Saturday, 28 February 2015

チェロキー

ミシェル・ペトルチアニの『ミシェル・ペトルチアニ』を聴いている。ずいぶん久しぶりだ。何年も聴いていなかった。
6番目の曲が聞こえてきたときに、頭のてっぺんから、身体が崩れていくような感じがした。
「ああ、これは」と思った。チェロキー。
この曲を聞くと連想する色がある。赤のような、オレンジ色。しかし暗めのオレンジ色。フィレンツェの街灯の色。ワインに反射する光。ミシェル・ペトルチアニを知ったきっかけになった人のことを思い出した。あの時、いいジャズと、いいワインがあれば、人生たいていのことはうまく行く気がしたし、怖いものは無いと思った。世界は自分のもの、とさえ思った。将来のことも過去のことも考えなかった。今がすべてだった。道を歩けば誰もに愛されて、誰もを愛せる気がした。

最近、いろいろなものを少しずつ取り戻しつつある。映画と、音楽。血液がようやく巡り始めた。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...