Sunday 3 August 2014

リラックスできない体質

逃げ場が無い。
この暑さからの逃げ場が。
一日中室内で冷房とともに暮らしたくはない。
いや、もっと広い家だったら良いのだろうが、この家では勘弁である。

それでも、カナダへの出発を明日に控えて、さすがに何も準備をしていないのはよくないと思ったので、今日は朝から準備をした。
といっても午前中の数時間であきらめた。

「無くて困る」ものは、もうない。
なんでも、たいていそろっている。
逆に言えば、パスポートとクレジットカードがあれば、行き場のなくなることは無い。

そんな感じで午前中ずっと家にいたら、だんだん悲しくなってきた。
仕事に行かなくなって(というか正式には夏休みが始まって)約1週間が経つ訳だが、社会に関わっていない感じがして、とても孤独に思えてきた。
この家だって灼熱の牢屋か単なる箱のように見えてきた。

もう職場に戻りたがっている自分...。

働いているときはあんなにブーブー文句言っているくせに、仕事から離れるとこの通りだ。

そもそも、同じ場所にずっといると、何をしたら良いか分からなくなる。
本当の意味でのリラックス方法を分かっていないんだと思う。
頭をからっぽにする方法を知らない。
(同じ場所にいても落ち着いていられるのは実家に帰った時ぐらいだ。)
掃除も洗濯も食器洗いもやりたいわけではないのに、どうしてもやってしまう。
「やること」を自分で作り出している。
少しぐらい放っておいてもいいはずのことなのに。

例えば映画を見ていても、途中で洗濯機がピーと鳴ろうものならすぐに立ち上がって一時停止を押し、洗濯物を干す。

やっぱり母親の子だなあ、私。
私の母親はいつも何かやってないと気が済まない人だ。
そしてその父親である私の祖父もそんな感じ。

完璧主義というわけではない。
常に「次、次」のことばかりを考えている。
いま、この瞬間を生きる、ということをどうしても覚えられない。
頭では分かっていても、身体が。

結局、慎重なのだ。
そしてそれは良いことだ。

まあ、それでも現在の連れ合いと知り合ってからはだいぶ変わってきたと思うのだが。
だから、旅の準備、パッキングにしても、「なんとかなる」なんて強気なことを言いながらも、実はかなり入念だし、神経を使う。

それもあってかここ数年間「荷物の少ない人」であるわけだが。

話の内容とは関係ないけど珍しく写真を撮ったので貼っておく。
一週間前に友人宅でごちそうになったものたち。
全部手作りだ。
写真を撮るのも忘れて食べていたのでなくなりかけているのもあるけど。
友人の手料理を食べる度に「よし、家に帰ったら私もこういうの作ろう!!」と触発される。
今回も例のごとくそうだった。

しかしながらあれから1週間経ったが結局パスタ以外料理できていない。
これだけ暑いと料理する気にもならない、とは言ってみるが、暑くないときには代わりに時間がないし、結局のところ年がら年中言い訳ばかりしているのである。

いや、もう、ほんとに、パスタ茹でるので限界なのよ、この暑さ。

とは言うが、今日の夕飯はバーガーキングで終わり。
たまには良いさ〜。

明日の出発は夜なので、パッキングは明日やろう。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...