Sunday 29 May 2011

甘いカルボナーラ

ここ最近内田樹先生の本をよく読んでいる。ブログを読んでいたのだが最近あまり更新されないようだ。
内容は決して軽くないが読みやすく、結構癒されるし「そうだそうだ」と思いながらあれこれ考えるうちに気持ちが楽になってくるので内田先生の書いた文を読むのは好きだ。

ここ最近はとても忙しかった。朝5時台に起きた日が二日ほどあった。でも仕事は順調に片付きつつある。明日までもうひとふんばりすれば、明後日と明々後日は有休をとる予定。

その、忙しいなかのおかしな出来事を一つ。

3,4日前にカルボナーラを作ることにした。4時か5時ごろ、2人とも昼ごはんを食べておらず、遅めの昼食兼夕食として作った。質の良いベーコンを買いに行き、同じスーパーマーケットでパルミジャーノも買った。いわゆる粉チーズである。クラフトのチーズが高すぎたので、どうしようかと迷った挙句、雪印のを買った。今まで買ったことなかった。

できあがってから、熱いうちに食べはじめた。美味しいのだけど、イマイチ塩が足りず、振り入れる。ゆでるときにかなり多めに入れたはずだったのだが。

それでも足りず、もっと塩をふりかける。

「なんか甘いねこれ」
「うん、たぶんあのパルミジャーノのせいだろうね」
「もっと塩をかけよう」
「こしょうもかけよう」

ところがだんだんとその甘いパルミジャーノにうんざりしてきた。
不思議なことに、どんどんまずくなっていく。
きっと、熱が失われていくことに影響しているのだろうと思った。

「これは食べきれない…」

しまいには気持ち悪くなってしまった。
結局、残った分は捨てざるを得なかった。

「スーパーに爆弾をしかけてやる」
「いや、スーパーのせいじゃないと思うけど」
「メーカーに送り返す?」
「あんまり意味無いと思う。」
「残念ね」
「うん、残念ね」



さて翌日。
魚が食べたくなったので、魚屋へ。
めばるを2尾。アクアパッツァを作ってみることにした。
魚屋さんにさばいてもらったら、最初に見たのより分量が少なくなってしまった。
まあ当然である。内臓と骨と頭とるからね。

これじゃあ物足りないだろう、ということで、ナスをオーブンで焼くことにした。
ナスを3つ、薄めに切ってオリーブオイルと塩をかけてオーブンに入れる。

めばるを食べ終わってからナスに箸をのばし、「やはり塩が足りない」と思った。
ナスにこれでもかと塩をふりかける。

「やっぱり甘い」。


「もしかして」

その時初めて気付いたのだ。
正確に言うと、塩の正体を疑ったのだ。
なめてみるとそれは甘かった。

塩ではなくグラニュー糖だったのだ。




砂糖より粒がこまかくて、サラサラしている。
それまで買ったことはなかったが、最近よく作るマフィンに使うために買ったものだった。
しかも、袋が食塩の袋ととても良く似ている。

そりゃああれだけ大量にグラニュー糖かけたらカルボナーラも甘くなる。
ナスについている味は塩のみだったので、これでやっと気付いたのだった。

2人で笑った。
「スーパーに爆弾を仕掛けなくて良かったね」と。

翌々日、リベンジということでまたカルボナーラを作った。
とーっても美味しくできましたとさ。

Sunday 22 May 2011

ブルーベリーマフィン

日曜なのに木曜のような気がする。逆に、木曜は「今日は日曜」と思い込んでいる。
毎週、木曜と日曜は仕事が休みなのだ。
3日間働くと1日休みが来、2日間働くとまた1日休みが来る。
身体は、木曜も日曜も「短い週の終わりがきた」くらいに理解をしているため、カレンダーを確認しない限りは本当に間違うこともある。

**********
先日、ブルーベリーマフィンを作った。

インターネットでレシピを探すと、ものすごい数がヒットする。
こういう場合、いいレシピがどれなのか分からず、たくさんのレシピを見てしまう。
結果として何が起きるか。

分量も作り方も、半端になる。
小麦粉はもうちょっと多くてもいいのかも、とか、こっちではレモン入れてないから省いても大丈夫かな、とか、自分勝手に改変してしまうのだ。

それでうまくいったためしがない。
だから今回は本屋さんに行き、一冊だけ手に取り、分量だけメモをして帰った。

それをここに記しておく。

バター 60g
グラニュー糖 70g
卵 2個
牛乳 60g
ヨーグルト 60g
薄力粉 170g
ベーキングパウダー 小さじ1.5
サラダ油 50g
ブルーベリー 50g

分量はレシピによって本当に違う。
こんなに差があってよいのかと思うくらいに違う。
最初に作ったのはクッキーみたいになったのに、この分量なら美味しくできた。

作る手順だけはどうやらどのレシピも共通しているようだ。

①バターと砂糖を混ぜる。ハンドミキサーを使ったほうが良い。白くなるまで混ぜる。
②といた卵を混ぜる。
③粉類と牛乳、ヨーグルトを交互に入れて混ぜる。
④ブルーベリーを混ぜる。

そんな感じ。
180℃のオーブンで20~30分焼くと出来上がり。
シリコンの型だと、マフィン用の紙も買わなくて済むから良い。簡単にはずれる。


お菓子づくりについて。

昔から好きだ。小さい頃は妹と一緒によくホットケーキを作っていた。
高校生のころはシフォンケーキの全盛期だった。
ところが18歳の時、1人で暮らすようになってからは、ぱったりと作るのをやめてしまった。
食べる人が自分しかいなくなって、つまらなかったからだ。
ここ数年でそれが再開。食べてくれる家族がいるからこそ料理は楽しい。

私が作るお菓子はお菓子屋さんに並ぶような品の良いものではない。
粉をふるいにかけたりしないし、全然繊細ではない。
無骨だけど素朴、シンプルで飽きのこないものだ。
そんなものでも、なにかしら、手作りの甘いものがおうちにあるって、それだけで結構嬉しくなる。

今回は偶然ブルーベリーマフィンだが、じきにチョコレートのマフィンを作れるようになりたい。
でーん、とソフトボールくらいでっかくて、品の無いやつを。


今日は良い天気。
午後から雨が降るってのは本当だろうか…

Thursday 19 May 2011

黒電話の鳴るころ

先日、小津安二郎の「早春」を見た。確かこれは原節子が出演していたはず…と思いながら見ていたんだけど最後まで出てこなかった。あれは一体誰だったのかと思って昨日ツタヤに立ち寄った際に早春を手にして後ろを読んでみたら淡島千景でした。ええっ、あの人、こんなに綺麗だったのか!と、思い浮かべた今の姿は「扇千景」だった。おっと、間違い間違い。

なんでしょうね、あの凛とした美しさは。どの角度から見ても美しい。

小津映画には世話焼きな人たちがいっぱい出てくる。隣の奥さんとか、同僚とか、上司とか。
勝手に結婚の話を進められちゃったり、そして本当に結婚しちゃったりする。
この「早春」も、妻のある男がほかの女に浮気(やってることとしては「不倫」になるんだけどなんとなく「不倫」という言葉があの映画に合わない気がする)するのだが、それについて同僚が当事者たちを呼び出して問いただしたりする。
同僚と言ってもみんな仲良しである。
そろってピクニックに出かけたりする。しかも世話をやくのは1人ではない。10人近い集団だ。

今だったらこうはいかないなあ。本人たちの好きにさせてやれよ、という感じだろう。
だけどみんなうるさいんだこれが!

これが50年前の日本。アドバイスを求めたり、ちょっかいを出したりして生きていた。
それぞれが、頼りあいながら生きていた。

年頃の娘には

「この人どお」

なんて言って会社でやり手の男性の写真を持ってきたりしていたわけだ。

2011年の今じゃなかなかそんなの無いですね!
集団に見守られている感覚なんてむしろ負担に感じちゃうんだもの。

ただ、映画のなかの「バア」でお酒を飲みながら戦時中を語ったり、転勤する同僚へ向けて「ほたるの光」を歌ったり、となりの奥さんが「ちょいと奥さんッ」て言いながらいきなり玄関開けて入ってきたりするのを見ていると、少なくともこの人たち、寂しくは無さそうだなと思う。夫が飲んだくれて帰って来なければ、女学校時代の友達や、母親や妹がすぐに訪ねてくるし。不満は大いにありそうだけど、例えば休日に誰ともしゃべらずに過ごすなんてことは無さそうだ。

携帯もパソコンも無かったころ。黒電話が鳴り、会社ではそろばんを弾いていた時代。

今さらだけど当時の話を祖父母にもっと聞いておけばよかったと思います。


小津映画の代表作はだいたい全部見ているはずだけどもっと色々見てみたいので今度別のツタヤにでも行ってみようかな。

さて、天気も良いので出かけるとします。

Saturday 14 May 2011

美容整形について考える土曜日

今日、DAYSという雑誌に、韓国人女性の整形について数ページ分掲載されていた。
整形をする人が多いとは耳にしていたものの、雑誌によれば実に46%の女性が整形しているらしい。
それが「韓国国内」だったか「ソウル市内」だったか覚はっきりえていないが、どちらにしろすごい数字だと思う。

そこに載っていた女性は21歳の大学生。
美容整形の会社が開催するコンテストに参加すれば無料で整形手術を受けることができる。
参加資格を得たのは5人。
彼女はあごを整形した。

ちなみにこのDAYSというのは写真がたくさん載った雑誌である。
手術をする様子も載っていた。涙を流す姿を見て痛そうだと思った。
が、麻酔が効いているはずなので痛くて流した涙ではないのかもしれない。
手術は6時間かかったと書いてあった。


数時間後、パソコンの電源を入れてみたら2ちゃんねるのまとめサイトでAKB48のメンバーである板野友美の整形について書かれていた。

見るたびに(そして見れば見るほど)不自然な顔をしている、と思ってはいたのだがどうやら整形らしい。
ネットはいくらでも騒ぐからなあ、と思っていたら、AKBが始まったころの写真を見てびっくりした。

当時からまったくといっていいほどAKBには興味が無く、気に留めたこともなかった。
板野という名前を知ったのもここ1年くらいのことである。

だが何年も前から彼女を見ていた人たちも多くいるわけだ。これは驚くしかない。
途中で人が入れ替わっている可能性もある。
どうせなら整形してから出てくればよかったろうに。

板野さんはこれで今満足しているのだろうか。
まだ19歳らしい。
そんなにお金をかけてでも手に入れたかった名声とは。
まあ、事実、整形以前の状態だったら今ほど売れることはなかったはずだ。
これはこれでよいのだろう。よくやりますなぁ。

美人になれば名声を手に入れられるわけだ。
名声があると何か良いことがあるのだろうか。
お金を稼ぐことで、あるいは社会的に大成功することで、例えば何を得られるのだろうか。
得たとしても、お金は一時的だ。

フツーの人生も、よいものですよ。
掃除洗濯して、ご飯作って、友達と会ったりするの。
公園に行ったり、おうちでごろご~ろして、雑誌ぱらぱらめくったりするの。

周りに負けじと「自分を成長」させるのも、まあ、けっこうなことだが、それって疲れそうだなと思う。
私はすんごい高額の収入が無くても、結構幸せに暮らせる。
格差社会はダメって言われるけど、人と比べなければいいのではないだろうか。

モノとお金のことしか考えられない人間は寂しく、つまらない。
最終的にそういう人が追求するものは何か。明らかである。「自己の利益」だ。
そうすると、家族や配偶者、子供をもつ必要性もなくなる。
それぞれがそれぞれの世帯を持ち、それぞれにつぶしあい、競争しながら生きていく。
おたがいのコミュニケーションも必要なくなる。

ま、今の日本がちょうどそういう状況なんだろうけど。



話を元に戻す。

整形は怖い。ありのままにいこう。
「私も整形したらアイドルになれるかも」「美人になったらお金たくさんもらえるかも」なんてことを10代の少女が考える必要のないような世の中を作っていきたいものだ。
ありのままの自分に、満足できるようであってほしい。
外見よりも中身を磨くことに熱をあげてほしい。

Monday 9 May 2011

8,9日のこと

5月8日。

ピカピカの良い天気。
特にどこに出かけるでもなく、朝から洗濯をし、スーパーに買いものに行き、掃除をし、サラダをつくって映画を見ながら食べ、ごはんを炊いて翌日のお弁当を準備し、二回目の洗濯をして、きのこのマリネをつくり、プールに行き、帰り道にビールと刺身と寿司を買い、しばらくしてクロスタータを焼いた。

なんとも理想的な日曜の過ごし方。
特別に何も無くとも、充実感がある。
あらゆることをきちんと整えるだけで生活が潤う。
食べるものは、手を抜かずに作る。

ていねいに生きることを怠けてはいけないと思っている。
そしてゆっくりすること。これが意外と難しいのだが。
夜はNHKスペシャル、写楽についての特集。
これまた面白かった。
前日もNスペに感動していたのだが(ちなみにこれは津波について)、日曜もまた、である。
番組クオリティに関して民放との歴然たる差をあらためて確信。

5月9日。今日。
朝から眠くて仕方ない。頭の左側がぴりっとするときがある。
なんとか一日乗り越えた。
階段の上り下り頻度が凄まじく、脚の疲れを感じる。


帰宅するとラザニアができるところだった。
これを作るのには何時間も要するというのに。
疲れて帰ったときにごはんがあるというこの幸せ。

ここ数ヶ月間、くしゃみがとまらない。
花粉に限らず、万年ほこり(等)アレルギー状態になったのかもしれない。
だいたいこういうのって体質の変化によるものですよね。
健康に暮らしているつもりなのだが。

眠いからこれで終わり~。
おやすみなさい。

Sunday 8 May 2011

5月3日から5月7日までのこと

ブログを書こうと思いながら結局何日もたってしまった。
思い出しながらレビュー、行ってみようか。

5月3日。

Hくんに誘われて寿司を食べに行った。なんと三ノ輪まで。
みのわ、というところがどこにあるのかも知らなかった。
上野の2つ先、だという。
地下鉄を乗り継ぎ、たどり着くまでに結局1時間はかかった。
その間、内田樹先生の「1人では 生きられないのも 芸のうち」を読み始める。
待ち合わせがちっともうまくいかず、結局店に着いたのは待ち合わせ時刻から40分も過ぎたときだった。
そもそも4人もいるのに、何番の出口で会うか決めていなかった。

美味しい寿司だった。やわらかすぎる感じがしたのだが寿司というものはそもそもああいうものなのかもしれない。
だいぶおなか一杯になって、六本木へ。
ここでもう1人の友達と合流。
音楽をきく。有名な「フェスタ」らしいが、いったい何の音楽をやっているのか分からず。
席にも座れず。

そのまま六本木ヒルズ内にあるユナイテッドアローズやZARAをうろうろして、新宿へ。
パフェを食べにいったはずだったのだが、待ち時間40分と言われてあきらめて店をあとにした。
下の階にあるコニカミノルタプラザにて写真の展示を見て、帰る。
この時点ですごい雨が降っていた。

家に帰ってから何をしたのかは覚えていない。
たぶんサラダを作って食べたんじゃなかったかな。

5月4日。
朝から上野動物園へ。
この日は、年に数回ある無料開放日のうちのひとつだ。
3年前に行ったことがある。その時はスムーズに入ることができたし、人もそんなに多くなかった。

なのに今年の混み方は異常だった。

そもそも、入り口がなにやら分けられていて、なんだろうと思ったら
「パンダを見る人の列」と「パンダを見ない人の列」だった。

そういえば最近来日したばかりだったのだ、パンダくんは。

パンダを見るためだけに列を成す人々を見ながら、いろいろと考えさせられる。

この前までいたパンダとやはり異なるのだろうか。
ほかの動物だって十分かわいいではないか。
なのにどうしてパンダだけ一番人気なのだろうか。

結局のところ、京王百貨店の「ガトーフェスタ・ハラダ」にできる列と同じなのである。

みんな買うから、買う。
みんなが美味しいって言うから。

パンダも、みんな見るから、見る。
みんながかわいいって言うから。

話題になっているものや場所に対してお金と時間を費やすことによって、自分もその話題に参加できる。
客観的に自分を観察してみて、惨めだと思わないのだろうか。

なるべくならみんなと同じことをしたくない、という本能のようなものが生理的に備わっている私にとってはああいう行動は理解し難いのだ。

上野の西洋美術館だって同じだ。

本当にレンブラントを理解しようとしてあの列に並ぶ人は半数に満たないのではないか。
中に入ってみれば分かる。
1度、マリーアントワネットの展示に行ったことがあるが、おばちゃんたちが弾丸のごとく動き回り、不快度数は満員電車のそれを越えていた。

重要なのは「レンブラントを見た」という事実なのである。
「あれは綺麗だわよ。」と、これで近所のおばちゃんに語れるのである。


とは言うものの、世の中のたいていのものはそういう考えで成り立っている。

今回、動物園は混んでいたのだがそのなかでも注目すべきおもしろいものがあった。

「ハシビロコウ」という鳥である。
見たらびっくりしますよ、これ。
みんなその目の前に現れた、まるでマンガから飛び出してきたかのようないでたちに

「わ、なんだこれ!」




と驚いていた。
頭とくちばしが異様にでかい。
ディズニーの、ふしぎの国のアリスにこんなのいなかったっけ、と思った。
飛ぶ姿がかっこいい。鳥というものは飛べばそりゃみんなかっこいいだろうけどこのハシビロコウは、物怖じしない、堂々と、ゆっくりとしている感じが特にかっこいいのだ。

おうちに帰って、夕方からプールに行ったと思う。

5月5日。
友人Aの家におじゃまする。
だんなさんと、娘(0歳)と一緒に郊外に住んでいる。
娘がかわいかった。
中に何か入っているんじゃないかと思うくらいほっぺがぷくぷくしていた。
ほっぺだけじゃない、腕も、脚も、全部ぷくぷくのぷにぷにだった。
おもしろいなあ赤ちゃんは。
3頭身くらいなのだ。

キティちゃんとか、ミッフィーとか、いわゆる「かわいい」ものについて考えてみると、やはり2~3等身である。頭が大きくて手脚が短い。そして全体的にちっちゃい。

さらなる必要条件として「無邪気」であること。
何の魂胆も持っていなくて、何もたくらんでいないこと。
つまり「邪気」が無いこと。

私は武器も持ってませんし、あなたに危害を加えることはありませんよ、というメッセージがあのまなこから受け取れる。

それが目に見えるとこちらは安心感を得るのだ。

大人になっちゃうともう無理ですね。
もはや我々は邪気だらけですからね。

ところで、前の日に作ったパウンドケーキをおみやげに持っていった。
お昼にはトマトで煮込んだハンバーグと茹で野菜、きのこのマリネとサラダ、赤ワインをごちそうになった。

そしてこどもの日パイ。美味しかった!


5月6日。

仕事再開。
担当している全クラス分の連休中の宿題を回収、点検、返却をする。
授業は3つしかないのに、くたくたに疲れきった。

家に帰って、アサリのパスタ。
リングイネもスパゲッティもうちになかったので、バヴェッテを使った。
どういうパスタかというと、リングイネよりやや厚い。
とても美味しかった。
ワインは久しぶりにGAVI。やっぱり断然美味しい。

内田樹先生の本を読んでいたらどうしても小津が見たくなって「秋刀魚の味」を見た。
素敵だあ、このおじ様方。

5月7日。

やや肌寒い。
と思ったら午前中雨が降った。
3時頃に仕事を終える。
お昼ごはんは結局食べる時間が無かった。
今日も宿題チェックに追われる。

うちに帰って今日はえびのパスタ。
これまたバヴェッテを使った。

映画もみたかったしお菓子作りたかったけどなんだか本当に疲れきっていた。
寝る前のストレッチさえサボってしまうくらいに疲れている。

そういえば平日はいつもこんな感じだった。そうだった。

Tuesday 3 May 2011

2日のこと

昨日のこと。朝はいったん5時55分に起きた。
築地市場を見に行くかどうか決めるためだ。
ずっと前から見てみたかったのだが、インターネット上の情報によれば、場内は立入禁止らしい。いっぽうでもう再開されたという声もある。しかし3月11日以降はマグロのせりが見られなくなったとか。ということは場内には勝手に入れるのか…??
いろいろ考えたのだが、行って結局せりが見れなかったら悲しいので「今度もっとよく情報収集してから行く」ことにした。

もう一回寝て、8時50分に起きた。8月以降の病院予約をとる。
12時半から、歯医者に行く。
といっても特に悪いところはない。
点検をしてもらうのである。
歯石と着色をとってもらう。
これは時々やってもらわないといけない。

前回行ったのが1月だったから、やっぱり着色が進んでいる。
さらに今回は歯周ポケットが全部表示された紙をもらった。
右上奥の歯、歯周ポケットが「9」だった。他のがだいたい2~3だから、これは大きい。
次回行くときまでにはマシになるように心がけねばならない。

帰ってからパスタをゆでた。
すこしにんじんを刻んで、にんにくをつぶして、トマトとオリーブオイルであえる。
おいしいんだなこれが。
パスタに「調味料」は入れるものではない。
日本では多い勘違いである。「パスタのもと」「パスタソース」といった類のものが売られているのをよく見る。
いやいや、オリーブオイルと塩だけでこんなに美味しいのに。
それだけでいかに美味しいかということさえ知っていれば、間違えることはないはずだ。
化学調味料はいらない。

Sunday 1 May 2011

連休初日。

5月になってしまいました。

私は明日2日、仕事が休みなので今日から5連休です。
かといって特にプランもありません。
5日間もあるのだからどこかに行こうと思ってはいたのですが、高いのなんのって。
例えばこんなに近い韓国に行くのでさえ8万はかかるというのです。
国内旅行もできないことはなかったのですが、行きの便が買えても帰りが無い。
そもそも高すぎて手が出せない。
ちなみに、近場のアジア諸国でも20万かかります。
1ヶ月前、5万円で飛べたホーチミンが今となっては20万円…。

値段なんか関係なく、旅をするべきだ、とは思います。

しかし;
別シーズンだったら半額以下であるということを知ってしまっていて
人間でごった返す成田と羽田をイメージすると
そうはいきません。

無理して今出て行く意味はあるのか、と考えて、やはりどこにも行かないことにしました。

家族と一緒に居た18年間はずっと祖父母の家に行ったり、家でのんびりしたり、いとこがうちに遊びにきたりしていました。

上京してかれこれ10回目のゴールデンウィーク。
このあいだに一度も海外旅行はしたことがありません。
2年前に、1度だけ国内旅行をしたことがあります。
行き先は京都。

これまた人が多すぎて身動きが取れませんでした。

やっぱりGWに動き回るのはあまり懸命ではないのかもしれません。

代わりに、人がいなくなるから東京は通常より人が減ります。
動物園とかプールとか、無料で開放するところもあります。
これだけ日々混雑を極める東京ですから、連休中くらいは人のいない東京を満喫するのもありではないでしょうか。

私は読書でもして、映画を見て、お菓子を作って、これまで会えていなかった友達に会い、のんびりごろごろ過ごす予定です。

連休とは何も関係が無いのですが、ロイターのウェブサイトから写真をひとつ。
ロンドンの結婚式の様子をテレビで避難所で見る男性のようす。
各国の様子が映されていましたが日本のはこれだけでした。


Hajime Ajima, an evacuee of the March 11 earthquake and tsunami, watches a broadcast of the wedding at a gymnasium converted into an evacuation center in western Tokyo, April 29, 2011.

REUTERS/Toru Hanai

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...