Thursday, 14 July 2016

カメラの買い替え

新しいカメラが欲しいのだけれど、買い控えている。いや、欲しいのが「入荷は2ヶ月先」という状態なのでそもそも買おうにも買えないのだが、その状態でむしろちょうどいい、または有り難いのかもしれない。

というのもカメラなんて、ていうかああいうガジェットって、放っておくとあっという間に次々に新しいの(しかも高性能)が発売されて、あのときあの値段で買ったのは一体何だったの、みたいな虚しさを味わうことになる。これが洋服なんかだとそれほどのむなしさは無いのだが、カメラだと明らかに性能が上がるので、より「えっ」みたいな感じになる。

例えば私がかれこれ12年前に7万か8万出して買った立派な一眼レフ。今となっては同じ性能のものでもっと軽いものがさらに安く買える。その古い一眼レフは、レンズも本体もそろって壊れてしまったので修理に出そうと思ったら3.5万くらいかかると言われてしまい、修理は諦めた。まだ手元に持ってはいるものの、たぶん修理してもまた壊れるし、重すぎて使わない。

私が欲しいと思っているカメラは、2ヶ月先に入荷したときにはきっと値段も下がっているだろうと期待している。

ちなみに私はプロでもなんでも無いが、カメラはある程度「いじれる」ほうが好きだ。最近の「ミラーレス一眼」などを見ていると、ほとんど操作せずに良い写真が撮れます、というのが売りになっているようだが、それじゃ一眼の意味ないなあと思わざるを得ない。設定もほとんどする必要が無く、すべて自動で撮る。ましてやスクリーンにタッチして撮るなんて、それだったらスマホでいいんじゃないか。例の、12年前に買った一眼レフのおかげでだいぶ色々なことを学んだので、例えば「絞り」のダイヤルがくっついているほうが好きだ。

Slaughterhouse-Five 読み終わった

 今朝、カート・ヴォネガットの"Slaughterhouse-Five"を読んでしまった。買ったのは2年前で、当時、読もうと試みても全然頭に入ってこなかったので放置していたものだった。しかし今回はスッと入っていけた。初めて読む作家はその書き方に慣れるまでの時間...