Monday 2 March 2015

雨のなか『シェルブールの雨傘』

3月になった。昨日、1日日曜はしっかり雨が降った。一日中。久しぶりにバーガーキングでアボカドワッパーを買った。持ち帰って家で食べることにした。こんなに雨が降っていることだし、『シェルブールの雨傘』を見ることにした。見たことあったような気もしていたが、気のせいだった。

冗談じゃなく、全部歌で構成されている。すべてのセリフが歌。
ストーリーはとてもシンプルで、2年間兵役に出た男を女は待つのだがその間に女は別の男と結婚してしまう、という残念な話。号泣モノとか聞いたけど、まあ、まったく泣くことはなかった。
最近『終電車』『昼顔』と、カトリーヌ・ドヌーヴを続けて見ている。頭の形から、下まつげの角度、ふくらはぎの細さまでもうこの人はとにかく完璧である。こんなにきれいな人間がかつていただろうか、とさえ思ってしまう。よく言う「フランス人形」のイメージはちょうど彼女のような感じだったのだろうと思う。

で、中でもシェルブールの雨傘は「かわいい」を詰め込みまくった映画である。壁紙の色、ブロンドの巻き毛、ワンピースの形、もうすべてが、女の子が物心ついたときから夢見る「かわいい」。

『ロシュフォールの恋人たち』もこれと似たようなかわいさがあるんだけど、そもそもストーリーが全然違う。したがって、音楽も全然違う。私はロシュフォール…のほうが好きだと思った。

ただ、激しく降る雨の音を聞きながらこれを見たのはまあ正解だったかなと思う。

夜は友達の誕生日パーティに行った。知り合って10年以上になる。去年のパーティも確か雨が降っていたなあ。

ありがとうとカルボナーラ

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