Sunday 2 October 2011

とみんの日の、嬉しい出来事

今日は都民の日だった。
今日はプールが無料で開放される。
というわけで行ってみた。
結局のところ、お金を払おうが払うまいが、休みの日は行くのだが。

無料のせいか、なんだか変な人が多かった。

後ろから追っかけるように泳いでくる男とか、話しかけてくる男とか、水着をギリギリのところまで下げた男とか。(明らかに、意識的に水着を下げ、見せようとしていた。)

ほとんど変質者だなこれは、と思いながら、近寄らないように別のレーンで泳いだ。

ものすごい変な泳ぎ方をする男もいた。
泳ぐのが上手な人だけがプールに入って良い、という決まりがあるわけでもないのでこればかりは文句が言えないが、ほとんど狂ったような泳ぎ方をするのでさすがに変と思わずにはいられなかった。

これだけ変な人たちに水着姿という無防備な状態で、しかも同じ水中で囲まれていると、さすがに不快感がある。普段は全然こんなことないのに。

結局、はやめにプールを出た。

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受付をしている女の子は、とても笑顔が素敵で、元気が良い。
気持ちよく挨拶をしてくれるので、彼女がいるときは気分よく入れる。

10月のスケジュール表をもらうついでに、「無料公開日のせいか、変な人多いですよね」と言ってみたら、「そうかもしれません」と、彼女は答えた。

それから、ぺらぺらしゃべりはじめた。
時々プールに来る「変な人」たちについて教えてくれた。

そして

「ずっと前から聞きたいと思ってたんですけど」

と言うので何かと身構えたら

「おねえさん、スタイルいいですよね」


・:*:.。.:*:・'゜:*:・'(照´∀`)ゞ・:*:.。.:*:・'



「いやいやいやいやいや、そんなこと無いっスよ!(//▽//)」
と否定してみせたが、実は天にも昇るほど嬉しかった。

なにか特別にやっているのか、というのが「ききたかったこと」らしい。
ずばり、
「このプールのおかげですよ」と答えた。


そのほかにもいろいろ話してくれた。

ずっと受付にいるのがいかに退屈か。
雑誌を持ってきてもすぐに読み終わってしまうこと。
じっと見つめてくるおじさんの対応に困ること。
今は学生なので休みの日にここに来るということ。




なるほど、学生か。
社会人、あるいは「おとな」特有の、「曇り」が感じられない。
世の中には同じ学生アルバイトでも、マニュアルどおりにしかしゃべることのできない、表情の消えた人もいる。

しかしこの子はまったく違うのだ。
学生だからストレスが少ない、というのもあるかもしれない。
だけど、学生か社会人か、という以前に、彼女自身が「曇ってない」。

基本的に人としゃべることが好きなのだろう。
そしてきっと身体を動かしているのだろう。
そのくらいの予想はつく。
表情がコロコロ変わる。
目がきらきらしている。


どんな家族のもとで育ったのだろうか。
(職業柄、なのかもしれないが)そこまで考えてしまった。



こういう子が、たとえば就職して、ストレス溜め込んだり、変な上司にこき使われたりしないといいなあと、帰り道、自転車をこぎながら思った。
この笑顔をつぶしてはいけない。

企業で働いたことは無いけど、カウンセラーとか、生き方の相談役とか、悩める人を助けられるような仕事があったら、それはとてもやりがいがあるだろうと思った。


あ、こんなに受付の女の子を褒めるのは、別に自分が褒められたから、という訳では無いですよ!念のため言っておきますけど!

でもやっぱり、良いと思ったことを直接声にして本人に伝えるだけで、こんなにも相手を気分良くさせる!今日あらためて実感した。
褒められると、背筋が「しゃん」となりますね。
すぐにでも、実生活で、仕事で、生かそう!

ありがとうとカルボナーラ

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