Monday 17 November 2008

Your head's not right

先週のうちにたまっていた疲れを、昨日つまり日曜のうちに解消しきれていなかったらしく、今日は、疲れと眠気で頭がぐらんぐらんした。帰りの電車の中で特にそれを感じた。帰り道に―駅から家まで徒歩わずか2分であるにもかかわらず―よく、寄り道をしてチョコレートとかバウムクーヘンとかクッキーとか買って歩きながら食べることがあるが、今日はもう、どこにも寄らずにまっすぐ帰宅した。帰ってから4分以内にはパスタをゆでる準備にとりかかる。家に入ったとたんに、やることが「ばー」とやってくるのだ。時計、ネックレス、MP3プレイヤー、マフラーその他、装身具をとにかく外し、靴下を脱ぐ。服を脱ぐ。窓を開ける。カーテンを閉める。花びんの位置を移動させる。手を洗う。
これを一瞬のうちに、すべて同時に済ませられればいいのに、と思う。一秒でも早くリラーックス、したいのである。

どれだけ寝ても足りない気がするのだがそれは気がするだけじゃなくて本当に足りていないんだろうと思う。毎朝6時半に起床するような生活を送る人は、夜23時以降に寝てはいけないのである。村上春樹みたいな、農耕民族的な生活リズムを整えるのが望ましいのだろうと思う。

しかしながら私は、もっと家での時間が欲しいのである。夜7時から11時まで、家でゆっくりしていたとしても、たったの4時間ではないか。朝にいたっては、起床後30分もすれば家を出るのである。ということは、意識のある状態で家にいるのはたったの4.5時間である。その一方で、職場には10時間近く浸っている。日常は一体どっちだ。といわれたらそれはやはり仕事になってしまうのである。せめて半々であるべきではないだろうか。

同じ時期に大学を出た友達と話すと「だいたい終電でいつも帰るよ」という人ばかりである。毎度ながら、驚いてしまう。そんな生活は、人間の生活じゃないと思う。そんなことでほどよいバランスがとれるわけは無い。何かが狂ってしまう。そんなのを基準に生活のリズムを作っちゃったら、困るよ。

私は彼女たちに比べたらだいぶゆとりのある生活をしている。それでも「もっとプライベートの時間が欲しい」と思うことが多いというのに。一体この国はどうなっているんだろう。ヨーロッパでは、働きすぎの人に対してむしろ格好悪いなー、というイメージを持つ人たちが多い。プライベートが充実してこその仕事である。プライベートをなげうってでも仕事を頑張ることが美徳とされるこの国では当分叶いそうにない。でもさぁ、物理的に無理、っていう場合もあるでしょうに。

先日、恩師の誕生日だったので、メールを送ったら、返信が来た。仕事について「コツは、頑張り過ぎないことです」と書いてあった。なるほど。痛いほど身にしみる言葉であった。ぼちぼち自分のペースで行くのがいい。

と、こんなことを書くと、ああ仕事辛いのかなと思われそうだが、なんとかかんとかやっていっています。9月、10月に比べるとだいぶストレスも減って、日々も比較的安定している。日中のイライラが少なくなった気がする。

その代わり、朝、出勤前にイライラする時があって、仕事に行くまでに気分が乗らないことがある。だから今日は天井に向かって、えいやッ!とジャンプをした。奄美大島から来た友達がくれた黒砂糖の欠片を幾つかと、アールグレイを飲んで出かけた。

イライラするのは仕事のせいじゃない。結局のところ、もっと早く寝るべきなのだ。10時くらいに寝れば次の日の寝起きが良いだろう。寝起きが良いと、その日もポジティブに生きれるだろう。ということで今日は昨日より早めに寝たいと思います。

The strokes のDarling, your head's not right というフレーズが気に入っているここ最近。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...