Sunday 31 July 2016

渋谷でカレー

梅雨が明けたらいっきに空気が変わった。
暑いだけじゃなくて、「重い」感じがなくなった。いわゆる夏がやってきたのだ。

おととい、渋谷に行った。

露出を間違って写真が青くなった。午後1時頃の渋谷。めちゃくちゃ暑いけど日陰にいればなんとかなる。

放っておくと家では何も作らず、食べず、になってしまうので意を決して外食をしたわけだ。ものすごい久しぶりにカレー。少し食べてお腹いっぱいになってしまった。

帰る時間帯、暑くて、駅から家まで歩くのがとても辛かった。この時間に外出はするまい、と本当に思った。

Saturday 30 July 2016

フラッペを食べながらダール

おととい。時間を持て余していたのでカフェに入った。
頼むのはコーヒーではなく宇治金時フラッペ。
カメラの使い方、とくにフォーカスの仕方がだんだん分かるようになってきた。
撮ったものを見て、うーん、やっぱりi padとは違う、と差を感じて満足。

以前同じものを注文したときには最初から緑色で出てきたのだが、今回は自分でシロップをかけるようになっていた。だから最初は白い。
 かけて、こうなる。
前回のほうが間違っていたんでしょうね。

一冊、カフェに持って入った本はRoald Dahlの "Someone Like You"。
夏休みに入ってから少しずつ読んでいるがこれがまた面白いのなんのって。
カフェにいる間にGalloping Foxleyを読んだ。
結末が面白すぎて思わず声を出しそうになった。

昨日読んだSkinは不気味で、後味悪かった…。
ま、それでこそロアルド・ダールなんでしょうけど。

ほとんど辞書をひく必要もなく、すらすら読めるので長い英語の文を読むのが苦手という人でもいつの間にか夢中になって読める本です。やっぱり短篇集は良い。

話戻って、フラッペって英語っぽくないよなー、やっぱりフランス語かなーと思って調べてみたらフランス語だった。「かき氷」で十分だと個人的には思うけど。逆に「フラッペ」のほうがレトロな雰囲気が出て良いとも言える。

Friday 29 July 2016

三茶の足立ベーカリー その2

先週、5時過ぎに行ったらすでに閉まっていて例の食パンが買えなかった。
昨日また近くを通りかかることがあったので今度は少し早い時間に行ってみたらひとつだけ残っていた。よかった。
店構えはこんな感じです。本当に小さい。
今回は許可を得て店の中を撮らせてもらいました。
(新しいカメラで!)
昔ながらの、というのがこれで分かりますかね。

きょうは食パンとあんぱんを買いました。もちろんつぶあん。


三色パンは無かった。



食パンの袋にあるデザイン(フォント)はずっと変わっていないんですか、と聞いてみたら「ああ、これ?そう、そうなんですよ〜」と店員さんが笑顔で話してくれた。(割烹着のパン屋さんというのがなんとも嬉しい。)

「今は足立ベーカリーで看板作っちゃってるけど、昔は足立製パンって言ってて、この袋はずっとそのときからそのままね」と言っていた。なるほど。

通りかかることがあればぜひお店に入ってみて下さい。ガラス張りで清潔感とやさしさあふれるパン屋さんです。


Thursday 28 July 2016

日経WOMANについて

涼しい図書館に入って好きなだけ雑誌を読む、というのが楽しみの1つである。したがってお金を出して雑誌を読むことは滅多に無い。3年に1回も無い。もしかしたら5年に1回も無いかもしれない。

好きな雑誌、特に手に取る雑誌というものがいくつかある。ざっと挙げるとAERA, Newsweek, 暮しの手帖, CREA, FRAU, ELLEなど。最近では天然生活が意外と面白いということに気づいた。そしてリニューアル以降世間では評判がよろしくないが私には評判の良いのがKu:nelである。

月のテーマによってはまったく興味が無かったり、「お」と思って読んだりもするのがPen, BRUTUS, 芸術新潮など。

優先順位としては低いがなんとなく手に取ることがあるのが日経WOMANとか日経ヘルスとか。

そう、日経WOMANについて書こう。
結論から言うと日経WOMANに書かれてあるような生き方を「あえて」目指したくない。私の考える素敵な生き方からはあまりにも遠いのである。つまり、「がんばりすぎ」「こまかすぎ」なのだ。

日経WOMANのターゲットとしている読者は「仕事バリバリがんばる素敵女子」である。つまり自分のことを「女性」ではなく「女子」と認識する人たち。

そしてその女性が「何歳」で「どこに勤務」していて「独身」か「既婚」か、ももちろん書かれてある。これがおそらく読者自身の立場と比較するためには重要なデータである。自分により近い人がいればその人の情報についてはより興味を持って読むことになる。

よくあるテーマが「仕事のマナー」「バッグの中身」「手帳これ使ってます」「100万円貯蓄する方法」など。開いてみたことがある人は分かると思うが、これが細かいのなんのって…!!

そもそも1ページあたりの情報量がめちゃくちゃ多い。そしてそこに出てくる人々の生活っぷりは私には到底真似できない。例えば節約するために何をいつ買って、それが食べ物ならいつ調理してどう保存するか、さらにその容器は何を使っているか、までこと細かに写真とともに書かれてある。小さな小さな写真。編集部大変だろうなあ。

そもそも家計簿さえつけていない私には信じられない細かさである。そんなに小さいことを気にしながら生きていてそんなにまで節約してたら、例えば友達とごはんを食べに行く時とかどうするんだろう?1番いい方法は「断る」しか無いじゃないか。

バッグの中身も凄まじい。こんなにいろいろ入れたら重くて仕方ないだろうに?財布と携帯と家の鍵しか持ち歩かない私にとってはこれまた信じられない。メイク道具も、まあ分かるんだけど、重いバッグを持つことで自分自身が疲れてしまうのでは、と思う。

手帳だって、はっきり言って何をどう使っても同じである。しかもどのペンを使ってどういう書き方をしていて、どの付箋を使っている、なんて、知ってどうするのか。それを公開するほうもすごいと思うが、参考にする人もすごい。参考にしようがないのだ。まあ、業種によるのかもしれない。

とにかく仕事がテーマの雑誌なので、仕事中心に生きたくないと思っている私のような人にとってはやっぱり信じられないことだらけなのである。

それでも、だ。

それでも手に取ってしまうのは何故なのか。単に「がんばりすぎだよ」とバカにするためなのか。

結局、自分に似た立場の、世の中の日本人女性たちがどういう日々を過ごしているのか、どれくらい稼いでいるのか、何を考えているのか、それが気になるんだと思う。そういうつもりはなくても。

この歳(30過ぎ)になって思うのは、30過ぎの女性はいろいろと不安なのである。そういうつもりがなくても、意識していなくても、「これでいいのかしら」という疑問を常に抱えている気がする。

結婚、出産、育児…といろいろな条件が絡まってくる中で、やはり仕事は最重要課題である。30を過ぎればちょうどキャリアという言葉が意味をもって響いてくる。30年も生きれば身体の不調も出てくるかもしれない。そんな時、誰に頼るのか。

この雑誌を手に取る「仕事バリバリ頑張る素敵女子」たちに共通するのは自立して生きて行きたいという想いだろう。頼れる人も欲しいしいないわけじゃない、だけどどうにかして自分の力で生きていきたい。そんな想い。

私はこの雑誌に出てくる人たちに「もう少しゆっくりしていいよ」と声をかけたい。もうちょっと「天然生活」を送っても「クウネル」しても、誰も文句言わないよ、と。そんなに完璧じゃなくてもいいから、肩の力を抜いて行こうよ、と。

たぶんそう声をかけたくて、無意識にこの雑誌を手に取ってしまうのだ。そしてそれはきっと、「誰にも頼りたくない、自立心旺盛な」「肩に力の入った自分」が、どこかにいるのを分かっているからなのだ、ということを認めざるを得ない。

Tuesday 26 July 2016

Sony α6000を買った

欲しい欲しい言っていたカメラをついに買いました。
大きな買い物をする場合、迷うのに長くかかることもあることはあるけど、私の場合は「とある日の勢い」みたいなのが大きい。
「よし買うぞ」と思い立って「えいやっ」と買う。

買ったのはSony α6000です。
ほかのメーカーも見て回ったものの、やっぱりsonyに慣れていた。そして「一眼レフがよく分からない方のために簡易バージョン」みたいなカメラが最近ではたくさん存在するのだが、以前からごついのを使っていた私としては、ある程度いじれるほうがいい。最低限、絞りとかシャッタースピードのダイヤルがついていてほしい。そしてスマホみたいなタッチパネルは要らない。

そんな感じで買ったのがα6000です。(α5000ではなく。画質はほぼ同じくらいで値段はα5000のほうが安いのだが、それでもよりカメラっぽいα6000が良かった。迷わなかった。)

人によってはあのAとかMとかSとかのダイヤルが、結局使わずに余計なものだったりするのだろう。常に「オート」で撮る人にとっては5000のほうが良いと思う。

で、早速何枚か撮ってみたけど、フォーカスの仕方がいまいち分かってません。昔使っていたごついやつのほうがフォーカスはしやすかった。前の花も後ろの花もぜんぶぼけてしまった↓

これはまだマシかなあ。卵の黄身にフォーカスを起きたかったのだがイマイチ合わず、結局こうなった。
もう少し研究したいと思います。まあ、基本はいつも変わっていないはずなんだけど。

Sunday 24 July 2016

マルセイのバターサンドが!

特にやることもない土曜日だったので、昼ごろ、散歩がてらトマトでも買いに出かけるか、と、わざわざ少し遠いスーパーまで出かけた。遠いと言っても、近い八百屋と比べると徒歩5分くらいの差である。

「散歩がてら」なので特に用のないはずのまた別のスーパーにも入ってみた。そこでな、なんと!!

これがあったのだ!

マルセイのバターサンド。

しばらく前、これが食べたくて食べたくて仕方なかった時期があった。わざわざ取り寄せまでしなくてもいいよなーと思って結局そのままだったのだが、なんと、こんなところで手に入るとは。迷わず一箱買った。私にとっては(話題の)ポケモンよりずっと嬉しい。

朝のおめざに1日1個ずつ楽しむことにする。

こういうのに手が出るようになったということは私も大人になったんだなあ。(80円の菓子パンで暮らしていた大学時代と比べて、ということですが。)

Friday 22 July 2016

夏のお昼は冷たい麺

休みの日の昼ご飯をどうするか。
立派な1つの課題になり得る。

誰に会うわけでもない。
お弁当が用意されているわけでもない。
そういう時:

①外で食べる
②家で食べる
③何も食べない

最近は、ともすれば③になりそうになる。おっとこれはよくない、ということで食べ始めるとこれが2時や3時といった遅さになる。

昨日もおとといも①が続いたので、きょうは②にした。
何を食べるか決めていないままスーパーに入ったが、頭の中の半分は「アボカドとトマトのパスタ」だった。レモンとアボカドを買えば、あとは家にあるものでできる。

しかしながらスーパーに入るとなかなかこれが誘惑が多く「いや、やっぱりこれも」とあれこれ手に取ってしまう。

そんなとき私の場合「やっぱりこれがいい」ではなく「やっぱりこれもいい」という感じでどんどん増えていく。つまり、「やっぱり冷麺おいしそうだ」と思ったからといってアボカドとレモンを戻しに行くことはしない。家に着いて料理し始めるまでに、本当にどれを食べたいと思うか分からない。選択肢を消したくないのだ。

結局きょうは「やっぱ冷しゃぶ食べたいな」という想いを優先させて、冷麺にして豚肉の茹でたのをのせて食べた。

パスタはまた今度。

夏のお昼はどうしても麺が食べたくなる。冷たいめん。パスタでも冷麺でもなければおそらく蕎麦かそうめんを食べただろう。ちなみにおとといと昨日はうどん。すべてに共通するのは、「冷たい」ということ。夏の醍醐味だなあとつくづく思う。ヨーロッパなんかだと、どんなに暑くてもこんなにおいしい冷たいめんには出会えませんもんね。

Thursday 21 July 2016

ポパイ、三茶の足立ベーカリー

昨日は暑かった。暑い上に朝から予定が立て込んでおり(いや、立て込ませなくても良かったのだがなんだか身動きできる気分だったので結果的に立て込んだ)、夜までずっと外で過ごした。

病院に行き、
ばっさり散髪し、
鶏天冷やしうどん(めちゃくちゃ美味しかった!)を食べ、
本屋で雑誌をめくり、
かき氷を食べ、
合気道に行った。

こういう日もある。
こういうときに軽いカメラを持ち歩いていたら色々撮れるのになあと思わざるを得ない。やっぱり欲しい、ちゃんとしたカメラ。

午後に立ち読み(というか座り読み)したいくつかの雑誌の中で「ポパイ」があったのだが、これが本当に読みごたえがあった。サンドイッチと、スパゲッティと、ピザの特集。
てっきり今月号だと思っていたら、ムック本らしい。(しかも昨日発売。)どおりで読みごたえあるわけだ。(popeyeのウェブサイトで確認をしたら最新号はお弁当特集らしかった。)

読みごたえあると言ってもそれは私が東京にいるからに過ぎない、と、ふと思う。紹介される店はほぼすべて東京に集中している。だって、popeyeは“City Boy"のための雑誌!!この「シティボーイ」という呼び方、すごく好きです、私。素敵だと思う。「シティ・ガール」は無いよね。やっぱりボーイ。村上春樹の小説に出てくる「僕」を連想するからかもしれない。

ところでフードブロガーの平野紗季子という人をご存知だろうか。あっちこっちでコラムとかエッセイとか書いている、91年生まれの「ご飯好き」の女性。ファンというほどでもないがいろんな雑誌をめくるたびに登場するので、いつの間にかこの人の書いたのだけは「おっ」と思って読むようになってしまった。今回のポパイではクラブハウス・サンドイッチについて書いていました。写真もなかなか素敵です。こういうの見てるとますますカメラ欲しくなる。

で、きょう三茶で買ったこれを紹介したい。
いかにも平野紗季子が撮りそうな食べ物の写真。

いわゆる「角食パン」。このフォント、このビニール感。すんごい懐かしくなっちゃうこのパッケージはおそらく足立製パンが始まって以来ずっと変わっていないもの。金色のワイヤー(分かりますかね?)でとめられてなくて、袋に入れたあとはそのままテープでとめてある。6枚切り、200円です。

「足立ベーカリー」とも「足立製パン」とも呼ばれるこのパン屋さんは、三軒茶屋の駅から5分くらい歩いたところにある。めちゃくちゃ小さい。私も、2年間くらいは気づかずに通り過ぎていた。おばちゃんが2人、ゆっくり働いている。

いわゆる最近の「ブーランジェリー」など(!)ではない。いい意味で全然オシャレじゃない。本当に昔ながらの、コロッケパン、焼きそばパン、あんパン、クリームパン、などが並ぶ。パン生地自体がほんのり甘い。ここのパンを食べると、ほかのパン屋がいかにバター、砂糖を大量に使っているかが分かる。よって、足立ベーカリーは「ふつうの」パン屋です。

こんなに小さいのに激混み!みたいなことにはならない。お客はみんなおそらく地元の人で、いつも目当てのものがあって、サササッと買いたいものをトレーに置いて、すぐに会計をして出て行く。滞在時間3分くらい?そしておそらくパン屋のほうもそんなにたくさん作ってなくて、売り切れたら店を閉める、みたいな感じ。必要以上に作ってない。

朝8時ごろ開店していて、ちょうどその時間に通りかかることがあればフラッと寄る。たいていその時間に売ってるのはクリームパンとあんパン。どちらも130円。しばらく前まで120円だったのが値上がりした。小さいけど、出来立てはおいしい。やさしい味がする。

わたしのおすすめは三色パンです。あんことクリームとジャムのパンがくっついたやつ。手にすると嬉しくなる。

パン屋競争の激しい世田谷区において、長年この味(と雰囲気)を守り続けている数少ないパン屋。おしゃれじゃないけど(←しつこい)昔ながらのパン屋、足立ベーカリーを私は応援したいし、三茶はこういうパン屋がずっと続いていける街であって欲しいと思う。

外装も内装も独特なのだが、それは今度ちゃんとしたカメラで許可を得て撮りに行くことにしよう。

Tuesday 19 July 2016

夏・ダラダラ

昨日のこと。午前中に友人が自家用車で我が家に立ち寄った。そして昼間に別の数人の友達と会うことになっていたが、昼間はあまりにも暑くて出かけるのが辛かったので家の中に留まることにした。行く気満々だったので残念ではあったが、外からの熱風を感じて、これは賢い選択だったなきっと、と思った。ソファに横になって村上春樹の「めくらやなぎと眠る女」を読みかけたところで眠ってしまった。リアル眠る女…。

昼間から自然と眠りにつけるというのはなんとも贅沢なことだ。それほど長くは寝なかったと思う。おそらく3時頃だったか目覚めた。汗をかいていた。ラジオをつけたらちょうどラジオ体操が始まったので10分間身体を動かした。それから蕎麦を茹でて食べた。わかめそば。

夕方、掃除洗濯をしていたら、昼間会う予定だった友達から電話がかかってきた。近くまで来るというので、財布と携帯だけ持って会いに出かけた。夕方になるとだいぶ風も涼しくなり出かけやすかった。わざわざ来てもらえるなんて有り難かった。カフェに入って少し話をした。短時間だったが会えて良かった。

このように、ダラダラするのは良くないと分かっていながらもやはりこの季節は暑すぎて行動が限られると思う。自然と夜型にもなってしまう。今日は午後に歯医者に行く予定があるのでダラダラは回避できるかなと思っている。

Monday 18 July 2016

皿に盛りつける余裕

昨日の昼。
皿に盛りつけるだけで断然美味しくなる。

まあ、最近暇なのでそういうことに気づく余裕が出てきたわけです。
分かってはいてもパックのまま食べてしまうことが多いけど。

ちなみにこの寿司は「梅丘 美登利総本店」の寿司です。小田急線の梅ヶ丘に美登利寿司という有名な寿司屋がある。いくつかのスーパーではそこの寿司が買える。と言っても全然高くなくて、ふつうのスーパーにあるものとほぼ同じ値段。でも普通のスーパーより断然おいしい。上の写真もサーモン巻280円です。

Thursday 14 July 2016

カメラの買い替え

新しいカメラが欲しいのだけれど、買い控えている。いや、欲しいのが「入荷は2ヶ月先」という状態なのでそもそも買おうにも買えないのだが、その状態でむしろちょうどいい、または有り難いのかもしれない。

というのもカメラなんて、ていうかああいうガジェットって、放っておくとあっという間に次々に新しいの(しかも高性能)が発売されて、あのときあの値段で買ったのは一体何だったの、みたいな虚しさを味わうことになる。これが洋服なんかだとそれほどのむなしさは無いのだが、カメラだと明らかに性能が上がるので、より「えっ」みたいな感じになる。

例えば私がかれこれ12年前に7万か8万出して買った立派な一眼レフ。今となっては同じ性能のものでもっと軽いものがさらに安く買える。その古い一眼レフは、レンズも本体もそろって壊れてしまったので修理に出そうと思ったら3.5万くらいかかると言われてしまい、修理は諦めた。まだ手元に持ってはいるものの、たぶん修理してもまた壊れるし、重すぎて使わない。

私が欲しいと思っているカメラは、2ヶ月先に入荷したときにはきっと値段も下がっているだろうと期待している。

ちなみに私はプロでもなんでも無いが、カメラはある程度「いじれる」ほうが好きだ。最近の「ミラーレス一眼」などを見ていると、ほとんど操作せずに良い写真が撮れます、というのが売りになっているようだが、それじゃ一眼の意味ないなあと思わざるを得ない。設定もほとんどする必要が無く、すべて自動で撮る。ましてやスクリーンにタッチして撮るなんて、それだったらスマホでいいんじゃないか。例の、12年前に買った一眼レフのおかげでだいぶ色々なことを学んだので、例えば「絞り」のダイヤルがくっついているほうが好きだ。

Wednesday 13 July 2016

たまごパン

きょうの朝食(の一部)。
以前住んでいた家の近くにパン屋さんがあった。そこの「エッグトースト」がとても美味しくて、しょっちゅう買っていた。なんでもかんでもカタカナにするのに抵抗があるので「たまごパン」と、親しみを込めて、呼んでいた。運が良ければ焼きたてが買えた。店内で食べられるようになっているので休みの日など時間があるときは店内で食べた。いまだに、用があって昔住んでいた地域に行く機会があれば同じパン屋に入って「たまごパン」を買う。

先月だったか、これおうちで作ってみよう、と思って見よう見まねで作ってみたら意外といけた。マヨネーズで柵を作り、そこに卵を割り入れる。これをうまくやらないと卵が流れ出ていってしまう。予防の意味も込めて下にクッキングシートを敷いてトースターで5分くらい焼く。(たぶん店のたまごパンは食パンを少し削るかくぼませるかしているんだと思う。さらに店のは、パンがもっと厚切りで、マヨネーズも多い。)

朝からスクランブルエッグを作る気力は無いがこのくらいなら簡単にできる。店のものにはまだまだ近づかないが、個人的には結構満足している。

Tuesday 12 July 2016

小学生のおしゃべり

最近お仕事お休みです。
休みの日でも6時〜7時に目が覚めていたのだが、最近ついに崩れてきた。夜寝るのも遅くなる(と言っても日付の変わる前には寝るようにしている)上に暑くてしっかりと眠れないことも多い。それで起きるのも自然と遅くなってきてしまった。それでも8時には起きる。最初は目覚ましが必要かと思っていたのだが必要ないことが分かった。自然とちょうど8時に目覚める。

どうしてか?

家の目の前が小学生の通学路になっていて、ちょうど8時前後に子どもたちが集団でそこを通るのだ。この、子どもの声で目が覚める。学校のこと、家のこと、色々なことを友達と延々と話しながら歩いている。これがなかなか面白いことを言っていることが多い。

この、子どもの声というのがなんとも心地よい。アラームをセットするよりずいぶん良い。ついでに小鳥のさえずりも聞こえる。

人によっては子どもの声をうるさいと感じることもあるようだ。保育園の設置がそれで中止になったというニュースも聞いたことがある。保育園児と小学生ではちょっと違うかもしれない。それでも、不快感はまったくない。

通学路ということは帰りも同じで、3時〜4時ごろにも小学生の声が聞こえる。その日の授業のことや、このあと帰ってからどこで遊ぶかについて話している。音楽の授業で習った歌を歌っていることも多い。先日は男の子が2人で二部合唱していた。あれは「ふるさと」だったのかな、たしか。微笑ましいではないか。

子どもがのびのびできる環境を保つのは地域にとって最優先課題である。あたたかく見守ってあげたい、と、ベランダで洗濯物を干しながら思う。彼らもまさか、自分の声が誰かにとってアラームがわりになっているなんて予想もしてないだろう。

Sunday 10 July 2016

選挙です

さて選挙ですね。今回ばかりは行こうと思っています。いや、ほぼ毎回行ってはいるんだけど、今回ほどに明確な意図みたいなものは無かったなと。18歳が今回から選挙するせいかもしれないけどより今までより事態・状況をシンプルにとらえられている気がする。自分が、ですよ、自分が。

もう少ししたら都知事選もあるんだなあ、そういえば。

政治の状況や投票結果がどうであれ、殺人とか、裏の操作とか(たぶん)無く、慎ましく選挙が行われる国に生まれたことは本当に幸運だと思う。けど、今後ずっとそういう国でいられるのかいな、日本は?

それを問う選挙と言ってもいいかもしれない。堂々と行って来ようと思います。ただ、もう少し暑くなくなってから… 夕方ごろかなたぶん。

Saturday 9 July 2016

洋書を読むこと

7月だけどここ数日は過ごしやすい日が続いている。一週間くらい前?にものすごい暑い日があったけどあれ以降は寝苦しい夜もそれほど無い。

最近時間があるので友人に会ったり読書したりしてのんびり過ごしている。ちょこっと声をかけて会える友人がいるというのはなんともありがたく、嬉しいものだ。友人の数は多くなくても、大事にしていきたい関係だなと思う。

自分と合わない人に無理に合わせる必要は無いと思っている。鉄則かもしれない。無理してまで保たなければいけないような関係は友情ではない。

Roald Dahlの短篇集"Someone Like You"が手に入ったので読んでみた。驚くほど読みやすくて、辞書はほとんどいらない。まだ2話しか読んでいないけど、結構夢中で読み進めてしまった。

英語の文章を読むようになった、いや、正確に言うと「読もうとする」ようになったのは本当にここ数年の話である。話したり聞いたりすることには昔から興味があったし、ラジオも何年も聞いているが、読みについて言えばはっきり言って興味が無かった。受験勉強やテスト、講義で必要というだけで、自分から進んで読みたいと思ったことは無かった。そんなんで読む力も伸びるようになるわけがないですね。

それでも、外部からの動機付けがあったのは幸いだったのかもしれない。おかげで「読める」ようにはなっていたが、そこに楽しみを見いだすことはまずなかった。

なんでもそうだけど、本人の、内側からの動機付けがない限りは上達も向上もあったもんじゃない。勉強しろと言われて素直に勉強して伸びる子なんてなかなかいない。

それで、です。

私が興味を持つようになったのは実は仕事のおかげ。ここ数年ちょっと難しくて入り組んだ文章を読む必要性が出てきたのがきっかけで、英文というものに手を出すようになり以前ほど英文に対する抵抗がなくなった。

ただ、電車通勤をやめてからというもの、そもそも読書、活字からだいぶ離れてしまっているので文字を追うことに関して「面倒だ」と思うのは、日本語であれ英語であれ関係ないのかもしれない。

こんなこと書いていると毎日ペーパーバックを、若い頃の村上春樹並に読みあさっているように聞こえるかもしれないけど、全然そんなことはない。うちには装飾品のようにたくさんの洋書が、ここ数年で増えたがほとんど読んでません。「積ん読」というやつ。

でも「何読もうかな」のストックがあるのは小さな幸せ。

Friday 8 July 2016

ミシンを買ってクッションカバーを作った

ミシンが欲しいと思ったのはここ最近の話。実家にはあったものの自分で買ったことは無かったので、いったいどう選べば良いのか分からなかった。

数週間前の土日、ヨドバシカメラのミシン売り場に行ってみたところ、思ったよりも種類は少なかった。本当に「代表例」みたいなのしか置いていなかった。それでもいろいろ例がありすぎて分からなかったので聞いてみたら最近の主流は「コンピュータミシン」だそうだ。そんなの聞いたこともなかった。

小学校5,6年で習ったようなミシンは無い。驚いたのは、最近のミシンは下糸も出さなくていいし、上糸を針に通すのも自動で行ってくれるらしい。信じられない…。これらの作業がいかに煩雑であったことか。

話だけ聞いてその日は何も買わずに帰った。それでも明らかになったのは、昔から「それほど」種類は増えてはいない、ということ。基本的な部分は変えようが無いのだろう。つまり、たとえばカメラなどとは違うということだ。

だからインターネットでいくつか検索をし、ミシン会社のガイドに従ってひとつ買うことにした。1番小型のミシンで「普通に縫えればそれでかまわない」という人向けのもの。分類も「ミニミシン」である。メーカーはブラザーにした。アマゾンで注文したら翌々日だったか、とにかくすぐに届いた。特に「ミニ」という感じはしないのだが、これ以外のものはもっと大きいということか。しかもコンピュータミシンではないので、ほんとうにシンプル。

早速いろいろなものを作り始めた。これら↓作品の一部です。
クッションカバーを二つ縫ってみた。直線縫いだから簡単だろう、と思ったのだがファスナーをつけるのがそう簡単にはいかなかった。ファスナー無しバージョンもあるにもかかわらず、やっぱりファスナーあったほうが本物感が出るよなあと思ってファスナーを買ってきてしまった。実際に縫うことになったらなかなか難しかった。実際に作ったことのある人のブログをネットで見ながら、さらに家にすでにあるクッションからすこしカバーを外して見ながらやってみた。

製作費は…ファスナー代込みでおそらく手前のものが500〜600円で奥のものが900円ぐらい?
こうやって実際に作ってみると、いままでクッションカバーのために1000円とか2000円とかかけていたのがたいそうバカバカしく思える。しかも自分で選んだ生地で、自分で作ったものなので部屋にこれがあるという満足感は、既製品を買ってきたときのそれとは比べ物にならない。

夏は時間がたくさんあるのでほかにもいろいろ作ってみようとは思うが、不要なものが増えすぎないようにだけは注意したい。

Thursday 7 July 2016

吉祥寺、冷やし中華

久しぶりに吉祥寺に行った。これといった用があるわけではないがなんとなく通りがかりで降りてみようと思った。

学生時代(かれこれ10年前になる)に比べるとだいぶ街も変わったし、私も年を取ったので、魅力的に思えるものがだいぶ変化してきたのを感じる。つまり、昔ほどこの街を楽しいとは思わなくなっている。

学生時代は今よりももっと小さく個性的な店が多かったし、駅のお店は「ロンロン」であり、アトレではなかった。ヨドバシもユニクロも無かった。そして、お金のなかった私のような学生にとってはうろうろしたり人に会ったりするのにはちょうど良かった。大きすぎず、混雑しすぎず、ちょこちょことお金を使って楽しめる街だった。

今となっては、学生時代ほど吉祥寺の近くには住んでいないし、比較的、値段より質を重視するようになってきたのもあり、吉祥寺に行って買い物をしよう、と思うこともなくなった。そもそもモノ自体にそれほど興味がなくなってきた感じもする。

で、昨日、降り立ってはみたものの特にこれといって欲しいものもなく、しばらくユザワヤをうろうろした。帰ろうかなと思ったそのとき、ふと公園口の「吉祥菜館」のことを思い出した。

冷やし中華…!!!


吉祥菜館というのは中華料理店である。学生時代「ここ美味しいらしい」と知っていながらも結局一度も行けなかった。特別に値段が高かったわけでもないが、それでも当時の私には手が出なかったのだ。それに、1人で店に入るということに対してはどうしても抵抗を感じる頃でもあった。

それが、確か去年か一昨年の夏だったと思うが、一度だけ入ってみてひとりで冷やし中華を遅めの昼ご飯として食べたことがある。これがめちゃくちゃ美味しかった。見本や写真と全然違う、という場合が店によってはあるが、この店の冷やし中華は写真通りだった。

昨日は4時半ごろだったが、昼の休憩が終わったばかりでまだ電気もついていない時間だったが、少し恐縮しながら入った。おじさんが「きょうあついネー」と言いながらお茶に氷を入れにきてくれた。

冷やし中華 850円。

無料だし、と思って大盛りを頼んだ。たぶん去年もそうした気がする。たれは醤油と胡麻の2種類だが、さっぱりしているほうをと思って醤油を頼んだ。これまた去年もそうした気がする。そして去年と同じ窓際の席に座った。

やっぱり写真どおりの冷やし中華が出てきた。冷え具合もちょうどいい。茹でた鶏、きゅうり、キムチ、卵、トマト、中華くらげ?がのっている。麺のコシも完璧。たまごの茹で具合も完璧。

普段から好んで中華を食べるわけではないのだが、冷たい麺ときたらirresistibleである。抵抗できない。実は昨日はそれほど暑くなく、あまり汗すらかかないような天気だったのだが、それでもやっぱり冷たい麺は美味しかった。

大変満足して店を後にしましたとさ。

Tuesday 5 July 2016

近所の和菓子屋

しばらく前に引っ越した。
変化の中の1つが、徒歩圏内に和菓子屋があるということである。
とても小さい、いかにも手作りといった感じで、値段も手頃な昔ながらの和菓子屋である。

草団子一本95円。7月上旬だけ70円。

学生時代に住んでいた街にもだんごやさんがあって、たしか「だんごのみよし」という名前だったが、これはみたらし一本30円だった。ものすごく朝早くから営業していて、「おめざ」として買いにいくのはこの上ない幸せだったのを覚えている。

まあ、この団子屋、いや、和菓子屋はそれほど安くはないのだが、それでも十分である。ちょっと甘いものがほしいときは駅からの帰り道に一本だけ買ったりする。団子というより餅という感じなのでその日のうちに食べないと硬くなってしまう。

自分が作りました、みたいな、白い作業服?を着たおじさんが営業している。店に入ると、奥でおじさんがテレビを見ているのが分かる。人の気配に気づいて「はい、はい」と言いながら出てくる。やたら売ろうとしている感じも見えず、それも気持ちがいいのだ。

たぶんずっと変わらない雰囲気、ずっと変わらないあんこの味。

どうしてだろう、洋菓子屋よりも和菓子屋にこういう素朴さを感じてしまうのは?

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...