分で自分を支えることができない。なにせ、これまでの人生で一度も経験したことない状態だったので、出産前までは「体力はあるほうだし」「まあ大丈夫だろう」くらいに軽く構えていた。誰がどう説得しようが、経験したこと無いのだから甘くみてしまうのは避けられなかったのではないかと思う。だからこれから出産する人にも「大変だよ」と言うことはできても、やっぱり実際に経験してみない限りはほんとうの意味で説得はできないと思う。

回復しつつあるのだが、それでもやはり今までのようには動けない。昨日と今日、自転車に乗ってみたものの、これがとてつもなくぎこちない。スポーツは何一つ再開できていない。ようやく歩けるようになってきたぐらいなのだから、スポーツなんてそんなにガシガシできるわけないのだ。もう少し時間がかかりそうな気がする。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...