Thursday 13 October 2016

マルチタスクが得意なのは

1日が過ぎるのが早い。
新生児に合わせて3時間きざみで暮らしているためだと思う。
読書やら料理やらといった、少し集中を要する仕事はまったくと言っていいほど手につかない。それでもうまく3時間まるまる時間がとれれば、それを有効活用しない手は無い。掃除や片付けはそういうときに一気にやってしまうしかない。

「女性のほうが、子育てと家事をしているから、二つのことを同時進行させたり仕事を片付けるのがうまいんだよ」

と、かつて年上の同僚に言われたことがある。
「子育てと家事は女性のやること」という前提がどうも気に入らなかったので「?」と思いながらも当時は「はあ、そうですか」と答えた。

子育てをしていなくてもマルチタスクが得意な女性は山ほどいる。そして男性も。

男女で差があるとすればそれは子育てによる違いではなく、そもそも脳のつくりが違うからだと言える。
同僚の発言は、実に時代遅れで、浅かったと思う。


が、こうやって3時間刻みの授乳、おむつ替えなどと自分のことをやりくりしていると、「案外そうなのかもな」と思わなくもないのである。

万年筆、外出

なくなったと思っていた万年筆が職場の引き出しから出てきた。一本千円のものなので、なくなってもあきらめはつくのだが少し気になっていたのは事実だった。中のインクは空っぽだが一体何色を入れていたのかさえ判然としない状況だった。家に連れて帰って洗うことにした。  翌朝の万年筆カートリッジ...