Tuesday 31 December 2013

不眠

睡眠不足…のはずだが以外と頭は冴えている。昨日の夜は全然眠れなかった。途中で起きてから、そのあとずっと眠れなかった。考え事の多い年頃なのだ。いったいあれが何時のことだったのだろう。時計も見なかった。

何か書けばすっきりするかもしれないと思ってペンを持ちノートを広げた。日記では無くてつらつらと頭の中にあることだけを書きとめていった。それから、めったに使わない手帳を開いて、ここ数日あったことを書き込んだ。普通、手帳というのは先に予定を書き込むものなのだが、私の場合それが逆になりがちである。

カモミールティーを飲んだ。そのあとベッドへ戻ったがそれでもだめだった。寝返りをくりかえした。「ま行」の同僚を探す、ということをやってみた。意外とこれに時間がかかり、おかげで眠りについたのではないかと思う。

「起きていなければいけないのに、眠くてしょうがない」よりも、
「寝なければいけないのに、眠れない」のほうが断然つらい。
生きているうちで経験した嫌いなことはたくさんあるけど、そのなかの1つだ。明らかに。

朝もまだ眠れるとは思ったけど、これ以上眠ってもまた夜眠りにつけないと思ったから起きることにした。天気がよいので散歩しようかな。

Monday 30 December 2013

2013年12月28日のこと

忘備録としてここ数日のことを書いておこう。
27日の国立科学博物館については書いた。
28日。
午前中、アップリンクへ行った。
私好みの映画(ドキュメンタリーが多い)をやってる映画館なのだが、なかなか直接見に行くことはなかった。
それが、普段、会員(映画をいつも1000円で見れる)になるには1200円が必要なのだがこれが「パリ、ただよう花」を見た人に限り500円で良いという。
そしてその日から使えるということだから、1800円の映画が1000円になる。
つまり、会員になれば1500円、会員登録しないまま見れば1800円…。

はっきり言ってこの映画を見たいわけではなかった。
が、見たくないというわけでもなかった。
そしてこの際会員になっておけばここから1ヶ月くらい新しい楽しみもできることだしと思って登録することにした。
映画の内容については省略。

3時にハチ公前で弟と会う。

渋谷というのは不思議な街だ。こんなに人が多いのに、なんだかんだで人がうまく流れているように見える。
そして、ハチ公で待ち合わせは難しくない。駅からの距離も完璧、あれだけ人がいるのに、目的の人に会える。そしてたとえ東京に初めて来た人でも、ハチ公が分からない人はほとんどいない。なんてったって山手線の出口が「ハチ公口」なのだ。新宿で待ち合わせようとするとなかなかうまくいかないことが多いのだが。

ちなみに先日、科学博物館で本物のハチの剥製を見てきた。ボランティアさんの言った通り、渋谷の銅像は耳が曲がっている。

渋谷のバーガーキングでアボカドワッパーを食べた。
ファーストフードは不健康だ、とは思う。
しかしながらBKのハンバーガーについては、あまりそんな感じがしない。
単品で食べる限り。揚げ物があると一気に不健康さが増す。
マックやロッテリアのぺしゃんこバーガーなどは食べる気もしないのだが。
そういえばダブルワッパーチーズはいつの間にメニューから姿を消したのだろう?

渋谷の楽器店に行った。だいぶたくさんの機器を見た。
DJがよく使っているターンテーブルの仕組みが少し分かった。
音楽、というか電子音の世界はディープだ。

そのあとは新宿へ移動。と言っても代々木で降りた。
寒いことは寒いが、空気が澄んで気持ちがよい。

あっちこっち店を見て回って、7時すぎに帰った。
スーパーでさしみなどを買い込んで、うちで食べた。
歩き疲れてクタクタになった。充実した1日だった。

冬休み満喫

仕事に行かなくなると暇をもてあますのではないかと思っていた。
しかしながらその心配には及ばず、毎日いろいろと忙しく活動している。
昨日28日には弟がやってきたので一緒に渋谷と新宿を散策した。
弟に会う前には映画を見た。「パリ、ただよう花」というやつ。
この中国人の女優はあまり演技がうまくない、とみた。
今朝も天気がよかったので弟といっしょに長い距離を散歩した。
冬は、歩くのが気持ち良い。

Friday 27 December 2013

年内最後の国立科学博物館

朝からあまり天気が良くないようだったが、やるべきことをやることにした。
というのも、年内で“まともな”1週間は今日で終わりである。
明日から週末で、週末があければ「年末」になり、病院も銀行も美術館も博物館も、普段行かなきゃいけないのに行けない場所が閉まる。
いや、美術館なんてもう閉まっているところがたくさんある。

ということで今朝は、がん検診のクーポンを使いに行った。期限が今年中で切れるのである。いつか行けると思っていたらもうこんな時期になってしまった。
予約ができない病院なので、ひたすら待った。
受付に行ったのが10時ごろだったが、病院を出たのは12時過ぎた。それでも今日は特にこのあと予定が待っているわけではなかったので、気持ちに余裕があり、ゆっくりと雑誌をめくって待った。

家に帰ってお昼を食べる。

自由に使える時間がこれだけたくさんあると、一日中じっとしておくのはもったいないような気がしてくる。たとえ雨が降ろうが、貴重な、平日の休みなのだ。

国立科学博物館が年内最後の開館日だということで、午後からいそいそと1人で出かけてきた。
なんとなく1週間くらい前から行くつもりでいた。
この、27日に空いている博物館/美術館はここだけだ、と思っていたんだと思う、確か。

そして、日常でこれだけ科学を語る人に囲まれていると、だんだんと影響されてくるのだ。

私ぐらいの年齢で、1人でこんなところに来ている人は決して多くなかった。ほとんどが親子で、しかも子供が小学生以下の幼さ。
そういう人たちに混じって、きょうはボランティアガイドのツアーに参加することができた。
ここに来るのは3回目か4回目だが、ツアー参加は初めてである。

とても価値のある一時間を過ごした。
担当された方は関さんという女性のボランティアさんだった。
親切で、はきはきとして、説明が分かりやすい。
博物館のボランティアというものは、まあとにかく知的で、品があり、憧れずにはいられない。こういうふうに自分の得意分野を子供たちに語るという日々はどんな感じだろうか。

「人から学んだことは人に還元をするんですよ」というのは内田樹があちこちで書いていたことだが、まさにボランティアさんたちのやっていることはそういうことだろう。
見返りを求めず、これまでの人生で得たことを、市民に還元し、シェアしてくれているのだ。
素晴らしいことだと思う。
日本館の階段に埋まったアンモナイトを指す関さんを見て、こういう大人になりたいと思った。

科学というのは自分にはほど遠いと思っていた。
学校の成績は、全然だめだったし、物理は泣くほど嫌いだったし、化学式と聞いただけで震え上がるほどだった。

それが今こうやって興味が出ているのはいったいどういうことだろうか。

今の職場に身を置いて2年目。
ここで出会う人々は、科学に携わる人々が多い。
いや、別に多くないのかもしれないが、今までの私の人生では無かった経験である。

少年のような目で、恐竜の骨について語る同僚を見ていたら、知らず知らずのうちに自分も興味が出てきたのだ。
物理も、天体も、心から面白いと思っている人から「面白いでしょう?」と言われると、本当に面白いような気がしてくる…!

この、私が、元素周期表の前で「この物質は何でできているかな」のボタンを押しながら楽しんでいるなんて。
十数年前の私が見たら何て言うだろうか。

だからと言ってすべてを覚えたり真剣に勉強したりしようとしているわけではないが、十数年前に比べるとこれは何百歩もの進歩だと思う。
気持ちが、そっちを向いたのだから。
逆に言うと、「食わず嫌い」を直すのに十数年もかかるのだ。

教育(というかすべて)のカギはこういうところにあるのだ、とあらためて思った。
どれだけ「やれ」とか「〜しなさい、さもなくば」という文脈で命令しても、本人の心が開かない限り、学習は始まらない。

逆に、心を開いた瞬間に、どんなものからでも学習ができる。その心を開くきっかけは何か。

ひとつには、「めっちゃ面白いんだよこれ!!」と夢中で語っている人がいると、「なになに、何がそんなに面白いの?」と気になってくるものだ。
私の場合、そういうことがきっかけになることが多い気がする。

繰り返すが「〜しなさい、さもなくば…」の文脈で出たやる気はたいてい長続きしない。

ところで今回新たに、マクロキスティスを知った。
30mの昆布。日本には無いらしい。

あと、恐竜っていうのは陸にいた爬虫類のみを指すということも今まで知らなかった。
ガイドツアーに参加していた5歳ぐらいの子供が、フタバスズキリュウを指差して「きょうりゅう」「ピーすけ」と言っていたのを聞いて驚いた。
彼はきっとドラえもんの映画を見たのだろう。
『ドラえもん のび太の恐竜』。
私も20年以上前に見た。この子でも知っているということは、やはりあの映画は名作だったのだ。



フタバスズキリュウは恐竜ではない、残念ながら。

またいつものように、全部見尽すことはできなかった。
地球館の3階までたどりつけなかった。これだけ大きいのだから、当然といえば当然である。

また絶対来ようと思った。

暗くなってから外に出ると、ライトアップされたシロナガスクジラが…!
昼間より見応えがある。

いやー、ほんとに来てよかった、と思った。濃い午後を過ごせた。

アメ横うろうろしようかしらと最初は思っていたのだが、疲れてそれどころではなかった。まっすぐ家に帰った。

冬休み初日

ようやく休みに入った。2週間近く休める。
昨日はどうしても昼にそばが食べたくなって新宿へ行った。それから、そろそろセールが始まっているのではと思ってぶらぶらしてみたが、あまり割引にはなっていなかった。さすがにクリスマス翌日に始めるのは早すぎるようだ。

ただ、それでも部分的には値下げが始まっていた。
黒いデニムを1本買った。

11月ごろ、とあるグレーのデニムを1本買ったのだがこれがとても心地よく、色違いも欲しいと思った。その後、黒を買いに行ったら私に合うサイズはもう売り切れていた。
それであきらめていたのだが、なぜか昨日見たら、あったのだ。
どこかに隠しておいたのだろうか。
種類も同じなので、迷わず買った。
夜にはクロスタータを焼いた。それ以外にもあれこれ料理した。
だけどろくに食べなかった。
料理の魅力とは。
食べることよりも野菜を切ったり炒めたりすることにあるのかもしれない。

私が食べたいと思う料理はどんなのだろう。
そもそもそんなに手が込んでいなくて、シンプルなものである気がする。

天気のせいもあるだろうけど、なんだか悲しい気持ちのする一日だった。

Monday 23 December 2013

ある冬至の話

昨日は冬至だったわけだが、本当に日が短かった。今年ほど日の短さを意識することもこれまでなかった気がする。どうしてだろう。陽があるうちに外に出るわけだから、外を出歩く余裕ができたのかもしれない。いいことだ。

午前中は図書館で雑誌をぱらぱら読み、昼はバーガーキングでアボカドワッパーを食べて、そのあとクリスマスで浮かれる人々をひやかしに表参道まで行ってみた。「ひやかす」ということはもちろん自転車で、である。

だいたい週末の表参道の混みようといったら、通り全体が朝8時の新宿駅構内のような人の多さである。それがクリスマス直前の日曜となると、さらなる人でごった返して
いた(ように見えた)。というのも、ジャニーズショップやポップコーンやパンケーキ?に入るための列がいつもの倍以上に伸びていたのだ。やっぱり列に並ぶ人たちの気持ちは一生分からんよなーと思って通り過ぎた。
さらに、表参道ヒルズ前で記念写真を撮る人たち。特設の「カップルで写真コーナ~」みたいな、お立ち台?ができていて、そこで写真を撮るための列ができていた。これのどこが魅力的なんだろう?見ているほうが恥ずかしくなる滑稽さだった。
こういうのを眺めながらシューっと坂を下る。ああ、この優越感。
自転車は最高だ。
冬に自転車は寒いんだけど、それでも自転車に乗ったときに感じる自由といったら他とは比べようが無い。
代々木公園には人が少なかった。その代わりに、パフォーマンスをする人たちはいつもより多かった。そういうのをしばらく眺めて、帰った。
帰り道に、プールへ行った。いつもの1.5倍は泳いだだろう。人も少ないので泳ぎやすく、本当に気持ちよかった。
水の中にいると、手足が思いっきり伸ばせる。
陸上にいるときよりも、すみずみまで伸びる感じがする。
自由だ。

家に帰って映画を見た。
それから、先週、元同僚にもらった「ナノブロック」を作り始めたら止まらなくなった。
正直なところ、こんなのは30分もあればできるだろうと思っていたのだが、完全になめていた。2時間くらいかかったと思う。完成はこちら。
ナノというくらいだからどのくらい小さいかというと、手のひらに乗るくらいである。ブロック一つ一つは本当に小さくて、落としてしまったらもう見つけられない。

トナカイの角と、サンタの後ろのプレゼントは、実はとても不安定で、あまりきちんと固定されていない。というのもやはりブロックひとつひとつが小さいから。

ただ、これがとても楽しくて、2時間ずっと止められず、ものすごく集中した。
ふと気づくと背中と首がすごく痛くなるほど凝っていた。完成した頃には日付が変わっていた。

また別のを試したくなってしまった。家の中に物が増えるのは好きじゃないのになあ。

Saturday 21 December 2013

ウディ・アレンのTo Rome with Loveを見た

やっと見た。ウディ・アレンの"To Rome With Love"。
「やっと」である。

日本に住んでいて不便というか「えええ」と思うのは、映画の公開の遅さ。
時間差、いや、年月差がありすぎるのだ。
これ、イタリアで公開されたのが2012年の4月。
日本で公開されたのが2013年6月。

いくら日本が「極東」とは言え、1年と2ヶ月の待ち時間は長い。長すぎる。
私は映画館で見損ねたので、結局DVDを待つ羽目に。
今ようやく「新作」として入ってきていて、借りた。
つまり1年半遅れでようやく見ることができたのだ。

そういえば、日本に住んでいるアメリカ人で、どうしても見たい映画―確かロード・オブ・ザ・リングだった―の公開を待てずにアメリカまで帰ったという人がいた。気持ち、分からなくもない。

さて、本題に入る。

映画を選ぶときに、「ああウディ・アレンの気分だ」と自覚することがある。
気を張らずに映画が見たい、と思う。
舞台として魅力的に描き出される街を味わいたい、と。
自分もその場にいて、一緒に散歩しているような気持ちになるのだ。
そしてハッピー・エンディングであることはなんとなくわかる。
この映画も期待通りだった。
坦々と進む。
感情の起伏もなく、「まあ、みんないろいろあるよね」という気持ちになる。

・アレック・ボールドウィン演じる建築家が、途中でコメンテーターのように解説やアドバイスをつっこんでくるが、彼の姿がジャック以外の人たちに見えていたのだろうか?そこをあいまいにしておくところがまたこの映画の良いところでもある。

・ペネロペ・クルスのイタリア語がごく自然だった。まあスパニッシュのネイティブにとってはそういうものなのだろうか。スペイン語の上手なイタリア人にはたくさん会ったことあるけど、イタリア語の上手なスペイン人はあまり会ったことが無い。

・ジェシー・アイゼンバーグほんと早口だなあ

・ロベルト・ベニーニが終わりのほうで道路に出て行って「私はレオポルドだ」と叫ぶシーンがあるのだが、この1人芝居的な動きはまさにロベルト・ベニーニで、映画のなかの一つの楽しみでもある。せっかくこの人を映画に出すんだったら、1人でぺらぺらしゃべるあの演技が見たい。

・シャワーを浴びて歌うお父さんがツボ。シュールすぎる。

・結局この映画のメッセージは何だったのだろう?教訓ぽいことを言う人もいなかった気がする。ミッドナイト・イン・パリなんかはその辺がはっきりしていたようだが。

・ところでこの邦題「ローマでアモーレ」はなんとかならないのだろうか。近年の映画の邦題はセンスがなさすぎてびっくりする。

Friday 20 December 2013

寒いよう

おなかがすいたり寒かったり疲れていたりでどうもイライラする。
こういうときはきちんと料理をするに限る。
しっかりおなかにたまって、簡単で、すぐにできて、おいしくて、太りにくいもの。
となるともうパスタしかない。
一番安上がりで、満足のいくパスタは、トマトの缶とツナを使ったもの。
これにカッペリを入れると一段とおいしくなる。
手が乾燥していて、ハンドクリームで対処できなくなってきた。
指の先が割れて、タイプすると痛い。
水飲んでもなかなかみずみずしくならない、この身体。
全部ぱりぱり。

Monday 16 December 2013

クリスマス会

ゼミのクリスマス会に行った。

ゼミと言っても私がこのゼミに所属していたのはもちろん大学時代で、卒業してから7年も経つので、普段の活動に参加しているわけではない。
だが、教授には卒業後もたいへんお世話になっており、時おり近況報告をしている。
直接会いに行ってお話をすることができず、メールで近況を報告するにとどまっていた。
そこでこのクリスマス会は良い機会だと思った。

私の世代?の卒業生は誰もいなかったので、少し行くのがためらわれたが、だからなんだ、と思い直して行った。

何かのイベントや会に行くかどうしようか迷っているとき、たいていの場合は行くに越したことはない。というのはうまれてから今までの経験から学んだこと。

行ってよかった、はあっても、行かなきゃよかった、というのはほとんど無い。
「迷ってたけどやっぱり行ってよかった」とたいていの場合言ってる気がする。

結果的に、やっぱり行ってよかった!

知らない人だらけだったが、話をするうちに共通の知人が出てきたり、実は前にお見かけしました、という人だったりした。これは毎年恒例だが、誰もがそれぞれに料理を一品ずつ持ち寄ってくるということになっている。私が現役だったころは、なにか買ってくるということも多かった気がしたので私はスーパーのお寿司とから揚げを買っていったのだが、着いてみるとなんとほぼ全員が手作りの料理を持ってきているではないか。

その中でも驚くべき美味しさだったのが、豚肩ロースの黒ビール煮込み。作り方を一応きいておいた。いい肉を使っているんですか、と聞いたらそういうわけではなく、塩麹に漬けたらこうなるということだった。うーむ。取り入れるか、塩麹…。

プレゼント交換があった。これも毎年おなじみ。
くじをひいて、当たった番号の品を受け取る、という形式だった。
なんと、私がひいた番号は教授のプレゼントで、教授がひいた番号は私のプレゼントだった。
教授ファンに妬まれるなあと思った。

で、プレゼントがこれ↓

その名もMr. TEA。
この世で一番かわいいティーストレーナーである。
箱に書いてあった説明がかなりセンス良かったのでここにメモ程度に書いておく:

Mr. Tea is the perfect companion for your afternoon tea.  Just load his little silicone pants, perch him in our cup, watch him relax, and your orange pekoe will be perfect.  Ahhhh, so relaxing.

いっしょにレディグレイの葉っぱもプレゼントしてもらった。自分では買うことがない、なんとも華やかな香りのする紅茶である。

最近もっぱら紅茶派になった私にはぴったりのプレゼントであった。

いやはや、先生、ありがとうございました。

Saturday 14 December 2013

忘年会

職場の忘年会があり、目黒雅叙園へ行った。初めて行ったが、なかなか豪華な場所だった。写真は無い。創立何年なのだろう、と思った。

80年代は予約でいっぱいだったのに今となっては…というホテルや宴会場は、今の時代どんどんつぶれていくようだが、この雅叙園にもそういう悩みがあるのだろうか。

食事をサーブしてくれる人たちは、全然若くなかった。ベテランなのか、あるいは…

色々考えてしまう。

ところで、料理は中華だった。重すぎず、おいしかった。
中華料理をここ数年口にしておらず、おいしいというイメージはだいぶ遠のいていた。
村上春樹の影響かもしれない。食べる気もしなかった。

ところが先日友人と会ったときに紹介されて行った中華料理屋がとにかくおいしかった。
そして雅叙園も。

あらためて見直した。自分で作ろうとは思わないのだが。

職場の忘年会と言っても、年を忘れられるほどはしゃげるわけがない。
同僚何十人もと、
たったの2時間で、
こんなかしこまった場所で、である。

普段、めったに同僚と飲みに行ったりしないし、つきあいで無理やりいかなければいけないような飲み会も無い。

だからこういう場での「お酌する」とか「とりわける」とかの行為には、本当にうんざりさせられる。
そんなルールなしに楽しめばいいのに、と思うのだが、そんなのは私だけかもしれない。

「乾杯の合図」とか、終わりの「1本締め」とか、やっぱり、慣れない。
普段の忙しさと緊張感を取り払って楽しくするために会を催しているはずなのに、かえって疲れてしまう。
(特に幹事なんかは少しも食事ができずに本当に大変そうだった。)

どれだけ日本で働いても、やっぱりこういうしきたりや慣習に対する違和感は拭い去りきれないように思う。

Sunday 8 December 2013

1番を目指さない

肩の力を抜いて生きられるようにするには、どうしたらいいのか。

上昇しようとしないこと。
一番を目指さないこと。
小さなことで幸せだと思えること。

仕事も私生活も、完璧を目指そうと思えば目指せる。
ただ、そうして頑張った先には何があるのか?
普通の暮らしで本当に満足できないのか?
1番じゃなくて何が悪いのか?

適度な収入があればいい。別に贅沢はしないから。
たくさん稼ぐためにはそれなりに身を削り、時間や交友関係といった犠牲を覚悟しなければいけないとしたら、私はそれを望まない。

億万長者になれるような人たちは、生まれたときからある程度そういう環境で育てられたのだ、と思っておこう。

人と比べないこと。
走らないこと。

Saturday 7 December 2013

食のワールド・ツアー

価値観とか金銭感覚というものは変わるものだ。しかし時間がかかる。
学生時代は1円でも節約したかったのだが最近ようやくそうじゃなくなってきた。
長い目で見てそれは本当に自分のためになる節約なのか?と問うてみるとそうじゃない場合がたくさんあるということに気づいた。

食について。

「自分の食を軽んじている」と言われてふと気づいた。
お金を稼いでいるのだから、その分使ってもいいのだ。

「年寄りってわけでもないのに、出かけることも全然ないし、いつも疲れている」とも言われた。
まったく否定できない。

というわけで最近は平日でも外食するようになったし、家でも色々なメニューを作るようになった。
つまり食費をケチらなくなった。
そしたらなんとなく日々がより充実しているような気がする。

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東京では世界各国の食が味わえる。
しかも、どれもより本場に近いし、こんな場所は世界じゅうに他に無いと言われる。

だったら色々食べてみよう、と思った。
韓国、イタリアといった定番だけでなく、アフリカ、トルコ、メキシコなどのレストランに行くようになった。

支出の割に合う場所を見つけるには、調査と実践が必要となる。とりあえず写真にあるメキシカンはとても気に入った。

今週は、

火曜:メキシコ
水曜:中国
木曜:おうちでイタリア
金曜:トルコ
土曜:昼インド、夜おうちでアフリカ

といった具合だ。
火曜日は、ほんとうのところポルトガル料理の予定だったが予約でいっぱいということであきらめた。
昨夜行ったトルコ料理屋では突然、ベリーダンス・ショーが始まった。

今度はどの国にしようか、と考える。
これぞ食のワールド・ツアー、である。
東京という大都市に暮らす醍醐味を、またちがった、新しい角度から感じている。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...