Wednesday, 12 February 2025

いろいろあった数日の記録

6日木曜日。我が子の学校公開日。朝から「来てください」と担任から指定があったので行ってきた。ちょっと学級崩壊気味だと思った。行ってようやくわかった。いうことを聞かないのは私の子だけではない。ほかにももっと困った人たちがいる。勝手に歩き回る生徒が何人かいる。6月に見た姿とはだいぶ異なっていると思った。我が子をふくめ、移動教室に移動しない生徒がいて、これを移動させるのが一苦労だった。1時間目から校長先生が後ろにいる。授業の途中で担任が電話をかけて副校長がやってくる。この調子なのだ。行ってわかった。

だいぶ疲れて不機嫌になったわたし。それでも午後からは子をつれて面談と検査へ。ちょっと離れたところにある。自転車で行って、近くのファミレスでお子様ランチを食べた。喜んではいたが私の機嫌が悪すぎてだいぶ気を遣わせてしまった。今となっては反省している。

8日と9日、土日とも合気道へ行った。気が向いたので。だいぶ疲れたけど楽しかった。2日連続行くというのは珍しいことだ、と思っていたけど最近そうでもなくなってきた。行けた日はカレンダーに「よくできたね」とか「がんばったね」のシールを貼っている。

10日、月曜日。この日も休みをとっている。朝から成育医療センターへ。アレルギーの面談。今回は子なしでわたしだけ。毎日食べさせている、ナッツ入りの蒸しパンについて、何g入れているかを問われてパッと答えられず適当に答えたら、なぜ前回の倍の量になるのかと責められる。確かに。これは完全に私が悪い。でも、覚えてられないんですよ、しばらく前に作って冷凍してるんで、もう覚えてないです。そして毎日忙しくてそれどころじゃないです、先生。具合が悪くならなそうな量を入れてますから、それ私なんとなくわかりますから、親なんで。

…とは言えなかったけどそう思った。

4月と5月に予約をとる。負荷試験の予約をとるための予約、である。先のことはわからないのに予定がどんどん入ってきて自分ががんじがらめになるような感じがして気が滅入る。ときどきこのアレルギーについては「もういいです、やめます」と言いたくなる。

それでも、だ。12月の血液検査の結果が今回わかったのだが、該当食物の数値がいっきに下がっている。この2年間、やってきてよかったというわけだ。毎日面倒ながらも食べさせ続けた甲斐があった。なにも食べなくても数値は下がったのだろうか?わからない。だけどこの2年間通ったのは無駄ではなかった。

いろいろうんざりしてきて、だいぶ不機嫌になって帰った。

子は1時ごろに帰宅することになっていて、家で「おかえりー」と迎えた。それから多すぎて困る私の髪を切りに、というより減らしに美容院に行った。3時すぎ?に家に帰り、宿題は済んだかと聞いていたらなんと発熱している。なんてこった。きょうは通院で、本来午前中しか必要ないけどいちおうまる1日看護休暇をとっていた。が、午後まで本当に看護休暇が必要になるとは。正解だった、というべきか、そのせいで熱が出たのか。こうやって熱が出ると原因を究明したくなるけどいまさらいろいろ考えてもしかたない。

アレルギーの血液検査で花粉やダニも数値として出ていた。やっぱり花粉症だ。発熱と花粉症でいっぺんに小児科に連れて行った。インフルの検査などもせず、薬を処方してもらって帰った。小児科に行くと「アンパンマンペロペロチョコ」を買うのが恒例になっている。買っていい?と言われたから、あんた熱あってたいへんなんじゃないの、と聞くと、だいじょうぶと答える。仕方なくコンビニに行くとアンパンマンペロペロチョコがとんでもない値上がり。当時は80円くらいだったのが、100円になり、この時はすでに120円。たったこれだけのチョコレートの塊に!!板チョコの何分の一だよ、という小ささなのに!!「高っ!ちょっとこれ高いよ、こっちがいいんじゃないの」と言ってキャラパキチョコを指すと「たしかに」と言ってそれにした。20円しか違わないけど。

ものすごくいろんなことがあった10日。仕事するよりだいぶ疲れた。

11日、祝日。一日中家のなかで過ごした。子の熱はだいぶ下がった。きっともう大丈夫だろう。それにしても一日中家のなかにいるというのはだいぶイライラする。家にいるせいなのか、それともほかに原因があるのか、わからない。ホルモンバランスだろうか。どうもいろいろよくない、最近。なぜだろうと考えてみるけどわからない。仕事が忙しくなくなったので、いろんなことを考える暇ができてしまったのかもしれない。小人閑居して不善をなす?

Tuesday, 4 February 2025

最近の我が子

 先週火曜日の夕方、小学校から電話がかかってきてついに校長面談になった。きっと先生がお手上げ状態なのだろうと思った。水曜ちょうど時間があったので4時半から、ということになった。こういうのはさっさと済ませたほうがいい。後回ししてもろくなことはない。しかし「ついに校長面談か」と思うとなんだか気持ちがふさぐ。子に「どうしてあなたはこうなの」と言ってもまったく解決にはつながらないことは今まででよくわかっているので、気持ちがふさいでも1人でふさぐだけにしようと思った。だけど子はそういう私の様子や変化を敏感に感じ取っていて「大丈夫だよ、校長先生はやさしいから」という。

水曜は休みだったけど、結局忙しかった。朝から自分の歯医者に行き、お昼を食べに行ったあとで家に帰ると子が帰宅し、2時から子の歯医者。いずれも虫歯はなくて定期的なメンテナンス。家に帰ってしばらくするとあっという間に面談の時間になった。緊張したし、恐縮したけど、結果的には良い時間だった。とても理解のある校長先生で、別に怒られることなどなにもなかった。家での様子や今までの様子をたくさん話した。「たいへんな目にあわせようとか、苦しめるためにお話をしたわけではない、ということを伝えておいてください」と言われた。学校は、ひたすら「ただ力になりたい、なんとかしてあげたい」という方向でいる。本当にありがたいと思った。この子にも居場所があるんだと思えるだけでホッとする。

その他の様子:

・九九なんて絶対無理だろうと思っていたけど、だんだんできるようになってきた。ほかの2年生のようにはいかないだろうけど。7の段と8の段が最後の仕上げで、まだ間違うけど以前の完全にダメだった状態からはだいぶ良くなってきた。

・髪を切らない。前髪だけなら私に切らせてくれる。しかし後ろを切ろうとしない。プロに切ってもらえばいいのにと毎日のように千円カットをすすめるが、嫌がる。しかし小さい子の髪の毛というのはなんて綺麗なのだろうなと撫でながら感心する。

・マイクラにはまりすぎている。何をやっても異常なほどにハマる傾向があり、それは2歳ぐらいからずっとそうなのでそういうもんだとは思っている。その対象が、今はマイクラ、ということだ。寝ても冷めてもマイクラのことばかり考えている。以前ほどレゴをやらなくなったのが少し寂しい。

Friday, 24 January 2025

3年ぶりにゆるみ、気合は入らない

月曜に、締めの仕事が終わり、ゆるゆるの状態である。3年間ずっと目の前にあった存在がなくなり、急にゆるんだ。この3年分の緊張がゆるむまではもう少し時間がかかると思う。ホッとして、すごく気持ちが楽になっているのと同時に、やる気もない。バリバリ頑張るぞという気持ちには到底なれない。当然の反応だと思う。それでもやることは細々とあるので仕事はもちろん続くし働き続ける。ただし頭はスイッチ・オフの状態で。「なるようになれ」と思う。やるべきことをたんたんとこなすだけ。火曜からは急に時間ができてしまって、持て余している。職場にいるのにこんなに時間に余裕があるのなんていったいいつぶりだろうか。今までやりたくてもできなかった片付けをしている。

12月に、のどが痛くなった。乾燥する季節は毎年のことだ。熱は出ない。咳と鼻水に移行する。このパターンもわかっている。12月が終わってようやく鼻水がひいたが、咳がとれない。正月ごろ、咳き込んで眠れなかったことがあったが、それよりマシになっているもののまだ咳をする。誰かとしゃべっていると軽く咳が出るので、笑っているように勘違いされることが最近多い。なぜそれがわかるかというと、相手も私に合わせて笑ってくれるのだがこれが妙なタイミングなので、ああこれはさっきの私の咳が、笑いと思われているなと理解する。こういうことが最近何度もあった。

なかなか休みがなかったのだがおととい水曜は休みだったので朝から病院に行ってきた。咳になるとたいてい同じ病院に行って薬を処方してもらう。背中に聴診器を当てたり、血中の酸素をはかったり、一応、してもらった。あの、指にはめるやつ。99あって問題なかったが、指にはめてすぐに医師が「脈…遅いね。よく言われない?」と言った。初めて言われたので驚いた。見ると、40いくつ。何か運動をしているかと聞かれたので合気道と答えた。「じゃあ運動してるときは脈が上がっているんでしょうね」と。話しているあいだに「あ、今50になった」と。どういうことなのか聞いてみたら、悪いことではないから心配はいらないらしい。脈が早いよりマシか。

吸入と薬と、3種類処方してもらって帰った。待ち時間はほとんどなかったけど、待合室は具合の悪そうな人がいっぱいいた。待合室ではアドラーの「子どもの教育」を読んだ。おもしろい。

隙だらけの身体なので労わりながら過ごそうと思う。

Monday, 20 January 2025

寒稽古、土日の過ごし方

合気道の寒稽古に参加した。今年はなんと七日間のうち三日も参加することができた。これは大きな進歩だと思っている。11日(土)は結局行かず(言い訳をするとすれば、子が登校日だったので。私が朝いないとずっと寝ている可能性がある。)、12日に行ったら先生に「明日は?」と聞かれ、13日から開始の寒稽古初日に行かないわけにも行かず、参加した。それから平日は行かず、土日が巡ってきて土曜も日曜も行った。二日連続で朝稽古に参加するというのは今までやったことがなかったので、これは自分にとって「突破」だと思っている。皆勤の人たちからすると何をそんなに甘いことを、と言われるだろうけど、これが私にとってのスピード。焦らない。

去年ははじめて寒稽古に参加できた。そもそも朝稽古に行くのが初めてのことだったので、1日行っただけでも大きなことだった。それがきっかけとなって、通常の朝稽古に行けるようになってきた。自然と、週1日稽古できるようになった。あれから1年。今年は寒稽古に2日行ければ良いと思っていたけど3日も参加できた。続けていれば、こういう時がやってくる。無理していかなくていい。楽しいと思って行けるようになった最近。これは無理していないからだと思っている。

7時15分に稽古が終わって、家に戻る。この時間から活動を始めている、またはまだ始めていない人たちが世の中にはたくさんいる。眠そうな目で通学する高校生とすれ違うと、ちょっとした優越感がある。こっちは汗かくほど運動して一仕事終わっているから。

こどものごはんを作って、掃除、洗濯。その後からの時間は最高だ。近くの施設にあるカフェに行って、読みたい本や新聞を持っていく。あったかいところで、ぼーっとする時間。寒くてキーンとするけど、朝の暗いうちから運動をして一仕事終えた私は、たとえぼーっとしても身体がしっかり目覚めている。家族と待ち合わせて、いつもの場所で昼ごはんを食べて、そのあとさらに図書館でひたすら雑誌を読む。2時間くらいかかる。図書館で雑誌を読むことが、私にとっては必須で、それはまるで植物が養分(水、というより養分という感じがする)を必要とする感じに似ている。1週間も経つと枯渇してくるので自然と図書館に足が向く。

朝早くに運動をしているため、午後には身体が収束に向かっていて、4〜5時には「あったかくして寝たい」気持ちになっている。そうすると、たいして食べたいとも思わないので夕食はあたためた豆腐とか納豆とか、そのくらいで十分。こうすると翌朝が気持ち良く起きられる。腹一杯で寝る気持ち悪さといったらない。

というわけで今週もやすみやすみ行こう。

Wednesday, 25 December 2024

「どんな思い出もとっておきたい」

 きのうから小学校は給食がない。Fは仕事がある。4時間で帰宅するのでお昼には家にいなければならず、仕事どうしようかと頭を抱えていた矢先、Fの仕事が午後からだからお昼は心配ないということがわかった。ホッと一安心。それでも少し早めに退勤して3時には家についた。お好み焼きを作ることになっていたので材料を買って帰った。キャベツ、卵、そして大事なのがお好み焼きソース。先月作って以来、こどもがとても気に入っていて、なんだかんだで週1くらいで作っている気がする。

3時になるや否や、子は隣の家に遊びに行った。「4時まで!」と言い残して去った。大きくなったなあ、としみじみする。その間に私は、先日買った布でクッションカバーでも作ろうとミシンを出してきた。掃除機をかけたり、片付けをしたり。

4時すぎてこっちに戻ってこさせた。学期末なので宿題はないらしいが空欄だらけのテストがどっさりある。すべては無理だけどとりあえず目立つものを1枚、やることにした。算数だ。以前なら断固としてやらなかったが最近は「わかったよ〜」と渋々ながらも取り組むようになった。足し算、引き算、掛け算、図形のまとめ。

ようやく表が終わって、裏に入る。大した問題ではない。集中して考えればわかる。なのに「こんなのを子供にやらせて正しいと思うの?」「どうせママが勝つんでしょ」「ママは勝ちたくて言ってるんでしょ」もはや文句しか言わない。ゼロの書き方が反対だったので注意すると「そもそもこんなにたいへんなのにやる気がなくなることを言わないでよ」と言う。さらに「もう疲れた」「脚が痛い」…

こちらの我慢が限界に達した。「もうやらなくていいよ」「先生がこの前泣いたっていう気持ちがよくわかるよ」と怒った。

そう、先生は泣いたらしい。不平不満しか言わない上にふざけつづける子を前に涙したらしいのだ。それは相当だ…と思っていたけど、実際これに付き合っていたら私も悲しくなってきた。無力さと苛立ちを感じる。ここまで辛抱して、横について、手伝おうとしているのに、文句しか言わない。屁理屈ばかり言っていてる。「これは先生も泣くわ」と思った。つきあっていられない。

そうするとさすがに反省したらしくしょぼんとなって残りの1問を解いた。私は席を立ってお好み焼きのためのキャベツを刻み始めた。

「ぜんぶ自分でやる…」としょぼんとしてお風呂に入りに行く子。

廊下に出てから声を出して泣いている。様子を見に行くと「こんなに叱られたら僕だって泣くよ」と言う。「だったら、どうせ勝ちたくて言ってるんでしょとか言うのはやめて」と言うと、わかった、と言ってとりあえず落ち着いて、お風呂に入り始めた。

うーん、わたしはよくないことをしているのだろうか。自己嫌悪に陥るいつものパターンである。怒らずにいられるほどの忍耐力がない。説明をすればわかる子、なのかもしれないけどあの場で説明することばは私には残っていなかった。こうやって子の自尊心をつぶしているのかもしれない。さっきも4+6がわからないとグダグダしているときに「一年生の問題だよ。◯◯くんはきっとわかるよ」と近所の1年生のことを言うと「どうして人と比べるの!」と言っていた。あれはよくなかった。やっていけないことをやってしまった。

ネチネチ怒るのはよくないのでこれはこれで終わらせた。髪を乾かしてあげて、お好み焼きを焼いた。ボウルに入ったキャベツの山を見て「うーん、おいしそう!」と言う子。焼く前の状態がおいしそうとは思えないのだがこれは私の機嫌をとるための、この子のやり方なのだ。不自然なんだけど、こうするようになってしまったのもわたしに責任があると思う。なにかしら興味、関心、反応を見せないと怒るというパターンがこれまで多々あったのだ。それで、こうなってしまった。

夜、ふとんに横になる。この冬買った布団乾燥機が活躍していて、あっためているところに「あったかーい」と言いながら子が入っていく。そして不意に

「まま、ぼく、どんな思い出もとっておきたい」

と言う。なんのことかと思って、どういうことか聞くと「怒られた思い出も、楽しい思い出も」と言う。

いきなりどうしたのかとびっくりした。

私「なに、これから遠いところに去るとか、そういうわけじゃないよね」

子「サル?」

私「どこか行くってこと」

子「ああ、それはないよ」

私「やだよ、明日の朝いなくなってたら。ふとんを手探りして、いない!いない!とか」

子「そして机の上に…」

私「机の上に?」

子「おてがみとかね」

私「やだなあ、『たくさんの思い出をありがとう』とかね」

子「そんなこと言ったら、ぼく涙出てきちゃうよ」

私「泣かないで」

子「うれしい涙だから、しんぱいしないで」

言っている間に私も涙が出てきた。ふと子の顔を見ると、本当に目がうるうるしている。そして一滴だけ涙がこぼれた。

2人で抱き合って、笑って、泣いた。

怒ってばかりでごめんね、と言うと、いいんだよ、怒られないと悪かったって思わないし。それにあんなに上手にお好み焼きを作れるママはいないと思うよ、と言う。

わたしは、自分自身についてこんなに反省することしかないのに、この子は私のことをほんとうによく見ていて、機嫌を取ることと、気に入られることにこんなに全力を尽くしている。わたしがこんなにしくじっているというのに、こんなに優しい子に、ちゃんと育っている。心配しなくていい。

Friday, 13 December 2024

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。

話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを、無意識のうちにたくさんしている。

12月ももう半ばにさしかかろうとしている。なんだか疲れた。1年間のバッテリーがこの辺で切れる。充電のためにコンセントにつながないといけない。この時期はワクワクするはずなんだけど今年は疲れのほうを余計に感じている気がする。夜に出歩きたいとか、微塵も思わない。人生の優先順位はその時々で変わる。

 

Thursday, 12 December 2024

パネットーネとパンドーロ

先月、イタリアから巨大な荷物が届いた。パネットーネ3つと、パンドーロ3つが入っていた。日本でもようやくパネットーネは見かけるようになってきたが、値段はイタリアの3~5倍くらいする。パンドーロはほぼ見かけることはない。イタリアではこの季節、切り分けながらこれを食べる。じつにイタリアらしい、シンプルなお菓子(パン)。自然とパネットーネ派とパンドーロ派が発生する。日本の「きのこの山vsたけのこの里」みたいなものだろう。

これはパンドーロ。

それで、最近困っているのが、食べるのをやめられないということ。いや、やめればいいんだけど視界に入っている以上、手を出さないわけにはいかない。あわせて6つもあるのだ。食べない日はない。体重が増えて困る、とイタリアのおじいちゃんとおばあちゃんに言うと「1年にこの1ヶ月だけだよ」と言って笑っていた。

パネットーネはだいぶ知られるようになってきたのでパンドーロを紹介すると、上の写真のようなものです。1kgある。人の頭より大きい。最初からこんなに白いわけではなくて、粉砂糖をかけるから白い。

粉砂糖はこれで、なんと60gもあった。60gっていうと、チーズケーキ1個作るときに入れる量に近い。この粉砂糖を、パンドーロの入った袋に入れて、振る。単純。作る側がやるんではなくて、食べる人が、袋を開けたときにやる。がっさがっさ、と降る。

日本の繊細なお菓子はこういうことしないと思う。砂糖は最初からかかっているはず。イタリア菓子はざっくりしている。すべてがシンプル。

日本でのパネットーネの扱い方をネットのどこかで前に見たけど、わざわざ切ってラップで包んで冷凍したりしていた。想像するに日本人はたぶん本当にうすーく、しか食べないんだろう。我が家にそんな心配はなくて、パネットーネも、パンドーロも、1kgあっても3日でなくなる。 がっつり切ってむしゃむしゃ食べる。密閉する必要もない。すぐ食べるから。(いや、私も日本人なんだけどね。)

それにしても視界に入ると手が伸びてしまうのは困るので、きのうは「どこかに隠そうか」という話にまでなった。そうなったら必死で探し回るに違いない。体重は増える一方である。

いろいろあった数日の記録

6日木曜日。我が子の学校公開日。朝から「来てください」と担任から指定があったので行ってきた。ちょっと学級崩壊気味だと思った。行ってようやくわかった。いうことを聞かないのは私の子だけではない。ほかにももっと困った人たちがいる。勝手に歩き回る生徒が何人かいる。6月に見た姿とはだいぶ異...