Thursday 29 June 2017

家事サービスを無料で利用

はい、じゃじゃーん♪

これ、なんでしょう?
きょう、家事サービスの女性によって作られた料理。作ったのは私じゃない。だけど食べるのは私。

興味がある人もいるだろうからきょうはこれを書いてから寝ることにする。

私の住んでいる区では、産前産後の家事育児サポートサービスがある。といっても無料で利用できるのは三回まで。母子手帳といっしょに、三回分のチケットをもらう。利用できるのは産後一年まで。つまりこどもが1歳になる前までに使わないと無効になる。利用できる会社がいくつかあり、そこから自分で選んで、自分で電話をして予約をする。実際、これをもらってからだいぶ月日がたっていて、申し込もうと思いながらも、なんだか面倒というか腰が引けていて使っていなかった。

しかし、そろそろこどもが1歳になろうとしている。
さらに、最近、自分がまともに食事をとるのが困難になってきている。(本当にハイハイのスピードが速くなってきていてまったく目が離せないのと、後追いしてやってきて脚にしがみつくので身動きがとれず料理できなくなる。椅子に座らせておとなしくしている間はいいが、料理しながらあやすのも結構大変である。)

そして、先日会った女性が「もちろん3回分利用したわよ~」と軽い感じで言っていたのを見て、これは私も電話かけねば!と思ったのである。

申し込みをしたのはかれこれ2週間か3週間前。なにも予定の無い、この29日の午後にお願いすることにした。

その女性は一時に現れた。

「一体なにをお願いすればいいのか分らないんですが、とりあえずあの洗濯物をたたんでいただきたいのと、私がまだ昼を食べて無いので何か作っていただければ嬉しいです。あとは、まあこどもと一緒にいてもらえれば私の自由時間もすこしできるかなー、とか」と言ってみた。

実際のところ、何をどうお願いしていいかイマイチわからない。お願いし慣れていない、というのもある。家事代行なんてやってもらったことない。一体どれくらいの要領で、どれくらいのことをやってくれるのかわからない。でもこの会社で評判の良いらしい、料理してもらえるサービスをとりあえず頼もう、と思ったのだった。

女性は「はいはい、それでは」といいながらエプロンを身につけ、料理に取り掛かった…と思ったらものの5分か10分でチャーハンが完成していた。頭下げながらいただく。冷凍のご飯と、北海道展で何ヶ月か前に買っていた瓶詰めの鮭と、しいたけと、実家からもらってきたピーマンが使われていた。と思う。おいしい。あっという間に食べてしまった。

それから一時間あまりで、高野豆腐の煮物、ナスの揚げびたし、ひじきの煮物、にんじんしりしりが出来上がった。

すんごい。

すんごいよこの人。

すんごい手際いい。

それから「時間があったらポテトサラダつくりますから~」といいながら床に座る。洗濯物をたたみながら、こどもをあやしてくれている。残り時間が30分。「ああ十分時間がありますね」と言って、あっという間に野菜をきざみ、じゃがいもが茹でられた。あとは冷まして混ぜるだけ、というところで3時になった。時間が来てしまった。残りは私が自分でもできるので、そのままにしてもらっておいた。

女性はほがらかに帰っていった。

プロだ。さすがプロ。ある食材だけを使ってこんなに美味しくたくさんのものが作れるとは。しかも台所の勝手を理解するのの早いこと早いこと。「お鍋はどこですか」とか聞かれなかったなあそういえば。聞かれたのは「お砂糖は」と「マヨネーズは」ぐらいだった。

というわけで、このサービスすごくいいです。お掃除とか子守とかいろいろあるんだろうけど、とりあえず利用してみてよかった。そもそも我々の税金から補助が出ているわけだから、利用しない手はない。

なんで利用しなかったのかなと考えると:

1、家に誰かが来るということは、それに都合をあわせなければいけないわけで、なんだかそれって面倒、と思っていた。

2、助けなんていらない、と思っていた。というか強がっていた。

3、自分で電話したり調整したり、めんどいなーと思っていた。

そんなこんなで自分でハードル高くしていた。そしてそもそも私は人に頼るのがとても下手だ。うまく頼ればいいのに強がる傾向がある。(これは出産を経てわかったこと。)もし迷っている人がいたらこのサービスは利用すべき。実際お金にしていくら分のサービスなのかは分らないけど、価値はある。周りの、知っている産後の女性に聞いても「あ、それありますよねー 使ったこと無いけど」とか「そもそも料理なんてしてもらわなくてもいい」という人ばかりだったので私も「まあいっか」と思ってここまで放っておいた。

でもきょう早速、夕方に会った知人女性たちには勧めておいた。こどもが1歳になるまでにはぜひ、と。

やっぱり、難しいのは最初なのだ。いつも。最初の一歩がなかなかでない。
一歩を踏み出せばあとは、ものごとは思ったよりも簡単だったりする。

チケットはあと2枚残っているので、この夏で全部使い切ろうと思う。そして、いいサービスが見つかれば今後お金を出してでも利用してみたいと思った。手を抜くのは悪ではないし、それに払うお金は意味のあるお金だと思う。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...