10月よありがとう
10月よ きみはうつくしかった
10月それは1年でいちばん素敵なとき
来年また会うそのときまで
10月よさようなら
10月最後の空は、寂しげで、きれいでした。変わっていく色を眺めながら10月にあいさつ。毎晩、子になにかしらの本を読んでいる。自分の楽しみでもある。きのう、子が「まま、さいごの日が近づいているかもね」と言った。なにかと思ったら、一緒に本を読む習慣もだんだん終わりつつあるのでは、ということだった。「最近、読むのがだんだん少なくなっているから」と。意図的に減らしているわけでもないけど、自然と短くなってきているのは事実だった。いつかこういう日が来るのだろうと思っていたけど、なんとなく認めたくなくて、ずっといっしょに読めるような感じがしていた。猛烈に寂しかったけど、「そうかもしれない」と答えた。
