Wednesday 25 March 2009

Being Indifferent

こんなタイミングでこんなことを書くのもやや憚られるが、どうやら私はWBCに興味が無い(らしい)。しばらく前から周りが一体何に騒いでいるのか、気付きさえしなかった。ニュースは毎日見るので、ああ野球か、と悟りはしたものの、日本はどこと対戦するのかよく分かっていなかった。昨日、試合が始まる前までの時点で何が行われることになっているのかも知らなかった。韓国とやるらしい、と、どこかで聞いたかもしれないけどあまり頭に残っていなかった。職場で大騒ぎして、テレビをつけてみんな何かを見始めたのだが、遠くから画面を見て「ああ、春のセンバツか~」と思った。上司が、熱心に見ていたので「きっと郷里の高校が出場しているのだろう」と思っていた。周りが「仕事が手につかない」と言っていた。本当に大騒ぎになってきたので、近くの同僚に「何の騒ぎですか」と聞いたら「韓国戦ですよ」と言った。そこでやっとWBCであることに気付いた。いつの間にかイチローが打って、歓声が上がった。「いやー、さすがですね」と、私は画面を見てもいないくせに、コメントをした。でも本当に「さすが」だとは思ったよ。

興味を持ちたくないわけでもないし、日本が嫌いなわけでもない。野球を蔑んでいるわけでもないし、むしろ楽しいスポーツだと思う。しかしながら、今回に関して言えば興味が湧かなかった。タイミングを逃したのだろうと思う。少しでも試合を見ていれば、ある程度は熱中しただろうと思う。

ちなみに、「侍JAPAN」という言葉を、ついさっきまで、サッカーの日本代表メンバーを指すものだと思っていた。そうじゃなかったっけ?間違ってる…のか…

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「いろいろなことに対して関心が無さそうに見える」

と言われたことがある。ややショックだったが、否めない事実かもしれない、とそのとき気付いた。好奇心も探究心も、比較的あるほうだと思う。しかしながらその幅、あるいはジャンルがとても限定されている気がする。

例えば、(ここで告白するが)政治が苦手だ。分からないというより分かろうとしていないのだと思う。一応頭に入れたつもりの情報でも、ちっとも蓄積されない。大人としてこれは情けないと思うし、問題意識もなくのほほんと生きている証拠だろう、と自分でも認識している。新聞や本を読んでみる。それでも克服されないのは、結局、性格上の欠陥に等しいのかもしれない。そもそも興味って、頑張って持てるようになるものではない。

だから本当に選挙に行く気がしない。しばらく行っていない。あの候補者の中で誰を選ぶかって選択肢はそもそも狭いし、誰が何をしてくれるのか、みんな同じようなことばかり言っていて信憑性も無い。私もいわゆる「いまどきの若いモン」なんだろうな。だけど、興味が持てないのは、事実なのだ。

ありがとうとカルボナーラ

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