数週間前の土日、ヨドバシカメラのミシン売り場に行ってみたところ、思ったよりも種類は少なかった。本当に「代表例」みたいなのしか置いていなかった。それでもいろいろ例がありすぎて分からなかったので聞いてみたら最近の主流は「コンピュータミシン」だそうだ。そんなの聞いたこともなかった。
小学校5,6年で習ったようなミシンは無い。驚いたのは、最近のミシンは下糸も出さなくていいし、上糸を針に通すのも自動で行ってくれるらしい。信じられない…。これらの作業がいかに煩雑であったことか。
話だけ聞いてその日は何も買わずに帰った。それでも明らかになったのは、昔から「それほど」種類は増えてはいない、ということ。基本的な部分は変えようが無いのだろう。つまり、たとえばカメラなどとは違うということだ。
だからインターネットでいくつか検索をし、ミシン会社のガイドに従ってひとつ買うことにした。1番小型のミシンで「普通に縫えればそれでかまわない」という人向けのもの。分類も「ミニミシン」である。メーカーはブラザーにした。アマゾンで注文したら翌々日だったか、とにかくすぐに届いた。特に「ミニ」という感じはしないのだが、これ以外のものはもっと大きいということか。しかもコンピュータミシンではないので、ほんとうにシンプル。
早速いろいろなものを作り始めた。これら↓作品の一部です。
クッションカバーを二つ縫ってみた。直線縫いだから簡単だろう、と思ったのだがファスナーをつけるのがそう簡単にはいかなかった。ファスナー無しバージョンもあるにもかかわらず、やっぱりファスナーあったほうが本物感が出るよなあと思ってファスナーを買ってきてしまった。実際に縫うことになったらなかなか難しかった。実際に作ったことのある人のブログをネットで見ながら、さらに家にすでにあるクッションからすこしカバーを外して見ながらやってみた。
製作費は…ファスナー代込みでおそらく手前のものが500〜600円で奥のものが900円ぐらい?
こうやって実際に作ってみると、いままでクッションカバーのために1000円とか2000円とかかけていたのがたいそうバカバカしく思える。しかも自分で選んだ生地で、自分で作ったものなので部屋にこれがあるという満足感は、既製品を買ってきたときのそれとは比べ物にならない。
夏は時間がたくさんあるのでほかにもいろいろ作ってみようとは思うが、不要なものが増えすぎないようにだけは注意したい。