cul-de-sac だったのだ。
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「行き止まり」とか「袋小路」とかいう意味の「コーデサック」か「コーダセク」というような単語がある、ということは知っていた。
ただ、音で聞いたことしかなくて、読んだことも書いたことも話すのに使ったこともなかった。
それで、一体どういうスペリングの単語なのだろう、と思っていた。
こういうときって調べようが無い。
たとえば「Codasac」とか「Codesec」とかためしに調べたところで何も出てこない。
なんとなく「Coda」は確定のような気がしていた。
イタリア語の「しっぽ」の意味があるから、行き止まりという意味だったらそこから由来していてもおかしくないなと思った。
それがやっと今日分かった。
Cul-de-sacだったのだ。
見て分かるとおり、フランス語だ。
文字通り訳すと、「袋の底」という意味。
なんだ、そうだったのか、とひとつ賢くなった気がして得意気になっていたら、ふと気づいた。
すでにカタカナ語として日本でも使われていたことに。
その名も
「クルドサック」。
以下、ウィキペディアより概要:
道路の末端がサークル状になっており、自動車は通り抜けできないが、Uターンは可能である。このため、道路には通過交通が生じず、主に周辺の区画に住む居住者が使用する。単なる行き止まりでは防災上の課題が生じるため、クルドサックの先に(自動車の通れない)路地を通し、避難路を確保する場合もある。本当に、知りませんでした。
クルドサックが計画的に配置された宅地開発として、ニュージャージー州のラドバーンや日本・東京都板橋区の常盤台が有名である。
何十年か生きてきているけど、毎日、どこかに必ず、知らないことがあるなあ。