Friday 20 March 2009

モデルにスカウトされる

最近立て続けに2度、モデルにスカウトされた。前回は新宿だったが、今回は表参道。雑誌だけじゃなくて東京ガールズコレクションにも出られますと言っていた。どちらも断ったが、スカウトマンの目に留められるという気分は、まんざらでもない。逆に言えば、目に留められなかったとしたらそれはちょっと、寂しい。歩いていても特に声をかけられない、としたら、女性として何かが足りないとさえ思うかもしれない。

ただ、褒められると調子に乗ってしまう。これぞ人間の心理だ、と思う。歯並びが綺麗とかオーラが違うとか言われるとなおさら関心がわいてくる。道端のスカウトなんて信頼できないと分かっていても、である。私に限ったことではないと信じたい。が、なにせ私は、結構影響を受けやすいタイプだ。すぐに感化される。行動力はあるが、その原動力となるものは、実は感化されやすさにある、とも考えられる。宗教なんて簡単にはまってしまうのでは、という危惧もある。振り込め詐欺なんて今は笑っているけどいつか本当にひっかかってしまうのではないか。そのあたりは母親ゆずりなのかもしれない。認めたくないけど。

そのため、手脚が長いね、と言われると本当に長いような気がしてくる。根っからのナルシストである上に、すぐに調子に乗る。「私も捨てたもんじゃないわ」とすぐに思い込むので、簡単に幸せになれる。なんてハッピーなやつだ。

ところでスカウトマンは重要なポイントである。せめて「話を聞いてあげようかな」と思わせるような容姿をしているべきだし、洗練された話し方をするべきだ。今までも何度かモデルにと声をかけられたことがあったが、本当にファッション関係の仕事をしているのか、と疑わしくなるようなおじさんもいた。

今日の人も、それに近かった。必死な様子で説明をしてくるあたり、「ああ、大した会社じゃないんだなきっと」と思わせた。

話は変わって。

時々、「このまま家に帰るのはなんだか勿体無い」気がするときがある。
晴れた空を見上げると、直感的に、何か面白いことが起こる予感や、誰かと新しく出会いそうな予感がする。毎日じゃなくて、時々だけど、そういう時がある。
そういうときはとりあえず街を歩く。そうするとだいたいその予感って当たるんですね。
だいぶ昔の友人とばったり出くわしたり、
靴屋の店員と友達になったり、
すれ違った人と恋に落ちたり、
今日みたいにモデルにスカウトされたり。

また空想の世界に生きているなこいつは、とお思いの方もおられるでしょう。でもね、冗談じゃなくて、本当にそうなんですよ。これだけ多くの人たちが息づいている、これだけ巨大な都市で、何かが起きない訳が無い。百発百中とはいかずとも、何かが起きる。少なくとも、1人で部屋にいたらきっと出会わなかったであろう出来事が。そういうのって素敵だと思いませんか。fact is stranger than fiction

電車に乗っている時点では、まっすぐ家に帰るつもりでいても、ふと気付くと途中下車している―しょっちゅう、そういうことがある。
そろそろ花粉の季節も終ることだし、天気も良くなってくることだし、ハイヒールはいて、サングラスをかけて、街に出かけましょう!春だー!

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...