ブログを書く時はたいてい文章を書いてから最後にタイトルをつける。ところがきょうは逆です。もめんやまきのの実力。この一文が先にうかんでいた。これについて書くぞ、と思って、はい、今から書きます。
きょうは午前で仕事を終わらせ、4月からの認可保育園のためのシーツのための布のための…布、を買いに行った。いや正直なところ本当に見つかる自信はなかった。下北沢のユザワヤは小さくてあまり生地の種類がないということはわかっていた。だから明日、吉祥寺のユザワヤで最終的には見つけるつもりでいた。というわけで今いちど、一応、下北のユザワヤに行ったがやはりピンとくるものはなく。まあいっかと思いながらエスカレーターを降り、5階のダイソーと3階と2階のユニクロを見学して帰る。
そしてまだ時間があったので北口の生地屋さんまで行くことにした。これが「もめんやまきの」である。どこでも見たことないような生地を売っていたりすることがある。個人的にはユザワヤのようなどうせ潰れたりすることはなさそうな店よりも小さい店を応援したくなるのでちょっとした手芸用品(糸など)でも、こういうところで買ったりする。
そしてきょう、運命の生地(とまで言うと大げさかもしれないが)に出会ったのである。めちゃくちゃかわいい。車がかなり大きな柄で使われているが、子供向けというより大人向けである。かわいいと同時にかなりクールである。これでカーテンとかクッションカバーとか作りたい感じ。
私の前にいたアメリカ人(ぽい)カップルが大量に布を購入していたのでかなり待った。それから保育園のシーツの話をしたら、店員さんはものすごく詳しく作り方を説明してくれた。小さい紙を、布に見立てて、ここをこうやって切る、という具合に。そしてどの生地だとどういう利点があるかという話もしてくれた。そもそもミニふとんカバーがすでに作成、展示されていた。
そして私の選んだ生地について「これね」と話し始める。なんと20年以上前の代物らしい。もはや日本中探しても残ってないかもしれない、とのこと。おおおユザワヤにあるわけないよね。「あれこんなのがこんなところに」と思って、店に出してきたばかりだそうだ。「ウッドストック」と言っていたけどそれって何だろう。聞けなかった。40~50歳の男性店員だが、とにかく詳しい。作り方も、生地の種類もものすごくよくわかっている。これぞ布屋さんである。もめんやさんである。
たぶんここにはお得意様がたくさんいるんだろう、と思いながら「もめんやまきの」と検索してみるとなんと昭和29年からずっとある店だという。うおおおお。こういうの大事にせないかんやん。下北はどんどん変わっていって、小さな店がどんどん立ち退いて「クリーン」な感じになってきたけど、このごちゃごちゃ感、失うまじ。なんとしてでも残ってもらわねば。ますます「贔屓にしよう」と思ったのでした。
Thursday, 15 March 2018
3年生になって、相談室メモ
3年生になった我が子。新年度に切り替わったとたん、とても調子がいい。授業中も、座っているらしい。これは驚くべきこと。悪ノリする仲間たちとはクラス替えで別のクラスになり、とても良いスタートがきれている。 2年の後半、授業中に使ってよかったタブレットも、使わなくなったどころか、今と...
-
きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
-
数ヶ月間のなぞがやっと判明した。 cul-de-sac だったのだ。 ******************* 「行き止まり」とか「袋小路」とかいう意味の「コーデサック」か「コーダセク」というような単語がある、ということは知っていた。 ただ、音で聞いたことしかなくて、読...
-
無類のスーパーマーケット好きである。用がないと行かない、というのが望ましいのだろうが用がなくても行ってしまう。日本に住んでいて、ほぼ毎日行く場所だと思う。もっとも落ち着く場所、と言える。 そんな私が海外に行って、スーパーを避けて通れるわけがない。いつまでもいられると思うくらい、興...