Thursday, 23 April 2020

おおかみは犬からきた

天気が良いかと思うと小雨が降ったり寒かったり、という日々が続いている。午前中は公園のベンチで本を読んだ。だいぶたくさん読んだ。

午後、子どもと一緒にまたクッキーを作ることにした。この前思うようにやらせてあげられなかったのもあるしそもそもとても美味しかったので。小麦粉をふって、生地を広げているとき、急にこどもが「おおかみは、犬からきてるんだよ」と言った。びっくりして、「え?誰から教えてもらったの?なんで知ってるの?」と言いながら、そういえばだいぶ前にそういう会話を大人同士でしていたかもしれない、と思い出した。「もしかしてあれ覚えてたの?すごいなあ〜」と頭をなでるとニヤ〜っと得意そうに、かつ照れながらうなずいた。

こういうことがよくある。タイミングを狙ったかのように、びっくりするようなことを言う。「え、そんな言葉知ってるの?」とか「すごいねえ〜」とか私が言うのを最初から明らかに期待して言っているので褒められるとこれが本当に嬉しそうな顔をする。

本当にすごいと思ったことは忘れないようにと思ってすぐに記録をするようにしている。と言っても紙ではなくこうやってブログやフェイスブックに書く。さもないとあっという間に忘れてしまうから。

さて、クッキーの続き。

生地を練って、ラップにくるもうとしていると、
子 「なんでそうしてるの」
私 「えーと」
子 「あまーくしてるの?」
私 「うーん、砂糖はもう入れてるからねえ」
子 (生地を指差して)「これ、えんぶん?」
私 「いや、塩分じゃないよ」

何気ない会話がおもしろい。

ところできょうはどんな形でも良いから好きにやらせてあげようと思った。人間型のクッキーを作った。子供が型抜きをして、自分で天板に並べていく。もうボロボロである。「はい、ここに寝せてあげて」と言うと、置いてあげた人型クッキーたちに顔を近づけて「ここに寝てね〜 オーブンができたら、ぼくが食べてあげるから」とゆっくりはっきりしゃべっている。かわいすぎて悶絶。なんて貴重な時期なんだろうなあ。

きょうはなぜかロシア語のplaymobilを見ながら "スパスィーバ vuol dire grazie in Russo! (スパスィーバ、はロシア語でありがとうの意味なんだって!)"とイタリア語で叫んでいる。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...