Sunday 9 November 2008

孤独、グアテマラ、スペイン語

土曜日の予定がキャンセルされた。
それは金曜に分かっていたことで、まあ良いか、たまには1人で過ごすことにしよう、と思っていたにも関わらず、いざ土曜の午後となると寂しくなってくる。1人の時間は基本的に好きなのだが、いつの頃からか定かではないが、人に会っていないと、飢え死にしそう、と思うようになった。学生時代が終ってからだろうか。職業柄、だろうか。数年前までは「趣味もたくさんあって、1人でいても決して退屈しません」と豪語していた。むしろ人と会わずに過ごしたいと思うことのほうが多かったのに。それは単に、学生時代はいつも人と会える環境にあったからだ。キャンパスを歩いているだけで、たくさんの友達とすれ違った。「最近どう」「卒論は」「就職だっけ」「院は大変?」「彼氏はどうなったの」「留学らしいね」
そういう話題を、日常のなかで交換できた。それが今となっては、「公」の顔と「私」の顔をもつようになった。疲れるのも、寂しくなるのも、結局すべてはそのためである。

なんていうことを一ヶ月くらい前にも書いたような気がしますね。


話は戻って、そういうわけで土曜も結局、友達に会った。2件"はしご"して、結局家に帰らなかった。

会える人を探していて、ふと困ることがある。というのは、ダブルブッキングをしてしまうことだ。後先考えずに、相手から返事が来るのを待ちもせずに、どんどん連絡を送ってしまう。「どうせあたしゃロンリーなんだ。」というモードに、頭が突入しかけているため、その時点では「いいよ、会おう」なんて言う人はいない、という前提がある。それで連絡をしまくった結果、3者くらいにOkをもらう。そこで初めて「あら、身体が足りない」ということに気付くのである。まったくもって迷惑な話だ。

こうやって人を誘うことが多いのだが、あまり人から誘われることはない。いや、誘われても、自分の都合でほとんどの場合断ってしまっている。これも、まったくもって迷惑な話だ。連絡が来なくなるのも当たり前である。

日曜だというのに久しぶりに、泳ぎに行かなかった。その代わり、この前買ったブーツキーパーを返品しに行った。1980円が戻ってきた。そこで、皮の手入れ製品を買ったら、これがとんでもない不良品だった。だから、もう一回同じ店に行くことになった。ショックだ。お金を返して欲しい。

話は変わって、スペイン語を始めることにした。昨日の夜に決めた。そして、将来的に、中米を目指すことにした。いや、正確に言うと、目的地の候補に仲間入りしたのだ。具体的には、グアテマラに行きたくなった。

なんでもかんでも、急である。急に新しい世界が開けた。この一年で、スペイン語習得。それから、来年の夏にはグアテマラを見てみる。そういうわけである。

それにしてもどうして今までスペイン語をやってなかったのだろう。スペイン語をしゃべる友達が比較的多いのだが、一度もまともに取り組んだことはなかった。ドンデ・エスタ~とかオラ~とかパエージャとかセビージャとか、そういうレベルだ。

おそらく、理由の一つとしては「響きに惹かれない」というのがあるだろう。フランス語を始めてみたいと思った人は、あの響きに惹かれて、という理由からの人は少なくないだろう。けれどスペイン語ときたら…あれに魅力たる魅力を感じないのである。まず、ニワトリみたいだ。そして、口に液体が溜まったまま、のようなしゃべりかたをする。実際に聞いてみれば分かると思う。

しかし、スペイン語をしゃべれなくて悔しいと思ったことは、今まで生きてきた中で結構多かった。英語のしゃべれないドイツ人はなかなか居ないが、英語のしゃべれないスペイン人は結構多い。ノリで会話はするものの、スペイン語さえ分かればもっともっと通じることができたんではないか、と思うことがよくある。やって損はない言語だと思う。そして、イタリア語とフランス語の学習経験のある自分としては、今一番、手近に学べる言葉なのでは、と思う。

今日買った本はちなみに、スペイン語の本ではない。「フランス語、イタリア語、スペイン語が同時に学べる本」というものだ。こんなのあったのかー、と、感動してしまった。まだ数ページしか読んでいないので、構成の良し悪しも分からないが、買って後悔は無さそうだと思った。

もっと色々書こうと思ったけど、ちょっともう眠いからこれでやめます。またねー、おやすみなさい。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...