Tuesday, 30 December 2008

senza l'olorogio

数日前から実家に帰省している。郷里はいわゆる田舎であるのだが、言ってみれば私にとって異国である。東京とは環境が違いすぎるのである。飛行機で2時間飛んで目的地に到着すると、少なからず疲労を覚える。たとえそこが生まれ育った土地であろうとも、だ。

時差こそ無いものの、その土地の環境に慣れるのに、少し時間がかかる。ここ数日、やっと身体が適応してきた。すると、面白いほどにたくさん眠るようになってきた。まず、12時前には就寝するのだが、朝起きるのは9時すぎである。東京にいるとき、こういうことはあまりなかった。眠りたくても長く眠れないことが多かった。

しかし今ここでは、9時間寝てその後なお、身体が眠りモードに入っている。放っておくと、それが午前中であれ午後であれ、食事後すぐに眠りだす。一日中あくびばかりしている。

ここ数ヶ月のあいだ、不足していた分の眠りをここで取り戻そうとしているようだ。毎日仕事で気を張っていたんだろうなあ、と思いながら、存分に身体を休ませることにしている。

さて、実際ここで私は何をしているのか。簡潔に言えば、
①寝る
②食べる
以上。

それ以上もそれ以下もない。
本を読もうとすれば眠りに落ち、勉強しようとすれば夕飯の時間がやってくる。

今日が何曜日なのか、さらには何日なのか、そして今何時なのか、気にすることなく過ごしている。che bello

しかしながら、東京が恋しくもある。早く戻りたいが、年末年始を東京で過ごすのは避けたいのも事実だ。ぜいたくな悩み。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...