目覚ましよりも前に起きた。5時50分ごろ。
それでも結構平気だった。やはり昨日の夜はやく寝たのが良かったのだろう。
パンにジャムを塗ったのを食べて、ゆっくり家を出る。
9月は、毎年のことだが、まだまだ暑い。汗だくになる。
いくら水を飲んでも足りない。
最近、江國香織の「抱擁、あるいはライスには塩を」を読んでいる。
長いこと、読みたかったものだ。
やっと図書館で予約の順番が巡ってきたのである。
村上春樹以外に、「欠かさず」読む作家である。
おもしろくて仕方ない。
やっぱりこの人しか書けないな、と思う。
我を忘れて「ワールド」に入り込む感覚、これこそが小説の醍醐味だなあと、久しぶりに、そしてあらためて思う。
きょうは半日お休みをもらって早く帰った。
吉祥寺に行った。平日だが、人はいる。
病院と、役所に行く用事があった。
すべてが終ったころにはもう、普段の退勤時間と大して変わらないくらいになっていた。
日差しがまだ強い。
とおりにあるマンションのガラス戸に映った自分の姿をみて、日焼けしていることを確認する。
別に望んでいるわけではない。
見るたびに「黒いなあ私」と思う。
イタリアから帰ってもう2,3週間が経つのだが、ここ最近でますます焼けたような気がするのはどうしてだろう。
イタリアにいたときのほうが絶対に、日光を浴びる時間は長かったはずなのに。
今日の夕飯はカルボナーラ。
ペンネをつかった。
スパゲティじゃなくても、カルボナーラはできる。
ちなみに、何度もくりかえすが、カルボナーラはクリームスパゲティではない。
クリームなどというものは1滴も使わない。
卵、おろしたパルミジャーノ、ベーコン、それから塩。
それだけだ。
これ以外に入れるとすれば、ベーコンを炒めるときに白ワインを使うくらいだろうか。
むしろこれ以外に入れてしまったら、それはもはやカルボナーラではなくなっている。
どうして日本では
「カルボナーラ=白いクリームスパゲティ」
という式が定着してしまったのだろうか。
いまだに謎である。
ゆでたパスタに、上の材料をすばやく、そして手早く混ぜる。
これがカルボナーラ。
クリームじゃないから、全然重くない。まったくもたれない。
さて、ストレッチングをして寝るとします。
「ターザン」のバックナンバーの中から、「ストレッチ特集」を手に入れた。
ちなみに「ストレッチ」ではなく「ストレッチング」が名詞としては正しいですよね。
では、おやすみなさい。