Friday 22 August 2008

ネットなし生活から戻って

仕事で月曜から木曜まで東京を離れて長野に滞在していた。

2週間の休暇と、この4日間のaway from 東京との間に、たっぷり3日間ちょっとの休みをはさんでおいたのは正解だったと思っている。

充分すぎてむしろ暇になるのではないか、と、当初思っていたがこの期間が大きな作用をもたらした。精神的にも、体力的にも、である。3日もあったら近場に旅行できるのではと考えもしたが、今考えてみると、とんでもなかった。



4日間、インターネットの無い生活を送った。とても不便だった、と言いたいところだが、一度も困ったらなかったというのが本当のところである。

手元に無いと、なにかこう、枯渇したような感じになるが、それで致命的困難が訪れたか―答えはNoである。

いかに日々ネットに依存しているかを思い知った。

本を読んだ。

長い手紙を書いた。

ビールを飲んだ。

オリンピックを見た。

何人かと電話で会話し、膨大な量の「いろいろ」を考えた。

いくつかの決断をした。



昨日は帰りが遅く、長時間のバス旅のせいで極度の疲労状態にあった。

いわゆる「ばたんキュー」で眠れるかと思いきやそうではなかった。眠れない。これだけ疲れているのに眠れないのである。



実は未だに睡眠が安定していない。時差ぼけももう治って良い時期である。

長野にいる間も、毎晩、ちっとも寝付けずに困ったのだが、昨夜も同じ状況だった。



寝付くことができないときにどういう対策をとるか、なんていうテーマの記事を何度か目にしたことがある。しかしながら、こういう肝心のときに限って、その「対策」を覚えていないのである。

おそらく「無理に寝ようとしない」ことではなかったか、と思い、もう一度起きた。結局寝たのは1時過ぎである。



私が「こいつ羨ましいな」と思う対象が世のなかに何種類か存在する。極度に楽観的な人や、おおらかでストレスをためにくい人など。その中の一つが、



「いつでもどこでも寝れる」人だ。羨ましくて仕方ない。睡眠不足でガクンガクンと、つい寝てしまう、という人ではない。

寝ようと思ったらその場が狭かろうがうるさかろうが明るすぎようがすぐに眠れるタイプの人間だ。羨ましい。

付け加えて言うなら、「かつ、眠りが深い人」だ。



短時間の睡眠で足りるという人が時々いる。激務をこなす医師や、そういえば大学の教授もそうだった。そういう人たちは、一回の眠りが深いらしい。だから短時間で足りるんだとか。



私は(特に最近)頻繁に夢を見、眠りが浅い。実は休暇中から、ある、妙なことに気付いた。それは、現実の思考と、夢のラインがはっきりしなくなってきたことだ。逆に言えば、夢をコントロールしているのである。帰国後あまりそれは起きていないが、イタリアにいる間、何回かそういうことが起こった。とても変な感じがした。何かを深く考えているうちにそれが夢になっている感じだ。

「あれ、これは夢だっけなー、思考だっけなー」と眠りながら冷静に考えていた。いや、本当に考えていたのかどうかそれも分からないけど。



話は変わって、長野での食事について。周りの人と一緒に、同じ時間に同じものを食べていた。バランスのとれた、適切な量の食事だった。嫌いなものも無かったし美味しかった。しかし何かが物足りなく感じた。



昨日東京に帰って食べた食事は、焼いたパン2枚、モッツァレラ、レタス、(オリーブオイルと塩)、それとビール。一気に満たされた。こういうのを欲していた。



私はいわゆる、西洋かぶれというものに属するんだろうと前から認めている。仕方ない。かぶれている。アジアの映画はなかなか見ようとしないし、ファッション誌は西洋のものしか読まないし、ざんぎり頭をたたくと文明開化の音がするのだ。

ただ、食事について言えば、"西洋"のほうが合っている。和洋中何でも食べるし苦手なものはこれと言って無い。それでも食卓は完全に洋である。米を炊かないし、納豆もキムチも豆腐も買わない。

冷蔵庫にあるものは、トマト、玉ねぎ、ピーマン、チーズ、ビール、牛乳。冷蔵庫の上にミューズリーとパン。冷蔵庫の横に、オリーブオイルと塩。これだけあればたいてい十分である。逆に、これ以外のものを買っても消費しないから滅多に買わない。

朝 ミューズリー か、なんか甘いもの少し
昼 そのときによる。おにぎり一個だったりサンドイッチだったり
夜 自分で料理(ほとんどパスタ)+ビール

油と炭水化物はしっかり摂っているが、体重は減って体の調子はとても良い。
むしろ、さっぱりとした和食だと、どうも、何かが足りないと感じる。豆腐と納豆とみそ汁では、なんというか、こう、ガッツみたいなのが欠けている。

寿司と鰹のたたきは大好物だが、普段の食事が和をベースとしていない。食生活の欧米化…とよくいわれるが私はこのおかげで健康でいられるのである。たぶん。

体内を流れる血液がビールとコカ・コーラでできているのではないかと思えるくらい、それらをよく飲むが、体が求めているものを体に取り込んであげるのが一番いいと思う。

さて、コカコーラ買いに行ってきます

ありがとうとカルボナーラ

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