学校名の入った水泳のバッグを持ってジャージを着ている。
永作博美のポスターを見て;
A:「ねえ、あれ、四十何歳なんだって。」
B:「まじ、おい、お前調べろよ」
C:「永作博美…43」
B:「まじかよー 43」
C:「シワぜんぜん無いじゃん」
A:「そりゃ写真だからだろ。加工できるんだよ」
C:「そっか」
B:「おれもあんなオカンがよかったなー」
A:「○○のオカンやばいらしいぜ。めっちゃきれいらしい」
B:「まじかー。お前んとこは」
C:「え?うーん」
(そのあと、電車の音で聞こえなくなる)
B:「お父さんは」
C:「お父さん定年退職。定年退職組」
A:「(笑いながら)まじかー」
健康的で、平和な会話でした。
永作博美って最近になって以前よりもっと名前を聞くようになってきたので、10代の子でも知ってるらしい。
やっぱり人間は年をとったほうが魅力が増す。
「日本には、女の子とおばちゃんしかいない」というのが、ちょうどそのとき読んでいた本に書いてあった。
つまり自立した、大人の女性と呼べる人が少ないということ。
永作博美は「女の子」とも「おばさん」ともつかない、というところでしょうか。