一つ歳をとったのだが「老いたな」という感じがますますなくなってきた。5年くらい前のほうがそういうこと、というか数字を気にしていた気がする。というのも当時は子供がいなかったから。子供が産めるかどうかというのは冗談じゃなく重要な問題で、30代を過ぎて歳をとるたびにどんどん妊娠しにくくなっていると考えると誕生日なんて喜ぶべきものでもなく、その可能性が狭まった日みたいな感じがしたものだった。肌のツヤとか体力の衰えとかそういう理由で「若い方がいい」とは思わなかった。ひたすら気にしていたのは妊娠のことのみ。
だから、子供が生まれてからは(当然だが)その考えがなくなったので、誕生日と言われてもなんとも思わなくなった。一気に楽になった。その代わり日々の大変さはその当時と比べられないほど大変である。自由はほぼない。時々、32歳頃を思い出す。ものすごい自由だったな、自分、と。何にも縛られず、行きたいところにいつでも行けた。仕事も結構自由がきいていて、大変なところもあったかもしれないけど自分の裁量でどうにでもなり、苦痛でもなんでもなかったしむしろ楽しかった。こどものことは気になっていたけど。
それでもこどもが生まれた2年前に比べると自分の自由は格段に増えた。あのとき24時間文字通り付きっ切りだったなんて今となっては信じられない。そして意思疎通ができるようになってきたのでますます楽になってきたし楽しくなってきた。そう、子どものおかげで人生が楽しい。
私の人生が2年前から「こどものいる人生」になった。それは事実。しかし私が2人になったわけではないし私に特別な何かが加わったわけではない。あくまでも私は私であり、こどもはこどもである。我々はくっついているわけではない。
日々、「おっかさん」を前面に出すのはやめたいと思っている。こどもの話をするのはいいがあくまでもクールに。化粧まったくしなくなった、とか服も買わなくなった、とか美容院にも行けないとかそういう時期もあったけど自分のことは第一に自分が気遣わないといけないし、産後の体型が戻らないことはこどものせいにはできない。(だって自分の身体!)
ところで最近誕生日を迎えた同じ歳の友人にメッセージを送るとみんな同じようなことを書いて返事がきた。それは「これからが自由なことができる時期という気がする」ということ。やっぱりみんなそう思うのだな。ひとつ、吹っ切れたというか、そういう年齢なのかもしれない。
Wednesday, 24 October 2018
海に行った
肌の話の次は、海です。 月曜に行くはずが、前日の夜が遅かったせいで起きたのが遅く、では明日こそ、という話だったはずが、案の定この日(13日火曜)も男たちは10時ごろ起きてきた。(ちなみに私は毎日6時〜7時には起きています。)諦めそうになっていたので、遅くても行こうと私は言った。と...
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きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
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みてきました。雨だし、平日休みだし、いましかない!と思った。やっと行けた。子の友達がこのまえ見に行ってて、遊びにきたときに感想をどんどんしゃべろうとするので、それを聞くより先に見に行ったほうがいいなと思った。 正直なところ前作のほうが「すげー」だった。が、今回の目標は今までの話...
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7時半ごろ、子といっしょに投票に行ってきた。てくてく歩いて、まあ暑いけど、耐えられる程度。500円渡して、コンビニで何買ってきても良いよというと、486円のフルーツサンドを買ってきた。高い。涼しいベンチで食べて帰ってきた。夏の朝の、ちょうど良い散歩。青空に、筆で書いたような、雲が...