Sunday 24 July 2011

オニババ化する女たち

最近ブログの調子がおかしい。以前もこういうことがあった。
投稿された記事がすべて記号になってしまったり、保存されなかったりする。

だからメモ帳に書いてからコピペすることにしよう。

ここ最近涼しい日が続いている。
先日、おそらく20日前後に、台風が来るかもと騒がれた時からだ。
9月みたいな感じで、風が少し冷たい。汗もかかない。

今日からはまた少し暑くなるらしい。
だって7月ですものね。このままだとおかしいです。

最近また本をよく読むようになった。
といっても内田樹さんの本ばかり。
私が読むのが早いか、内田先生が書くのが早いか、というくらいの早いペースで新しい本が出されるので、あと1年くらいは読む本に困ることは無さそうだ。

なぜこの人の本ばかり読むのだろうか。
たとえばほかの人の文章を読んだところでイマイチ読む気にならなかったり、頭に入ってこなかったりする。
読んでも「それは違う」とか「くだらないことを言っている」とか「浅い」とか思ってしまう(のだ。たぶん。ここ最近全然読んでないから分からないけど)。
読んでいてここちよい。
読者に「わかるように」書いてくださっている。
難解なことをさらに難解なことばで書き綴る人がいるけど、彼はそうじゃない。

だから内田先生が信頼する著者というのは、信頼できる。
というわけで先日、内田先生の本の中で触れられていた

『オニババ化する女たち』

を読んでみた。
これは読んで正解でした。



話題になった頃には読んでなかったのだけど、今出会えてよかった。
「女性の身体を取り戻す」がテーマ。

からだをコントロール(ゆるめたり、力を入れたり)は意識すればできるのだ。
うまく身体の声を聞いてあげれば、すべてがうまく「流れる」ようになっている。
身体っていうのはよくできているのに、われわれ現代人はうまく付き合うことができずにいるようだ。

とくに女性の身体について書いてあるので、月経やお産の話が多い。
(「子宮をつかうべきです」という一言が印象的だった。)
現代の女性がいかに「しまりが無い」か分かった。
なんというか、昔の女性は、ほんとに「女」だったのですよ。
昔と言っても、今、80、90歳くらいの人たち。

この夏に何か一冊、と思っている人はぜひこれを。
女性だけではなく男性にも読んで欲しい。


読んでからというもの、今までよりもっと身体に耳を傾けるようになった気がする。
週に1度はプールに行って、なにもせずに水に「ぷか~ん」と浮かぶ。
本を読む前からのこの習慣(とまではいえないかもしれないが)はやっぱり必要なことだったのだとあらためて思っている。

さて、ではプールに行ってきます。

Tuesday 19 July 2011

あぼ

今朝は突然の雨のせいで、通勤途中に濡れてしまった。四国と近畿では大変なことになっているらしい。故郷を出てからというもの、本物の台風にはご無沙汰している。今日もだいぶ湿度が高く風も強いがやはり「台風」にはほど遠いと思う。

アボカドについて。
アボカドが好きだ。しかしスーパーで選ぶ時には慎重にならなければいけない。
柔らかすぎても、硬すぎてもダメだ。
まさに「食べごろ」を選ばなければいけない。
この季節は特にそれが難しい。

今日はきれいなやつを選ぶことができた。
二つ買って、切って、しょうゆをかけて食べた。
アボカドのさしみ。シンプルで美味しい。

アボカドはカリフォルニアやメキシコから輸入されているものがほとんどなので、放射性物質の心配をすることは無い。
レタスやブロッコリを選ぶときのような懸念が要らない。

さて、今日は寝ます。
昨日は夕方にレッドブルを(はからずして)飲んだせいで、眠れなかった。
睡眠を取り戻さねば。

Monday 18 July 2011

「あなたの週末は如何でしたか。」

日焼けしないように気をつけているつもりだが、日焼け止めクリームを手の甲に塗り忘れることが多い。
または、塗っているのに流れ落ちているだけかもしれない。手はよく使うから。

昨日は予定の無い休日だった。
プールに行き、洗濯をし、チーズケーキを焼いて、本を読んだ。

週末、休日に予定が無いのはよいことだと思う。
食べたい時に食べたいものを食べて、寝たいときに寝る。

ただ、イギリスではそうじゃなかった。
週末が来るごとに(というか水曜日くらいにはもう)「今週末は何をするのか」と訊かれる。
週末があけて月曜、火曜には「週末には何をしたのか」「週末はどうだったか」を訊かれる。

イギリスでは週末というものは何か特別なことをして当然であり、誰にも会わない週末となると「なんで?」ということになる。いつもどこかでホームパーティが開かれており、特に知り合いでなくとも呼ばれて参加するのは珍しくない。ビール片手に、音楽の鳴り響く家のチャイムをピンポン、なんてことは普通だった。

そのため、週末は1人で過ごすものじゃない、一緒に過ごす相手を見つけなければいけないという強迫観念(というと言いすぎかもしれないが、本当に結構なプレッシャー)を感じていた。

週末に1人でいること=寂しいヤツ

だと感じずにはいられなかった。


その面倒なプレッシャーから開放されたのはここ数年のことである。
日本に暮らしている限り、週末に1人でいることはおかしいことでもなんでもないし、「何で何もしなかったの」なんて訊ねられることもない。

日本人はいつも1人で、寂しそうに見えると、ときどき外国人が言うのを聞くが、日本人は一人で過ごすのが上手なだけかもしれない。

ただ、パーティは楽しいものだし、日本ももっとそういう「集い」に対する敷居が低くなれば良い。それであって、週末に対するプレッシャーは感じずに済む、というのが理想ですな。

さーて、プール行ってきまーす。

Monday 11 July 2011

帰郷

三日間だけ郷里に帰っている。
どうしても帰りたくなったのだ。
東京は人が多すぎて、吹いているはずの風も感じられない。
家のつくりがそもそも風を通さないようになっている。
東京は人が多すぎて隣の人の暑さまでもを感じなければいけない。
エアコンをつけないとよく眠れない。
そんな感じで最近すさまじいイライラがたまっていた。

一方で、田舎はいい。
家が夏用にできている(それもそれで冬は問題なのだが)ので、とても涼しい。
今のところ一回もエアコンのスイッチを入れていないが、常に山から風が吹いてくるので涼しい。
家全体に開放感がある。

郷里はいつも恋しいものだが、特にこの季節、夏になると帰りたくなる。
強い夏の日差しのなか、山水を飲みながら、道草しながら学校からの長い帰り道を歩いて帰ったものだった。その記憶と感覚がいまだに、身体に染みついている。

夜風が涼しくて、おふろあがりにアイスクリームを食べながら夕涼みをした。
特になにもせずに、畳の上でごろごろしているこの幸せ。
聞こえるのはセミの鳴く声だけである。
ここで育って良かったと本当に思う。
もじどおり「のびのび」と育ったのだなあとしみじみと感じている。
人間はそもそもこういう暮らし方をしてきたのだ。
これが合っているんだと思う。

嗚呼、明日から仕事だ…。
心底、帰りたくないと思う。今からあの雑踏の中に戻るなんて信じられない。

ところで、昔の写真を整理した。
昔といってもたとえば自分の生まれる40年前の写真だ。
祖母も生まれていないときの写真さえ出てきた。
ほこりかぶっているどころか、白いかびだらけのアルバムをひっぱりだしてきて、通気のよいところにおいておいた。
はがれかけている写真は元通りに貼り直した。
劣化を止めるためにも、ハイテクのスキャナでデータにしておいた。

イタリアでルネサンス期の絵画を修復する人たちはこんな気分かな、とか思った。

それにしてもどうして昔の人の写真はこんなにきれいなんだろう。
ものすごく鮮明なのだ。
切れ長の目がはっきり分かるほどに鮮明。50年以上前の写真だというのに。
みんな俳優みたいで、肌がとてもきれいに写っている。
祖父母の結婚式の写真があったが、肌が陶器みたいだった。
プロが撮ったんだろうか。

はっきり言って今現在我々がデジカメで手軽に撮る写真よりもずっと綺麗にとれているのである。
今のデジカメみたいな加工技術はもちろん無い。
そのためかもしれないが、一瞬が劇的なのである。
古いからそう感じるだけであろうか。
1942年の祖父の出兵時の写真なんて、あまりに貴重すぎて触るのに緊張した。

写真ってやっぱりすてきだなと思った。
そして記録を残すことの大切さを見た。

Saturday 9 July 2011

冷麺 냉면

冷麺が好きだ。
下の写真、あまり冷麺ぽくないけど冷麺。
この食べ物を開発した人は偉い。そして敬意を表したい。

付属のスープを水で溶くように作り方の指示があるけど、私はもう直接、氷を入れてしまう。
(だから下の写真はあまり冷麺ぽくないんです。器も小さいし。)
そして卵とキムチをのせて食べる。

悩みとしては、高いということ。
1食(120~150g)あたり150円以上する。
パスタだったらこれで500gは買えるのに。
2食分入って398円というのをスーパーではよく見かける。

これが韓国だったらもっと手ごろな値段で手に入るのだろうか。
あるいは盛岡。

ちなみに韓国語だと「れいめん」は「ねんみょん」。

書いてたらまた食べたくなってきた。
これだけのために韓国に行ってもいいくらいだ。
本当に美味しいんだもーん
ねんみょんねんみょーん

Monday 4 July 2011

お辞めになってください

今日は休み。
最近は早く目覚める癖がついていて今日も7時前に起きました。
コーヒー飲んで、パソコンつける。

ん?
朝からなにやらtwitterが騒がしい。
何が起きたんだろう。。。

これでした↓


なんだか朝から気分悪くなっちゃいました。

そもそもどうして敬語を使わないのかな。
「大臣」は「知事」より上だってことかな。

被災した地域の人たちの気持ちが分からないのかな。
分かってたらこんなこと言わないねそもそも。
家や家族をなくした人たちが、本気で復興を願っているのに、この人が「復興」大臣…(´Д`)!!!

大臣って名前だけで実際は無能なのだね。よく分かった。
民主自民言い争っている場合ではなくて、人間として、「残念」。

でもこんな人が国からお金もらって「大臣」だなんて。
国民のために身を削って、奔走するのがその役割じゃないのかね。
ただのヤクザ。。。

「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」

と言っていたらしいです。
もう、意味が分かりません。
地図見ましょう。

そして、自分を「客」扱いしているけど、
むしろ、国の対応が遅れてすみませんって言ってもいいのでは。

で、ここで注目すべきは


東北放送。


「オフレコで」
「書いた社は終わり」
って松本は言うのですが、あっさりこれを放送するのです。
地元の人々の立場から見たら「怒り」は当然。
松本の恫喝にも関わらず放送した東北放送に拍手を送りたい。


真実を伝えられないテレビ局や新聞社は、つぶれてしまうべきだとおもいます。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110704ddm002040132000c.html

それにしても

「書いた社は終わり」って。
アンタが終ってるよ…( ´Д`)

と思いました。


うーん、村井県知事かわいそう。
悔しくて腹立たしくて涙出そうになる。

この復興大臣は、辞めるべきだと思います。ほんとに。やめてほしい。
こういう大人って世の中いっぱいいるけど、はっきり言って大嫌いです。
部下に対して無意味に偉そうなおじさんたち。


はぁ~…。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...