Thursday 2 April 2015

日本に帰った

日本時間午後3時頃に日本に着いた。ふう。落ち着く。おだやかな気持ちになる。何だろう、ほかの海外から帰って来たときよりも少し嬉しい気がする。

なぜなのか考えてみた。たぶん、人の優しさがあるのかもしれない。東京で接客をしている人たちをみると過剰すぎてうんざりする。

しかしアメリカはアメリカで、あまりにも冷たくて悲しかった。口調も怖いし。ただの空港の職員でさえ脇から拳銃でも出てくるのではないかと思うような強い命令口調で話す。一体、人生において楽しいことがあるのだろうか?と思うようなうんざりした顔で仕事をしている。ヨーロッパでもそういう人はいるけど、せめてもう少し優しい。

そんな人たちを見ながら1週間を過ごしたあと、ANAの機内に搭乗し、成田に着くと感動すら覚える。バスのチケットカウンターのお姉さん、空港係員、バス乗り場のお兄ちゃんたち、皆がとにかく快活なのだ。

日本人は本当にまじめで働き者である。分かってはいたけど、しばらく離れて、あらためて感じた。ただそれが極度にまじめなものだから、仕事のレベルが半端ないところまで延長されてしまったり、限度を知らずに根詰めた結果、精神的に参ってしまったりすることがあるわけだ。どーんと大きな休暇を取ったり、適当に手を抜くところはやはり海外から学ばなければいけない。

時間はさかのぼって。
マンハッタンからJFKまではタクシーを使った。帰りの便は13時間を超えるフライトである。体力をとっておかなければいけない。荷物を持ってウロウロしたくないので余計な労力を使わないようにしようと思った。

機内は満席だった。今回はANAで往復した。エコノミーだが、それほど不自由が無かった。ルフトハンザに比べると席が広い気がする。そしてフットレストがある。さらに、今回は余った席しかなかったので両側に挟まれている形だったのだが、真ん中の2人の間には少し間隔があり、ひじかけがそれぞれについていた。今までそんな席に座ることが無かったので気にしていなかっただけかもしれないが、これはだいぶ助かった。

機内で見た映画:
ナイト・ミュージアム3
Laggies
Love, Rosie

ナイト・ミュージアムはちょうどおととい自然史博物館に行ったばかりだったのでより面白かった。本当は映画を見てから博物館に行くべきだったのだろうけど。

さて、眠くなってきたのでそろそろ寝ます。まだ9時だけど、あと12時間後には新年度の会議なので。

ありがとうとカルボナーラ

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