Tuesday 26 June 2018

英語リピート

文字通り、寝ても覚めてもラジオ語学講座を聞いている私。(あれ?「寝ても」というのは寝ている間にということか?だとしたら違うけど。)

聴きたい講座がラジオを聴ける時間にやっていない場合は、今までだったら諦めていたのだがここ最近はアプリというものがある。一週間前のものだったらいつでも、何回でも聴ける。

さて、きょうの夕方、こどもとご飯を食べながら「遠山顕の英会話楽習」を聴いていた。今月のテーマは「趣味」。冒頭で出演者が"Hobbies"と言う。するとこどもがキャハハと笑いながら「あびー!」とリピートしている。ほかのなによりもこの hobbiesが楽しく響くらしい。私が何回か言ってあげたら大喜びして、また「あびー!」を繰り返している。

そのあとこどもがリピートしたのは:

"awesome!"
"I'm game."

これらがどうやら印象的だったのだろう。言ってあげるとまた喜んでいた。


1ヶ月くらい前に基礎英語2で聞いた"Hi, Sho."という一言もその時以来時々言う。
「はいしょー」と、だいぶ本当の発音に近い。もう忘れたかなと思いながらもきょうまた試しに言って見たら「はいしょー♪」の一言が笑顔とともに返ってきた。

どれも、細かい発音について言えばまだまだなところが多いが、感心するのは、イントネーションだけは完璧だということ。音の上がり方、下がり方。聴いたままに繰り返しているのだろうけど本当に聞こえたとおりに出てくる。文字をなぞって「はいしょー」と言っているのとは違うのだ。

すごいなあこども。

Sunday 24 June 2018

Latte=牛乳

きのうの話題に引き続き、「バイリンガルだ!」的なできごとについて:

牛乳のことを「にゅにゅ」とこどもは言う。
今朝、にゅにゅ、と言われたのでコップに牛乳をついであげたら明らかにわざと床にぶちまけた。

…というできごとをその後イタリア語で話していた。(イタリア語で牛乳のことはlatte(ラッテ)と言う。)「けさ牛乳をわざとこぼしたんだよ〜」と。

すると横で会話を聞いていた子供が

「にゅにゅ!」

と思い出したように叫んだ。
「うわっ、わかってるこいつ!」とまた驚いた。だって、繰り返すが、イタリア語で会話していたのだから。「ぎゅうにゅう」という言葉は一言も出していないのだ。「ラッテ」と言う言葉を聞いて「にゅにゅ」という言葉が出てきた。

とにかく牛乳が飲みたくなったらしいのでそのあと少し飲ませた。

Saturday 23 June 2018

バイリンガルはじめ

昨日に引き続きこどもの言葉の話。


「バイリンガルだ」と驚かされることが度々ある。最近特に増えてきた。
ちなみに言語環境を整理すると;

母と子 日本語
父と子 イタリア語
子と母と父の3人 イタリア語
という感じ。


覚えているのをメモ:

・"Vuoi l'acqua?(水いる?)"と尋ねられると「みじゅ」と答えた。

・これはしばらく前だがイタリア語で「きょう公園で犬を見て…」という会話をしていたらその横で遊びながら会話を聞いていたこどもが突然「わんわん」と言った。おおお、わかっとるこいつ、という感じで二人とも驚いた。
で、以前まで犬のことを「わんわん」と言っていたのだがそれを「なね」と言うことが増えてきた。発音はちょっと違うがcane(カーネ)のことである。私は「いぬ」と言わなければいけない、とあらためて思う。「そうだねカーネだね」と言ってしまうと混乱させてしまう。

・自転車のことをこどもは"Bici"と言う。自転車を見てbici, biciというので「自転車ね」というと「じてんしゃ」と言うようになった。これは「バイリンガルだ」と言う段階にはないが日本語では「じてんしゃ」と言うようになっていくためのひとつのステップ。

・ちょうどきょう、pizzaを食べに行ったのだがその時に材料として使われていたオリーブをこどもが気に入って食べていた。そのことを夜になってから寝かせる前にイタリア語で「あのオリーブは缶詰のやつだよね。生じゃないね」「そりゃそうでしょう、じゃないとランチ1200円ではやってけn…」と大人二人が会話をしていたときにそれを聞いていた子供が「ぴっちゃ!ぴっちゃ!」と言い始めた。二人とも顔を合わせて驚いた。pizzaという単語は一言も出していないのに。でも考えてみれば昼に食べている間じゅうイタリア語以外使っていないからこの場合インプットとしての"olive"はイタリア語しかない。そっか、だからこれはバイリンガルじゃなくてもあの黒い物体が「オリーヴェ」と呼ばれるものであるということさえわかれば「ピッツァ」につながるのか。じゃあ別にバイリンガルだからできるということでもないな。

うーん。こうやって書き出してみると結局はまだバイリンガルというほどではないな。

でもきっと
理解語彙…日本語、イタリア語
表現語彙…日本語

という感じなのだろうなと思っている。つまり言っていることはどちらの言語でも理解できている。圧倒的に日本語が強いだろうけどイタリア語もわかってはいる。ただしアウトプットとしてはまだイタリア語はほとんど表れない。

混乱させてはいけない、というのはすでに書いたことだが、それでもやっぱりイタリア語の語彙で言われると「そうだねbiciだね」と言いそうになるのが実際。これからこういうことが増えていくのだろうけどなんとか区別させておきたい。

Friday 22 June 2018

会話ができた

驚いたことが一つあったのでメモ:

今日の夜、こどもを寝かせる前に「きょう保育園で何したの。お散歩に行ったの。」と声をかけると、私の目をじっと見て「あじしゃい」と言った。

これは「あじさいを見た」ということなのだ。つまり私の「散歩に行ったのか」という質問がわかっているのだ。これは会話だ。感動で心が震えた。びっくりしながらも「そう、あじさいを見たのね」と言ったら「きーきーしゃ」と答えた。救急車のことだ。保育園の近くに消防署があり救急車がとまっている。みんなで見に行ったのかもしれない。

子「みじゅ」
私「はい水ね」

とか

子「まと」
私「トマトもうないよ」
子「(泣く)まと〜〜〜」

みたいなやりとりは日常によくあるのだが、きょうの「お散歩にいったの」「あじしゃい」はより会話に近かった。会話っぽい会話はこれが初めてじゃないだろうか。このあとこういうのがどんどん普通になっていくのだろうけど、今日は感動したのでここに記しておく。

Wednesday 20 June 2018

オセロ、遠山先生

言わずと知れたラジオ語学講座ファンの私は「遠山顕の英会話楽習」を聞いているのだが先週の「トランポリン上のオセロ」がツボで、月曜からもう何度も聞いている。シェイクスピアの「オセロ」のキャラクター(と同じ名前の人物)がトランポリンに熱中し始める、というダイアログなのだが、テキストのイラスト含めてシュールすぎて笑える。

かく言う私だがオセロをちゃんと読んだことない。というかシェイクスピアをきちんと読んだことがない。英語科や英文科出身でもなんでもない私は、ちっともそういう「本物」に向き合う機会がないままここまで来てしまった。いや、英語科出身じゃないというのは言い訳に過ぎませんね。一番よくない種類の言い訳。

というわけでオセロ借りてきました。高校生ぐらいでも読めるように簡単な英語で書かれたもの。いつ読み終わるかわからないけど手元に持ってみることにする。

それにしても遠山顕は本当に面白い。この人がいなかったら今の私はないです。本当に。中学から聴き続けてきたけどふと気づくとこの人もいつかは亡くなってしまうわけだ。この人がいなかったら困る。だけど今まで書かれてきたたくさんのダイアログがあるからこれをなんとか手元に置いておきたい。時間をかけて集めてみようと最近思っている。


Monday 18 June 2018

あじしゃい

洗濯物が乾かない。それを承知で洗濯機を回したのだが。汚れたものを湿ったまま置いておくよりは、とりあえずきれいにして風の通る場所につるしておいたほうが良いような気がしたので。

雨と雨の合間を縫う?ようにして出勤したり退勤したりしているここ最近。この一週間は降ったり止んだりが続くようだが、これが終わったらきっと一気に暑さがやってくるのだろう。

驚いたことをメモ。

先週だったと思うが帰宅すると、こどもが「あじさい」と言えるよ、という話を聞いた。えっ?一度か二度は教えたことがあったかもしれないけど…とびっくりして「あじさい、って言えるの?」と聞いたら

「あ じ しゃい」

と言うではないか。たまげた。食べものでも車でも人の名前でもなく、花の名前を覚えるとは。保育園の先生に尋ねたら、やはり散歩中に公園で「あじさいだよ」と言っているらしい。保育園すごいよ。おそるべし。

本当にあの花がアジサイとわかっているのだろうか、別のものかもしれないぞ、と思った。そこで、ためしに外で見た時に聞いてみるとやっぱり確実にアジサイを指して、あるいは見て「あじしゃい」と言っている。

それにしても素敵ではないか。咲き誇る6月の花を覚えたのだ。今1歳9ヶ月。この1歳9ヶ月の時期にたとえば桜が咲いていたら「さくら」と言ったかもしれない。

ほかにも驚いたことはあるがとりあえず以上一つ書いておく。

さてアイスクリームでも食べよう。

Sunday 17 June 2018

動物園

ぬおー。何が忙しかったのだろう。二週間くらいブログかけていないけどその間、一体なにがどう忙しかったのだろう。いくつか「あれとこれがこう忙しかった」とは言えるけど実際言ってみるとそれほど忙しくない気がする。平日休みもあったしきちんと寝られている。それでもやっぱりドタバタ過ぎて行ったような気がする。

きょうは子どもを連れて小さめの動物園に行ってきた。水に手を突っ込んで魚に触れたりモルモットを抱っこしたりできる。こどもはとても喜んでいた。そのあと、ピッツァを食べにいった。いつもとは違う店だが。

こどもがトコトコ歩き出すので、おっと危ないと思って追いかけたら、ペットを連れてきている人たちのところへ行き、なんと犬を「なでなで」して回っていた。終わると「バイバイ」と言って次へ行く。飼い主たちも喜び、子どもも喜び、犬は…さあどうだろう(笑)。

それにしても発話が一気に増えて驚く。急に増えた気がするのはきょうが刺激の多い1日だったためだろうか。ともあれ連れて行ってよかった。

疲れるし、大変けど、こどものおかげで人生が楽しい。まんまるな目をみると「どうもありがとう」と思う。

梅雨の合間、暑くもなく寒くもない絶好のタイミングをつかんで行ったものだ、と思った。

Wednesday 6 June 2018

豚、発熱

ロアルド・ダールの「豚」を読みおえたのだが、読後感がそれはもう、悪くて悪くて夢にも出てきそうな感じです。気持ち悪いというレベルではない。最後に入るまではトントン拍子で進んで行ってああこれは面白くてしかたないと思っていたのだけど、最後が!強烈だった…。いやしかし面白いか面白くないかと言われるとそれは面白いです。

それにしても本当に面白い話を読んでいるときはそれが英語だということを忘れてしまう。それくらい面白い。

さて。

昨夜、寝るときに少し窓を開けていたのだが、これは寒いと思った。こどもは寒くないだろうかと思って夜中に何度も起きて布団をかける、そういうことが最近続いていた。こどもの鼻水を見るたびに、成長して身体も強くなったはずと自分に言い聞かせ以前ほど心配をしなくなった。

そして今日、朝9時半ごろ発熱の連絡が保育園から入った。あれれれ…。オムツ一丁で走りまわらるのを放置していたここ最近を少し後悔した。ほんの少し。

思えば去年の6月前半もそうだった。梅雨に入るか入らないかのころの、ちょうど今のような、暑い日と、雨と、エアコンが繰り返し身体に触れるような時期に40度の熱を出したのだった。

きょうは早々に帰宅し朝、夕と寝てだいぶ回復したように見えるが油断は禁物である。

そして私もあまり調子がよくない。発熱の知らせを聞いて、カッパをきて自転車をこいで帰ってきたのだが汗をかいている上に結局はやはり雨に濡れているわけで、帰ってから急にくしゃみが止まらなくなった。職場のエアコンのせいもある。

早いとこ治さねば。というわけで寝ます。「豚」の夢を見ませんように…

Tuesday 5 June 2018

やることリスト、休暇予定

夏になった。太陽が強い。
紫外線も強いし雨も降るのにこの時期が結構好きだ。5、6月。生きてるという感じがするから。好きなのが;

・プールに行った帰り
・夜風
・ビール
・サンダル
・ポロシャツ

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残った一本の親知らずを抜くために予約を取らねばならないのだがなかなか勇気が出ずにいる。電話をしたら先日は話し中だったのだが逆にホッとしてしまってすぐ切った。きょうもう一回かけてみよう。やれやれ。

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やらねばならないことが最近大量にあったのだがそれを最初頭の中で整理していた。しかしことあるごとに忘れるしもはや整理できていなかったので全部書き出した。それから一つ一つ消して行っている。「ている」と言うのはまだ終わってないから。本当は金曜にすべて終わらせたかったのだが結局終わらなかった。それでも、こうやってやるべきことがたくさんある場合はそれらをすべて見えるようにすると良い。赤マジックで消したときの達成感もある。

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日々を楽しく生きるためのコツのうちの一つ:
次の旅先、休暇予定、destinationを決めておくこと。
と言っても子供が小さい私の場合、ほとんどが実家なのだが、それでもチケットを予約しておくと結構ウキウキして日々を過ごせる。チケットと言わずとも、先週末、親戚宅に旅したのもそのうちのひとつ。「この先に楽しいことが待っている」という事実が毎日を輝かせる。この時期だと毎年、ヨーロッパ行きのチケットを持っている状態なのだが今年の場合は仕方ない。ちなみに実家行きのチケットはすでに9月分まで予約してある。9月までは少なくとも楽しい。

Sunday 3 June 2018

週末旅と1.9歳のことばの記録

「泳ぎに行きたいのに行けない」という内容でブログを書きかけたのが一週間前のこと。それから結局書けずにいた。いろんなことがあり、泳ぎに行くことも合気道に行くこともできた。あっという間に一週間が終わった。そして5月も終わった。

合気道で汗をかいている間はすべてのことを忘れていられる。それだけに集中できる。まさに「無心」という感じ。いっぽう、泳いでいる間はいろいろと考え事をする。どちらも、終わったあとは「はぁ〜」とスッキリする。詰まっていたものがスポンと取れたような感覚を味わうことができる。これらは私にとって生涯スポーツになるだろうなと思っている。

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この週末、子どもを連れて親戚のうちに遊びに行った。片道一時間半ほどかかるのでそんな簡単な旅ではない。乗り換えも多い。子どもの食事や睡眠や疲労の調子を見ながら絶妙なタイミングで到着しないといけない。たった1泊だが、一人での移動の何倍も神経を使う。

それでも、たいそう意味のある旅なのである。まずなかなか会えないおじちゃんとおばちゃんに顔を見せ、成長を見せる。面と向かって会うのは手紙や電話の何倍も意味がある。
そして子どもにとっての通常にない刺激はいい効果をもたらす。わずか一晩を別の空間で過ごすと、
「あれ?こんなことできたんだっけ」
「そうか、こんなことが好きなのか」
「へえ、こういう反応をしめすのか」
と親であるこちらも気づかされることがある。そして別の視点から見て思うことを、普段会わない人から聞くと、なるほどと思うことが多々ある。
さらに、急に発話が増える気がする。実家に帰るとき然り。

というわけで最近(1歳9ヶ月)の言葉メモ:

ぱぱ(父)
まんま(母)
じちゃん(祖父)
ばちゃん(祖母)
ぶぶ(車)
ぱった(パスタ/パトカー)
ぱん/ばん/まね(パン)
ばっちゃ(消防車/かぼちゃ/バス)
たっち(タクシー)
びち(自転車)
ばい(バイク)
まな(バナナ)
まと(トマト)
にんな(リンゴ)
みじゅ(水)
ぬぬ/にゅにゅ(牛乳)
ぶるべり(ブルーベリー)
わんわん(犬/馬)
おむちゅ(おむつ)
じゅちゅ(ジュース)
えも(エルモ)
のーーー(No)
はい/あい(はい)
ばいばい(バイバイ)
ちゃお(Ciao)
ぴっち(ハトをはじめとした鳥類)
ねんね(ねる)
をふぉ(アンディ・ウォーホル)
びた/びと(ビートルズ)
ない(ない)
あった(あった)
あっち(あっち)

以上、今思いつく限りの言葉。

ウォーホルのハガキを見て「をふぉ」というのだが先日ためしに「アンディ・ウォーホルだよ」と教えたら「あんで をふぉ」と言ったのでびっくりした。

そのほか、言葉としては出ていなくてもこちらの言っていること(特に日常の指示等)は通じている。「はみがきするよ」と言えば逃げ出すし、「外に出るよ」と言えば玄関まで走って行き私の靴を取ってきて「まんま」と言いながら差し出す。意思疎通ができるようになってきている。

さて、長いようで短い週末が終わろうとしている。先日ハンズで買ってきた「万能透明テープ ピッチン」を使って「かいじゅうたちのいるところ」の修繕をします。(ところでハンズの店員さんはやっぱりプロです。「本の修理」と言ったらとても丁寧な口調で「はい、こういうものがございます」とすぐに案内してくれた。「少々お待ちください」でほかの店員に聞きに行く店とは違う。当たり前だろうけど対応がきちんとしていたことがとても嬉しかった。)

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...