Sunday 8 February 2015

土曜の午後、センター街にて

そうだ、昨日あった嬉しいできごとについて書いておかないと。

昨日の午後、渋谷にいた。相変わらずの人の多さである。
センター街を歩いていたら後ろから駆けてくる女性が一人。
長い髪。切りそろえられた前髪。
大学生ぐらいだろうか。若い。

こっちに来るなあと思ったら本当に私のところに来た。
「あの、すみません。」

スカウトで声をかけるにしては頼りなさげだ。
それに通常スカウトは男性ばかりのはず。

「これ、ピアス、落ちました。たぶん。」

と言って、なんと私がつけていたピアスの片方を届けてくれた。
ハッとして耳に手をあてると、確かに片方ついていない。
しかも、特に気に入っているピアスだった。

驚いたと同時に感動して「わー、ありがとうございます」とお礼を言った。
その子はすぐに去って行った。
名前も聞けなかったし顔さえよく見れなかったけど、土曜に渋谷にいそうなタイプの子だった。

土曜午後の、センター街のど真ん中でピアスを無くして、気づいたとしても探し出せる訳がない。
いい人がいるなあ、世の中捨てたもんじゃないなあと、ほとほと感心したのでした。

ありがとうとカルボナーラ

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