Wednesday 14 March 2012

村上エッセイ

念願の、村上春樹の「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」を読んでいる。
読もうと思えばあっという間に、2時間もかからずに読み終えるのだろうが、何せ、村上さんのエッセイである。読むのが惜しい。
だから毎日寝る前の楽しみにして読んでいる。
と言っても、3日経ったらもうほとんど読むところがなくなってしまったのだが。

最初のページから順番に読むと、「ああ、残りはあとこれだけか」と、読むたびに残りのページを見て嘆くことになってしまうので、適当に開いたページから読むことにしている。
1エッセイあたり3ページくらいなので、そういうことが可能なのである。

an・anに連載されていたものが集められた本なので読んだことのあるエッセイもいくつかあった。
ちなみに、アンアンは買ったことないけど。図書館で読んだり、本屋で立ち読みしたりしただけ。

村上さん曰く、小説家の書くエッセイというのは、「ビール屋が作る烏龍茶みたいなもの」らしい。
この人はどれだけメタファーがうまいのだろう。
「ビール屋が作る烏龍茶」に限ったことではない。
「どストライク」なメタファーを用いることにおいて村上さんの右に出る作家を知らない。

村上春樹の次回作が出るまでにあとどれくらい待てばいいかなあ。
この人にはずっと本を書き続けてもらいたい。命ある限り…!

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ところで、寒いです。
もう嫌です。しかも花粉で肌が荒れる。
さらに最近なんだか寝不足。
ああもう嫌。

ありがとうとカルボナーラ

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