Wednesday, 25 November 2015

くたばれ!無責任

まったくと言っていいほど邦画は見ない。
植木等と、小津安二郎と森繁久彌の社長シリーズを除いては。
すべて、私が生まれる前の映画だ。
かつての日本と、その時代に生きた人々のことがよく分かる。
無理がなく、自然体で、表情にあふれる人たち。

ふと思い立って「くたばれ!無責任」を見ることにした。何度か見たことはある。
愉快・痛快。とにかく楽しい映画だ。何も考えずに見ることができる。
この時代、つまり60年代の日本に生きてみたかった、とよく思う。

ハッスル・コーラを飲んで専務に言いたい放題言う田中太郎を見ていると胸がスカッとしますね。やっぱりロックに生きねば、と思う。いや、ハッスル・コーラは存在しないけど。「くたばれ」と思ったらその勢いで動くべし。

学祭と、自由と

 母校の学園祭へ。行くつもりは特になかったが、恩師がいて会えると聞き、行くことを決めた。子を連れて、2人で出かけた。とにかく天気が良い。電車に乗る時間より歩く時間が長いかもしれない。それでも街路樹の紅葉がきれいで、人も少ないし、いい運動になった。 着くと、大学は広々と開放的で、紅...