Tuesday 4 September 2012

ソウルの写真

そういえばソウルのこと、1日目しか書いてなかった。
そんでもって、帰ってきたのってついおとといのことなんだなあ。海外に出たというのにちっとも疲れておらず、通常通りに仕事が再開できたのは、やはり時差の無い国に行ったおかげだろう。素晴らしい。なんて素晴らしいんだ。これだけおいしい思いをしながら、すぐに帰ってこれて、国内旅行に使うお金の半分も使わずに済むなんて。
すべて書き始めるとキリが無いので、気がついたことから、写真とともに少し記しておく。

弘大入口の駅にて。こんなものを見つけた。
村上春樹のエッセイが発売されたらしい。
「春樹さん、待っていました!」と書いてある。

右下にある本のタイトルをひとつひとつ読んでみたが、知らないものがたくさんある。
私が読んでないだけだろうか?
村上さんのエッセイはたいてい読んでいるはずなのだが。
エッセイ5本立てらしい。日本語で書かれてないわけは無いのに、どうしてもうらやましくなってしまった。

ソウルでいわゆる「携帯電話」を使っている人を1人も見なかった。
大げさに言っているのではない。本当に1人も見なかったのだ。
ネコも杓子も、この通り、老若男女スマートフォンを使っている。
あ、このおばさんは使ってないですけどね

スマートフォンから出ているイヤホンを耳に入れたまま突然しゃべりだす人がとても多い。電話しているのだ。
いや、もちろん日本でも見たことあったし、この状態で電話できるということは知ってはいたのだが、ソウルは東京の比ではなかった。
なぜここまでスマホが簡単に広まったのか?
広まり始めるのがそもそも早かったのもある。
それに、きっと、スマホを手に入れるときの値段や月々払う額も安いのかもしれない。


ソウルの大学に行ってみたところ、やはりここでもTOEIC対策は行われていた。

韓国では、たくさん頼んで、全部食べずに残すことが特に失礼にあたらない。
むしろ、おなかが一杯になるくらい食べたということを示すために残すのが礼儀でもある。
もてなす側にもプライドがある。
だから「でーん」と出してくる。

 これはチヂミ。日本でイメージされるものとはだいぶ違うかもしれないけどこれも一種です。
この皿、写真では分かりにくいけどとにかく大きい。
2人で食べきれるわけは無い。
周りの客も、当然のように残して帰る。

景福宮の天井。
めっちゃくちゃきれい。
美しすぎて唖然とする

これまでにも見たことはあっただろうけど、あらためて息を呑む美しさでした。

こちらは屋根。

アジアの色づかいはすごい。
最近ADDICTIONが、モロッコをテーマにアイシャドウ等を発表していたけど、韓国がテーマというのもあって良いのではないかと思った。

以前NHKのドキュメンタリーで見たけど、アテネの神殿はアジアの色づかいに影響を受けているらしい。
パルテノン神殿は白いのが当然と思われていたが、実は最近の調査で、あれにはすべて色がついていたとか。

ちょうど景福宮みたいな感じだったのではないだろうか。





(これも分かっていたことではあるけど)韓国人は本当に「みんなで」ご飯を食べる。
1人で食べる人も最近は増えたらしいけど日本に比べると本当に少ない。ほとんどいない。
昼どきも夕時も、街の食堂はどこもかしこもこんな感じだ。

そもそも、1人で食べる様にはできていないメニューがとても多い。
場合によっては入店を断られることすらあるらしい。
ピビンパとか、ネンミョンくらいだったら1人でもいい。
だけど大きな鍋、皿を囲んでみんなでワイワイいいながら箸でつつくのが一般的な食事のスタイルだ。
その一つがこれ。タッカンマリ。
韓国に詳しい後輩に聞いたら「ぜひタッカンマリを」ということだったので友人と一緒に行って見た。
行って見たところ、日本人だらけだった!
どうやらテレビでも紹介されたらしい。

かなり美味しかった。
だけど隣のお店もそのまた隣の店もタッカンマリ専門店で、この店にだけここまで人気が出るのは一体どういうわけだろう、と思った。ほかのところも同様に美味しいんじゃないだろうか?次回は隣の店に行ってみるということになった。

店に行って初めて分かったのだが、タッカンマリ、って、「닭 한 마리」つまり「鶏一羽」という意味であるらしい。文字を見て初めて納得。

ろくにしゃべれないけど、文字を読めるというのはかなり良いとこの旅で本当に思った。

ありがとうとカルボナーラ

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