Monday 3 February 2014

『FLYING BODIES』をみて思ったこと

今日は、朝から仕事に行ってもとくにやることが無いので午前中休みを取ることにした。たまにはゆっくりしていい。とにかく天気がよい。朝から薬局と銀行とスーパーに行ってきた。パン屋さんで焼きたてのパンを買った。

昨日見た映画について。

『FLYING BODIES』
青森大学男子新体操部のドキュメンタリ。
正直なところあまり期待はしていなかったのだが、とても面白かったし、ためになった。東京公演をするにあたりスパイダーマンの振付師(アメリカ人)が大学にやってきて指導をする。

コミカルな動きをさせたり、ダンスさせたりして、学生たちをたくさん笑わせる。
そうしていくうちに、のびのびとしたパフォーマンスができるようになってくるのだ。

厳しいだけでは能力は伸びないし、表現力も創造性も開花しない。
特に体操に限ったことではない。
「生きる」にあたり大きなヒントを得たような気がした。

体操はもちろん、スポーツ、教育、音楽、舞台演出、音楽、振付…などなどに興味のある/携わる人たちには特におすすめの映画。

後半はパフォーマンスが続くんだけど、これがまた鳥肌ものである。
人間の身体がここまでの美をつくりだすとは。
身体能力の限界って、無いのだろうか。

それにしても部員たちの笑顔の、美しいこと。
短髪の青年たちは、もう、「さわやか」という言葉そのものを体現している。
やっぱり若い男の子はこれくらい運動してほしいものだ。

自分が10代のころは、運動するかしないかは別に大したことじゃないと思っていたしそれほどの違いをもたらすとも考えていなかった。(だから運動部には入りたくなかった。)

けど、この人たちを見てると、うーん、やっぱり違う。血の流れ方が違う。同じ生物としての、神経のあり方というか、芯に通っているものが違う。
声の出し方から、表情筋の使い方まで、まったく身体を動かさない人と比べると、彼らのほうが断然魅力的なのである。

こういうことに気づくのってだいぶ時間が経ってからなんだなあ。
だから、小さい頃にやる部活動という場では、怒鳴り声と厳しさだけをもって「やらせる」のではだめなのだ。
そんなのじゃ、やめたくなっちゃう子もいるに決まってるから。
もっと自分で考えさせて、もっと楽しませる場だったとしたら、私だって楽しくスポーツをやれたかもしれない。

ありがとうとカルボナーラ

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