Saturday 14 May 2011

美容整形について考える土曜日

今日、DAYSという雑誌に、韓国人女性の整形について数ページ分掲載されていた。
整形をする人が多いとは耳にしていたものの、雑誌によれば実に46%の女性が整形しているらしい。
それが「韓国国内」だったか「ソウル市内」だったか覚はっきりえていないが、どちらにしろすごい数字だと思う。

そこに載っていた女性は21歳の大学生。
美容整形の会社が開催するコンテストに参加すれば無料で整形手術を受けることができる。
参加資格を得たのは5人。
彼女はあごを整形した。

ちなみにこのDAYSというのは写真がたくさん載った雑誌である。
手術をする様子も載っていた。涙を流す姿を見て痛そうだと思った。
が、麻酔が効いているはずなので痛くて流した涙ではないのかもしれない。
手術は6時間かかったと書いてあった。


数時間後、パソコンの電源を入れてみたら2ちゃんねるのまとめサイトでAKB48のメンバーである板野友美の整形について書かれていた。

見るたびに(そして見れば見るほど)不自然な顔をしている、と思ってはいたのだがどうやら整形らしい。
ネットはいくらでも騒ぐからなあ、と思っていたら、AKBが始まったころの写真を見てびっくりした。

当時からまったくといっていいほどAKBには興味が無く、気に留めたこともなかった。
板野という名前を知ったのもここ1年くらいのことである。

だが何年も前から彼女を見ていた人たちも多くいるわけだ。これは驚くしかない。
途中で人が入れ替わっている可能性もある。
どうせなら整形してから出てくればよかったろうに。

板野さんはこれで今満足しているのだろうか。
まだ19歳らしい。
そんなにお金をかけてでも手に入れたかった名声とは。
まあ、事実、整形以前の状態だったら今ほど売れることはなかったはずだ。
これはこれでよいのだろう。よくやりますなぁ。

美人になれば名声を手に入れられるわけだ。
名声があると何か良いことがあるのだろうか。
お金を稼ぐことで、あるいは社会的に大成功することで、例えば何を得られるのだろうか。
得たとしても、お金は一時的だ。

フツーの人生も、よいものですよ。
掃除洗濯して、ご飯作って、友達と会ったりするの。
公園に行ったり、おうちでごろご~ろして、雑誌ぱらぱらめくったりするの。

周りに負けじと「自分を成長」させるのも、まあ、けっこうなことだが、それって疲れそうだなと思う。
私はすんごい高額の収入が無くても、結構幸せに暮らせる。
格差社会はダメって言われるけど、人と比べなければいいのではないだろうか。

モノとお金のことしか考えられない人間は寂しく、つまらない。
最終的にそういう人が追求するものは何か。明らかである。「自己の利益」だ。
そうすると、家族や配偶者、子供をもつ必要性もなくなる。
それぞれがそれぞれの世帯を持ち、それぞれにつぶしあい、競争しながら生きていく。
おたがいのコミュニケーションも必要なくなる。

ま、今の日本がちょうどそういう状況なんだろうけど。



話を元に戻す。

整形は怖い。ありのままにいこう。
「私も整形したらアイドルになれるかも」「美人になったらお金たくさんもらえるかも」なんてことを10代の少女が考える必要のないような世の中を作っていきたいものだ。
ありのままの自分に、満足できるようであってほしい。
外見よりも中身を磨くことに熱をあげてほしい。

ありがとうとカルボナーラ

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