合気道に行ってきた。先週の金曜日も行った。9月いっぱい行けなかったのは言い訳をしていたに過ぎないと気づいた。「行くな」と言われたことは、誰からも、一度もないのに「こどもの世話で忙しくて行けない」と言い続けていた。いいよ、行っておいでと言われたら行けばいいのだ。行った結果やはりとても気持ちよかった。そんなことは最初からわかっているのに色々と理由をつけて行かない。雨が降ったからとか寝不足だからとか。
それにしても、言い訳というものはいとも簡単に出てくるものである。人の口から。たらたらと、だらだらと。水のように。とめどなく。今自分は言い訳をしていないか?と意識するようになったのは実際のところ合気道を始めてからだと思う。とは言えもちろんそれでも十分に言い訳しているのだが。
稽古に行かないことに理由などほとんどの場合ない。師は自分に恩赦してくれるか?言い訳は通用するのか?絶対しない。どんなにきれいな言葉を並べて挨拶をしても、手紙を書いても、贈り物をしても、姿を現さない者に「それ以上」は無い。その場に顔を出すかどうか、実物として存在を見せるかどうか、これが全てである。特別なこと、扱いは何もない。
稽古に行くとこれを身につまされる。絶対やめてはいけない。がんばれ自分。やめるのは一瞬。続けるにはたいそうな忍耐力が要る。その効果は絶対ある。続けていれば絶対いいことがある。だから続けようと思うことよりもやめようと思わないことが大事かもしれない。少しくらい行けなくても自分を責めないこと。上に書いたことと矛盾しそうだが、それくらいの余裕がないと続けられない。たとえば10年ものごとを継続するには少しのすき間とを残しておいたほうが良い。パンパンに服の入った引き出しは壊れるか変形するけどすきまのある引き出しは長くもつ。物理的にも、精神的にも、スペースが大事。
お父さんの回復、12月の疲れ
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