Tuesday 9 October 2012

ユーモアのセンス

"Where did you get your sense of humour?"
(どこで身につけたの、そのユーモアのセンス?)

と聞かれたらみなさんはどう答えるだろうか。
これを、こう答える人がいる。

"I found it on the street. I bought is for 3 dollars."
(道で見つけました。3ドルで買ったんです)


ここであなたは笑うのだ。
HA HA HA! と。

先日に引き続き、「何を隠そう」その2です。

私は遠山顕の大ファンだ。
ジェームズ・ボンドとどっちのほうがファン度が高いかといわれると、遠山顕先生と答えるだろう。

中学の頃からずっとラジオで「英会話入門」を聞き続けている。
大学時代、聞かなくなったこともあったが、ここ数年でまた復活させた。
15年以上、ずっとファンだ。

ケン・トーヤマがいなければ、今の私は無い。
そう言っても過言ではないほどこのラジオ英会話には感謝している。

実際に2,3回講演を聞きもしたし、サインをもらったこともある。

ところで冒頭に出した「ユーモアのセンス」の話。
遠山先生のユーモア感覚には本当に脱帽する。

「ユーモア」というのは、いまいち、日本人にはピンとこない感覚である。
「ふざける」のとは違う。
「面白い」とか「笑える」とか「ウケる」ことをユーモアと言うのでもない。

以前、欧米から日本の高校に来る留学生の調査書に、授業の成績や性格などのほかに、「ユーモアのセンス」という項目があるのを見たことがある。
かなり驚いたし同時にショックでもあった。
どれくらいユーモアを解する人物かどうか、というのが、留学に送り出す機関としての調査項目になるなんて。
我々日本人には想像もできない。
単に「文化差」というのでは済まされない感じがする。

いや、日本人の中にだって、キラッと光るユーモアのセンスを持っている人だっているだろう。
しかしながら日本という環境だとそれをなかなか許さない場面が多い。
たいてい「えっ、そうなんですか!(道でみつけたんですか)」とシリアスに受け止められるか、「不謹慎」と紙一重だったりするのだ。
それでもやっぱりユーモアのセンスは失いたくないものだ。

例えば何てことない会話の中で、あなたは冒頭のような答えができるだろうか?

どうして突然この話題を書き始めたのか。
ふと聞いていた、10月1日放送のラジオ英会話で遠山先生がこう言っていたのを聞いて思わずうなってしまった。これはブログで皆にシェアしなければと思ったわけだ。
1人で閉じ込めておくのは勿体ない。
みんなで笑おうではないか、"HA HA HA!!"

ありがとうとカルボナーラ

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