朝の光景の一つ。
パンは以前から焼いていたのだが、自粛期間中に出会った新しいレシピ(エル・グルメに載っていた)で、自分でこの丸いパンを自分で焼くようになってから少し生活が変わった。パンを買うことがほぼなくなった。少なくともこの1ヶ月は何も買っていない。こんなことは今までになかったのではないか。ホームベーカリーで焼くのもおいしいのだけど、ひとつひとつ丸めたほうが水分も抜けにくくてしっとりしている。そして食べやすいし持ち運びしやすい。焼いて次の日はとりあえず2つくらい職場に持っていく。お腹がすいたなというときに食べる。だいたい午前中。こうするとお菓子をつまむことはまずない。
なによりもこのレシピが最高なのだ。コンビニでパンを買うとなるといわゆる「白パン」を選ぶことが多いのだが、ちょうどああいうのができる。白くてふわふわしている。初めて作ったときはこんなのが家でできるのか、ととても驚いた。こうすると、市販のパンがいっきに美味しくなさそうに見えてくるのだ。
一回焼くと、手のひらサイズのパンが8つできる。いろいろ試してこれがいちばん作りやすいと思った。そのうちの半分はあんこを入れてあんぱんにする。それ以外は冷凍もできるようにと何も入れないで焼く。夏なので冷蔵庫に保存しつつ、2日間くらいで私と子が食べきる。冷凍庫にすぐ入れてしまう場合もある。
レシピは覚えてしまった。何度か試しているうちに元のレシピからは少し変わってきた。
小麦粉300g
砂糖15g
塩5g
バター30g
牛乳255g
イースト5g
1. 以上をホームベーカリーに20分くらいこねてもらう。
2. 等分して90分ねかせる。
3. 形をととのえて、180℃で20分焼く。あんこ入れるならここでいれる。
シンプルで満足度の高いパンがこんなに簡単にできます。