Sunday 4 March 2018

いっさいはん

「いっさいはん」という本がある。かわいいイラスト入りで、子育てをした人は特に「ああ、あるある」と笑える本。我が子もついにその「いっさいはん」になったが、もはや笑える状況にない。「この時期は自我の芽生えが〜」とはよく言うものの自己主張の激しさにとことん参っている。少しでも自分の思い通りにいかないとここぞとばかりに泣き出す。たとえば:
・扉を開けようとして「ダメ」と言われて閉じられる
・食べようと思ったものが熱くて食べられない
・寝たくないのに寝る部屋に連れていかれる
など。

まあそれで泣くことはもちろん今までもあったのだが泣き方が尋常じゃない。声の大きさにしてもねばり方にしても。だいたい今までは諦めるかほかの興味深いことを見つけて泣き止んでいたが、最近は10分でも20分でもその場から動かず大声で泣き続ける。こちらが無視して洗濯物を片付けたり食器を洗ったりしていても、こっちに来ることはない。いつまでも(例えば玄関に)立ったまま泣き続ける。さすがに参って「こっちおいで」と言いに行っても動かない。そして突っ伏して泣く。「orz」の図そのままである。「う〜う〜」とまるで絶望の淵に立たされたかのような泣き方をする。これをもし公衆の場でされたらたまったもんじゃないなと思う。無理やりその場を動かそうとすると、全身で私を拒否する。ここまで大きくなると本当に力が強いのでもはや敵わない。全身のバネを使って私の手を逃れようとする。(なので時々ほんとうに危ない。)どうしようもなくてこちらも絶望的になる。

ハッと気づいた。もしかしてこれがイヤイヤ期ってやつか。2歳ごろとかなんとなく聞いたことあったからきっとまだまだと思っていたけどたぶんこれは突入しているのだ。2歳ごろてことは1歳半も含まれるかもしれない。区の施設にいる保育士さんに「しばらくママにとっても大変な時期が続きますけどね〜」と言われた。子育て本などを参照にしなきゃいけない時期が来るのかもしれない。今までまともに読んだことはなかったけど。だけどきっとどの本にも「ないものはない」「ダメなものはダメ」でいこう、ということが書いてあるのではないかと思う。つまり親の信念を曲げないようにしましょう、的なことが。

ついでに昨日(3/2と3/3)のことをメモ。

3/2
3時ごろ職場に電話があり「38度熱があるので迎えに来てください」とのこと。行ってみると意外と元気で、その後もずっと36度代。お風呂には入れずに6時すぎには寝せた。

3/3
いつもよりちょっと遅めに起きた。7時過ぎだったと思う。すこぶる元気なようだが一応小児科へ。ほかの要件もあったので。それからいつもの子育て支援施設へ行き、ピッツァを食べに行った。12時半ごろ昼寝をするかと思ったがしない。珍しい。たぶんほんの少しだけ寝たんだと思う。それでスッキリしちゃってそのあとまったく寝ようとしない。それから案の定夕方6時ごろには眠そうになったので7時前に寝せた。

そのあとのこと。8時半ごろだったか一人で部屋でパソコンをしていると「バン」とドアの音がした。一体何が起きたのだろう、外から誰か入って来たのかと思ってビビっていると、たたたたと足音がして無言でこどもがやって来た。少しも泣かない。無言。怖いくらいだった。もんのすごいびっくりした。だって今までこんなことなかったから。無言でここまで移動してくるなんて。それからあと、どうやら暗がりが怖いのか、布団に戻りたがらない。それどころか洗面所に立ってずっと一点を指差している。一体この人には何が見えているのか?何か取ってほしいのかと聞いてはみたがよくわからない。部屋に戻そうとすると大泣きして逃げ出す。仕方がないので洗面所で抱っこしたまま寝せることに。そこから移動すると目を覚まし、怯えたような目で泣き、また部屋を飛び出す。最終的には部屋の電気をつけたまま寝せた。

やれやれなのである。この土日、げっそり疲れた。毎週まいしゅう「こんなに大変だっけ」と思っている気がする。保育園すごい。ほんとうにすごい。あしたはいよいよ保育園…。ああありがたい。さて寝よう。

ありがとうとカルボナーラ

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