火曜。仕事を休んで子の運動会へ。天気がよくて何よりだった。開会式から見に行った。学年ごとのダンスは毎年ながら見応えがあり、とにかく先生たちの苦労を思い知る。これだけやるの大変だっただろうなと思う。今年は正面から見た。昔から、子供たちが何かを一生懸命にとりくんでいる(しかも集団で、決められた通りに)という姿に弱くて、まだ始まってもいないのに、立っているのをみるだけで涙が出てきた。どの学年もすごかったけど、5年生と6年生を見ていると特に、この微妙な、貴重な時期を過ごしているんだなと思うともう泣けて泣けて仕方なかった。自分のころを思い出したり、人の成長ってすごいなと感動したりで、心のふるえが止まらなかった。一年生から6年生まで並んでいる姿をみると、いやはや小学校ほど大事な時期があるだろうか、と思ってしまう。一生覚えているし、人としての基礎を作る時期で、こんな貴重でかけがえのない時期は、もう戻ってこないのだ。1日1日が、この人たちにとってはもうグサグサと刺さる、おおごとなのである。
我が息子はというと、全体と同じ動きができていたというだけでもホッとした。いままでの素行からすると、途中で逃げ出してもおかしくなかったが、無事に成長して、集団に馴染んでいた。なによりである。ぎこちないことこの上なかったが、なんとか活動を終了した。
先生から2週間前に電話がきた。踊りを家で練習するようにという内容だった。そのときに言われた「この運動会を、成功体験にさせてあげたいので…」という言葉がこの2週間わたしのこころにはよく残っていた。これをやりとげることで自信がつき、またぐんと伸びる。
立っている姿を見ながら、顔つきの違いが見てとれた。本当に成長したと思う。1人だけを単独でみると、まだまだぽちゃぽちゃしてかわいいのだが、全体からみると、もうすっかり少年なのである。
息子にせがまれてレゴの作品紹介。
まずジェットスキー。飛びそうなのではなくて浮かびそうな感じ、と言いながら作っていた。途中で「ジェットスキーってどんな感じ」ときいてきたのでインターネットで画像を検索してあげた。なるほど、といいながらハンドルをつけていた。
人を乗せるとこんなかんじ。
続いてロボット。中で人が操縦できるようになっている。ガンダムにしろエヴァンゲリオンにしろ、人が中に入って操縦する、人よりも大きなロボットというのはいつの時代も存在している。ロマンがあるんだろうと思う。
入っているのは「まま」だそうです。かわいいフィギュアにしてくれたんだろうね?と言ったら、本当にかわいいのが入っていた。さ、きょうもがんばりましょう。