22日を境に、いっきに涼しくなった。
過ごしやすくて良い。
一方で、寂しくもある。
少し懐かしくもある。
あれだけ汗だくになって「暑い暑い」と文句を言っていたというのに。
それでも、やっとスカーフが巻けるようになったし、自転車も気持ちよくなってきたし、今の季節は本当に良い。快適だ。
夏の間、ベッドのある部屋で寝ると強烈な朝陽がさして暑くて仕方なかったので、床に布団を敷いて別の場所に寝ていた。
涼しくなったのでこっちで寝ようかな、と思って先週のいつだったか、ベッドに寝てみたのだが、どうも寝つきが悪い。そして寝付いたあとも、眠りが浅い。
結局翌日からまた布団生活に戻った。
こっちのほうがぐっすり眠れるのだ。
ここ数年間、あまりぐっすり眠れた感じがしなかったのは、このベッドのせいだったのかもしれない。
少しも揺るがない、床に布団をしいて寝ると安定感がある。
故郷に帰ると、たいてい床で寝るのだが、そのときにもぐっすり眠れていた。
しかしながら小さいときから床に布団をしいて寝る習慣は無かった。
常にベッドに寝ていたのだが…。
いまさら一番よい方法を見つけたのかもしれない。
しかも、毎日布団を敷くとなると、その場所が自然と片付くようになる。
あまりものを散乱させなくなる。
散乱させたとしてもすぐに片付く。
いつまで続くか分からないが、とりあえず今日もまた床で寝ることにする。