いよいよ自転車の買い替えが近づいている。期限があるわけではない。それでも、もうさすがに、と思うくらいに不具合が出てきている。チェーンをまいている、核となるところ(ブレーキ?)がすり減っていて、上り坂でこぐと、ガシャン、とはずれることがある。それを直すと何万円かかかり、だったら新しいものにお金をまわしたほうがいいだろうと自転車屋から言われた。いや、実際に言われたのはもうだいぶ前で、そのまま乗っていたけどここ最近ブレーキシューのすり減りがひどく、これを替えるならいよいよ買い替えかなと思ってまた相談に行ったら、別の人からも同じことを言われたのだった。
というわけで最近、自転車のウェブサイトを見て、特徴を理解しようとしているところ。いろんな自転車が気になるようになった。
自転車を愛好している同僚がいる。彼はどんなに遠くでもスイスイと自転車で行ってしまう。世間話として自転車の話題をふった。どこでどうやって買うんですか、と。「中高生のころから同じ自転車屋に行っていて、かならずそこで買う」という答え。ほー。曰く、ネットで選んだりは決してしない、と。信頼できる「自転車屋のおっちゃん」がいるのだ。いい話だなと思った。
そして最近15万もする新しい自転車を買ったらしい。雨が降っていたのできのうは乗ってきてなかった。こんど見せてください、と行って退勤した。
なんてことない話なのだが、職場に行く意味というのはこういう世間話にあるのかもしれないなと思った。仕事に必要なこと以外はしゃべらない、というのもひとつのあり方だろうけど、生身の人間どうしなので、知り合って情報を交換したり、他愛無いことで笑ったりするのは自然なことだ。あまり意識しないかもしれないけどこういうのがなくなると日々につっかかりを感じるのかもしれない。
さて、自転車どうしようかな。