Friday 13 March 2009

3月について/悪役を応援する

なかなか暖かくならない。まだまだ冬の気温である。3月も半分が終ろうとしているのに。3月の雰囲気はいいなあ、と思う。みんな1年間お疲れ様、という雰囲気が、職場や学校といった場所で漂っている。新しい旅立ちや別れがある。
何をするにも、ちょうどいい「切り替え」の季節である。
花が咲いて、
空気が暖かくなり、
空が明るくなってくる。

最近また新しく色々なことを考えている。計画と呼ぶには、まだ、ぼんやりしすぎているが、ちょっと切り替えた感がある。気持ちが良い。

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先日、007の最新作を見に行った。やっぱり面白かった。しかしながら、物足りない感じもした。この前、映画館で見た作品が「ベンジャミン・バトン」だったわけだが、それは3時間もあった。それに比べて007は2時間未満だったので、物足りない感じがしたのだと思う。

ドミニク・グリーン役を見て「どこかでこの人見たことあるような」と思ったら、この俳優(マチュー・アルマリック)は、以前別の映画で何度か見たことがあった。一番印象的だった映画が「そして僕は恋をする」だった。どういう作品かというと、3人の女性の間で、1人の男が、恋をして、迷って、別れて、という、とくに事件らしき事件も起こらない状態が、パリを舞台に、3時間淡々と映し出される、という、極めてフランス的な映画である。途中、早送りして見ても特に影響は無い。ただ、3時間にわたって「モテモテやなこいつ~」と思いながら同じ俳優の顔を眺めつづけると、嫌でも記憶にインプットされてしまうものなのだ。(特に私は、人の顔や服装を比較的よく覚える。視覚的な情報が、人一倍蓄積されやすい構造であると思う)ちなみに、典型的なフランス人の顔だ。

その人が、あの007に出演している。びっくりした。
それにしても。
こんなにセクシーな悪役がかつてあっただろうか。思わず悪役を応援したくなるくらいだった。まず、後姿が違う。チャラい服装をしているのに、さまになっている。なのに、子どもっぽい目が、いい。

まだ見てない人がいるだろうから、内容は話さないでおこう。

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さて、お風呂に入ろう。

ありがとうとカルボナーラ

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