Tuesday 31 December 2013

不眠

睡眠不足…のはずだが以外と頭は冴えている。昨日の夜は全然眠れなかった。途中で起きてから、そのあとずっと眠れなかった。考え事の多い年頃なのだ。いったいあれが何時のことだったのだろう。時計も見なかった。

何か書けばすっきりするかもしれないと思ってペンを持ちノートを広げた。日記では無くてつらつらと頭の中にあることだけを書きとめていった。それから、めったに使わない手帳を開いて、ここ数日あったことを書き込んだ。普通、手帳というのは先に予定を書き込むものなのだが、私の場合それが逆になりがちである。

カモミールティーを飲んだ。そのあとベッドへ戻ったがそれでもだめだった。寝返りをくりかえした。「ま行」の同僚を探す、ということをやってみた。意外とこれに時間がかかり、おかげで眠りについたのではないかと思う。

「起きていなければいけないのに、眠くてしょうがない」よりも、
「寝なければいけないのに、眠れない」のほうが断然つらい。
生きているうちで経験した嫌いなことはたくさんあるけど、そのなかの1つだ。明らかに。

朝もまだ眠れるとは思ったけど、これ以上眠ってもまた夜眠りにつけないと思ったから起きることにした。天気がよいので散歩しようかな。

Monday 30 December 2013

2013年12月28日のこと

忘備録としてここ数日のことを書いておこう。
27日の国立科学博物館については書いた。
28日。
午前中、アップリンクへ行った。
私好みの映画(ドキュメンタリーが多い)をやってる映画館なのだが、なかなか直接見に行くことはなかった。
それが、普段、会員(映画をいつも1000円で見れる)になるには1200円が必要なのだがこれが「パリ、ただよう花」を見た人に限り500円で良いという。
そしてその日から使えるということだから、1800円の映画が1000円になる。
つまり、会員になれば1500円、会員登録しないまま見れば1800円…。

はっきり言ってこの映画を見たいわけではなかった。
が、見たくないというわけでもなかった。
そしてこの際会員になっておけばここから1ヶ月くらい新しい楽しみもできることだしと思って登録することにした。
映画の内容については省略。

3時にハチ公前で弟と会う。

渋谷というのは不思議な街だ。こんなに人が多いのに、なんだかんだで人がうまく流れているように見える。
そして、ハチ公で待ち合わせは難しくない。駅からの距離も完璧、あれだけ人がいるのに、目的の人に会える。そしてたとえ東京に初めて来た人でも、ハチ公が分からない人はほとんどいない。なんてったって山手線の出口が「ハチ公口」なのだ。新宿で待ち合わせようとするとなかなかうまくいかないことが多いのだが。

ちなみに先日、科学博物館で本物のハチの剥製を見てきた。ボランティアさんの言った通り、渋谷の銅像は耳が曲がっている。

渋谷のバーガーキングでアボカドワッパーを食べた。
ファーストフードは不健康だ、とは思う。
しかしながらBKのハンバーガーについては、あまりそんな感じがしない。
単品で食べる限り。揚げ物があると一気に不健康さが増す。
マックやロッテリアのぺしゃんこバーガーなどは食べる気もしないのだが。
そういえばダブルワッパーチーズはいつの間にメニューから姿を消したのだろう?

渋谷の楽器店に行った。だいぶたくさんの機器を見た。
DJがよく使っているターンテーブルの仕組みが少し分かった。
音楽、というか電子音の世界はディープだ。

そのあとは新宿へ移動。と言っても代々木で降りた。
寒いことは寒いが、空気が澄んで気持ちがよい。

あっちこっち店を見て回って、7時すぎに帰った。
スーパーでさしみなどを買い込んで、うちで食べた。
歩き疲れてクタクタになった。充実した1日だった。

冬休み満喫

仕事に行かなくなると暇をもてあますのではないかと思っていた。
しかしながらその心配には及ばず、毎日いろいろと忙しく活動している。
昨日28日には弟がやってきたので一緒に渋谷と新宿を散策した。
弟に会う前には映画を見た。「パリ、ただよう花」というやつ。
この中国人の女優はあまり演技がうまくない、とみた。
今朝も天気がよかったので弟といっしょに長い距離を散歩した。
冬は、歩くのが気持ち良い。

Friday 27 December 2013

年内最後の国立科学博物館

朝からあまり天気が良くないようだったが、やるべきことをやることにした。
というのも、年内で“まともな”1週間は今日で終わりである。
明日から週末で、週末があければ「年末」になり、病院も銀行も美術館も博物館も、普段行かなきゃいけないのに行けない場所が閉まる。
いや、美術館なんてもう閉まっているところがたくさんある。

ということで今朝は、がん検診のクーポンを使いに行った。期限が今年中で切れるのである。いつか行けると思っていたらもうこんな時期になってしまった。
予約ができない病院なので、ひたすら待った。
受付に行ったのが10時ごろだったが、病院を出たのは12時過ぎた。それでも今日は特にこのあと予定が待っているわけではなかったので、気持ちに余裕があり、ゆっくりと雑誌をめくって待った。

家に帰ってお昼を食べる。

自由に使える時間がこれだけたくさんあると、一日中じっとしておくのはもったいないような気がしてくる。たとえ雨が降ろうが、貴重な、平日の休みなのだ。

国立科学博物館が年内最後の開館日だということで、午後からいそいそと1人で出かけてきた。
なんとなく1週間くらい前から行くつもりでいた。
この、27日に空いている博物館/美術館はここだけだ、と思っていたんだと思う、確か。

そして、日常でこれだけ科学を語る人に囲まれていると、だんだんと影響されてくるのだ。

私ぐらいの年齢で、1人でこんなところに来ている人は決して多くなかった。ほとんどが親子で、しかも子供が小学生以下の幼さ。
そういう人たちに混じって、きょうはボランティアガイドのツアーに参加することができた。
ここに来るのは3回目か4回目だが、ツアー参加は初めてである。

とても価値のある一時間を過ごした。
担当された方は関さんという女性のボランティアさんだった。
親切で、はきはきとして、説明が分かりやすい。
博物館のボランティアというものは、まあとにかく知的で、品があり、憧れずにはいられない。こういうふうに自分の得意分野を子供たちに語るという日々はどんな感じだろうか。

「人から学んだことは人に還元をするんですよ」というのは内田樹があちこちで書いていたことだが、まさにボランティアさんたちのやっていることはそういうことだろう。
見返りを求めず、これまでの人生で得たことを、市民に還元し、シェアしてくれているのだ。
素晴らしいことだと思う。
日本館の階段に埋まったアンモナイトを指す関さんを見て、こういう大人になりたいと思った。

科学というのは自分にはほど遠いと思っていた。
学校の成績は、全然だめだったし、物理は泣くほど嫌いだったし、化学式と聞いただけで震え上がるほどだった。

それが今こうやって興味が出ているのはいったいどういうことだろうか。

今の職場に身を置いて2年目。
ここで出会う人々は、科学に携わる人々が多い。
いや、別に多くないのかもしれないが、今までの私の人生では無かった経験である。

少年のような目で、恐竜の骨について語る同僚を見ていたら、知らず知らずのうちに自分も興味が出てきたのだ。
物理も、天体も、心から面白いと思っている人から「面白いでしょう?」と言われると、本当に面白いような気がしてくる…!

この、私が、元素周期表の前で「この物質は何でできているかな」のボタンを押しながら楽しんでいるなんて。
十数年前の私が見たら何て言うだろうか。

だからと言ってすべてを覚えたり真剣に勉強したりしようとしているわけではないが、十数年前に比べるとこれは何百歩もの進歩だと思う。
気持ちが、そっちを向いたのだから。
逆に言うと、「食わず嫌い」を直すのに十数年もかかるのだ。

教育(というかすべて)のカギはこういうところにあるのだ、とあらためて思った。
どれだけ「やれ」とか「〜しなさい、さもなくば」という文脈で命令しても、本人の心が開かない限り、学習は始まらない。

逆に、心を開いた瞬間に、どんなものからでも学習ができる。その心を開くきっかけは何か。

ひとつには、「めっちゃ面白いんだよこれ!!」と夢中で語っている人がいると、「なになに、何がそんなに面白いの?」と気になってくるものだ。
私の場合、そういうことがきっかけになることが多い気がする。

繰り返すが「〜しなさい、さもなくば…」の文脈で出たやる気はたいてい長続きしない。

ところで今回新たに、マクロキスティスを知った。
30mの昆布。日本には無いらしい。

あと、恐竜っていうのは陸にいた爬虫類のみを指すということも今まで知らなかった。
ガイドツアーに参加していた5歳ぐらいの子供が、フタバスズキリュウを指差して「きょうりゅう」「ピーすけ」と言っていたのを聞いて驚いた。
彼はきっとドラえもんの映画を見たのだろう。
『ドラえもん のび太の恐竜』。
私も20年以上前に見た。この子でも知っているということは、やはりあの映画は名作だったのだ。



フタバスズキリュウは恐竜ではない、残念ながら。

またいつものように、全部見尽すことはできなかった。
地球館の3階までたどりつけなかった。これだけ大きいのだから、当然といえば当然である。

また絶対来ようと思った。

暗くなってから外に出ると、ライトアップされたシロナガスクジラが…!
昼間より見応えがある。

いやー、ほんとに来てよかった、と思った。濃い午後を過ごせた。

アメ横うろうろしようかしらと最初は思っていたのだが、疲れてそれどころではなかった。まっすぐ家に帰った。

冬休み初日

ようやく休みに入った。2週間近く休める。
昨日はどうしても昼にそばが食べたくなって新宿へ行った。それから、そろそろセールが始まっているのではと思ってぶらぶらしてみたが、あまり割引にはなっていなかった。さすがにクリスマス翌日に始めるのは早すぎるようだ。

ただ、それでも部分的には値下げが始まっていた。
黒いデニムを1本買った。

11月ごろ、とあるグレーのデニムを1本買ったのだがこれがとても心地よく、色違いも欲しいと思った。その後、黒を買いに行ったら私に合うサイズはもう売り切れていた。
それであきらめていたのだが、なぜか昨日見たら、あったのだ。
どこかに隠しておいたのだろうか。
種類も同じなので、迷わず買った。
夜にはクロスタータを焼いた。それ以外にもあれこれ料理した。
だけどろくに食べなかった。
料理の魅力とは。
食べることよりも野菜を切ったり炒めたりすることにあるのかもしれない。

私が食べたいと思う料理はどんなのだろう。
そもそもそんなに手が込んでいなくて、シンプルなものである気がする。

天気のせいもあるだろうけど、なんだか悲しい気持ちのする一日だった。

Monday 23 December 2013

ある冬至の話

昨日は冬至だったわけだが、本当に日が短かった。今年ほど日の短さを意識することもこれまでなかった気がする。どうしてだろう。陽があるうちに外に出るわけだから、外を出歩く余裕ができたのかもしれない。いいことだ。

午前中は図書館で雑誌をぱらぱら読み、昼はバーガーキングでアボカドワッパーを食べて、そのあとクリスマスで浮かれる人々をひやかしに表参道まで行ってみた。「ひやかす」ということはもちろん自転車で、である。

だいたい週末の表参道の混みようといったら、通り全体が朝8時の新宿駅構内のような人の多さである。それがクリスマス直前の日曜となると、さらなる人でごった返して
いた(ように見えた)。というのも、ジャニーズショップやポップコーンやパンケーキ?に入るための列がいつもの倍以上に伸びていたのだ。やっぱり列に並ぶ人たちの気持ちは一生分からんよなーと思って通り過ぎた。
さらに、表参道ヒルズ前で記念写真を撮る人たち。特設の「カップルで写真コーナ~」みたいな、お立ち台?ができていて、そこで写真を撮るための列ができていた。これのどこが魅力的なんだろう?見ているほうが恥ずかしくなる滑稽さだった。
こういうのを眺めながらシューっと坂を下る。ああ、この優越感。
自転車は最高だ。
冬に自転車は寒いんだけど、それでも自転車に乗ったときに感じる自由といったら他とは比べようが無い。
代々木公園には人が少なかった。その代わりに、パフォーマンスをする人たちはいつもより多かった。そういうのをしばらく眺めて、帰った。
帰り道に、プールへ行った。いつもの1.5倍は泳いだだろう。人も少ないので泳ぎやすく、本当に気持ちよかった。
水の中にいると、手足が思いっきり伸ばせる。
陸上にいるときよりも、すみずみまで伸びる感じがする。
自由だ。

家に帰って映画を見た。
それから、先週、元同僚にもらった「ナノブロック」を作り始めたら止まらなくなった。
正直なところ、こんなのは30分もあればできるだろうと思っていたのだが、完全になめていた。2時間くらいかかったと思う。完成はこちら。
ナノというくらいだからどのくらい小さいかというと、手のひらに乗るくらいである。ブロック一つ一つは本当に小さくて、落としてしまったらもう見つけられない。

トナカイの角と、サンタの後ろのプレゼントは、実はとても不安定で、あまりきちんと固定されていない。というのもやはりブロックひとつひとつが小さいから。

ただ、これがとても楽しくて、2時間ずっと止められず、ものすごく集中した。
ふと気づくと背中と首がすごく痛くなるほど凝っていた。完成した頃には日付が変わっていた。

また別のを試したくなってしまった。家の中に物が増えるのは好きじゃないのになあ。

Saturday 21 December 2013

ウディ・アレンのTo Rome with Loveを見た

やっと見た。ウディ・アレンの"To Rome With Love"。
「やっと」である。

日本に住んでいて不便というか「えええ」と思うのは、映画の公開の遅さ。
時間差、いや、年月差がありすぎるのだ。
これ、イタリアで公開されたのが2012年の4月。
日本で公開されたのが2013年6月。

いくら日本が「極東」とは言え、1年と2ヶ月の待ち時間は長い。長すぎる。
私は映画館で見損ねたので、結局DVDを待つ羽目に。
今ようやく「新作」として入ってきていて、借りた。
つまり1年半遅れでようやく見ることができたのだ。

そういえば、日本に住んでいるアメリカ人で、どうしても見たい映画―確かロード・オブ・ザ・リングだった―の公開を待てずにアメリカまで帰ったという人がいた。気持ち、分からなくもない。

さて、本題に入る。

映画を選ぶときに、「ああウディ・アレンの気分だ」と自覚することがある。
気を張らずに映画が見たい、と思う。
舞台として魅力的に描き出される街を味わいたい、と。
自分もその場にいて、一緒に散歩しているような気持ちになるのだ。
そしてハッピー・エンディングであることはなんとなくわかる。
この映画も期待通りだった。
坦々と進む。
感情の起伏もなく、「まあ、みんないろいろあるよね」という気持ちになる。

・アレック・ボールドウィン演じる建築家が、途中でコメンテーターのように解説やアドバイスをつっこんでくるが、彼の姿がジャック以外の人たちに見えていたのだろうか?そこをあいまいにしておくところがまたこの映画の良いところでもある。

・ペネロペ・クルスのイタリア語がごく自然だった。まあスパニッシュのネイティブにとってはそういうものなのだろうか。スペイン語の上手なイタリア人にはたくさん会ったことあるけど、イタリア語の上手なスペイン人はあまり会ったことが無い。

・ジェシー・アイゼンバーグほんと早口だなあ

・ロベルト・ベニーニが終わりのほうで道路に出て行って「私はレオポルドだ」と叫ぶシーンがあるのだが、この1人芝居的な動きはまさにロベルト・ベニーニで、映画のなかの一つの楽しみでもある。せっかくこの人を映画に出すんだったら、1人でぺらぺらしゃべるあの演技が見たい。

・シャワーを浴びて歌うお父さんがツボ。シュールすぎる。

・結局この映画のメッセージは何だったのだろう?教訓ぽいことを言う人もいなかった気がする。ミッドナイト・イン・パリなんかはその辺がはっきりしていたようだが。

・ところでこの邦題「ローマでアモーレ」はなんとかならないのだろうか。近年の映画の邦題はセンスがなさすぎてびっくりする。

Friday 20 December 2013

寒いよう

おなかがすいたり寒かったり疲れていたりでどうもイライラする。
こういうときはきちんと料理をするに限る。
しっかりおなかにたまって、簡単で、すぐにできて、おいしくて、太りにくいもの。
となるともうパスタしかない。
一番安上がりで、満足のいくパスタは、トマトの缶とツナを使ったもの。
これにカッペリを入れると一段とおいしくなる。
手が乾燥していて、ハンドクリームで対処できなくなってきた。
指の先が割れて、タイプすると痛い。
水飲んでもなかなかみずみずしくならない、この身体。
全部ぱりぱり。

Monday 16 December 2013

クリスマス会

ゼミのクリスマス会に行った。

ゼミと言っても私がこのゼミに所属していたのはもちろん大学時代で、卒業してから7年も経つので、普段の活動に参加しているわけではない。
だが、教授には卒業後もたいへんお世話になっており、時おり近況報告をしている。
直接会いに行ってお話をすることができず、メールで近況を報告するにとどまっていた。
そこでこのクリスマス会は良い機会だと思った。

私の世代?の卒業生は誰もいなかったので、少し行くのがためらわれたが、だからなんだ、と思い直して行った。

何かのイベントや会に行くかどうしようか迷っているとき、たいていの場合は行くに越したことはない。というのはうまれてから今までの経験から学んだこと。

行ってよかった、はあっても、行かなきゃよかった、というのはほとんど無い。
「迷ってたけどやっぱり行ってよかった」とたいていの場合言ってる気がする。

結果的に、やっぱり行ってよかった!

知らない人だらけだったが、話をするうちに共通の知人が出てきたり、実は前にお見かけしました、という人だったりした。これは毎年恒例だが、誰もがそれぞれに料理を一品ずつ持ち寄ってくるということになっている。私が現役だったころは、なにか買ってくるということも多かった気がしたので私はスーパーのお寿司とから揚げを買っていったのだが、着いてみるとなんとほぼ全員が手作りの料理を持ってきているではないか。

その中でも驚くべき美味しさだったのが、豚肩ロースの黒ビール煮込み。作り方を一応きいておいた。いい肉を使っているんですか、と聞いたらそういうわけではなく、塩麹に漬けたらこうなるということだった。うーむ。取り入れるか、塩麹…。

プレゼント交換があった。これも毎年おなじみ。
くじをひいて、当たった番号の品を受け取る、という形式だった。
なんと、私がひいた番号は教授のプレゼントで、教授がひいた番号は私のプレゼントだった。
教授ファンに妬まれるなあと思った。

で、プレゼントがこれ↓

その名もMr. TEA。
この世で一番かわいいティーストレーナーである。
箱に書いてあった説明がかなりセンス良かったのでここにメモ程度に書いておく:

Mr. Tea is the perfect companion for your afternoon tea.  Just load his little silicone pants, perch him in our cup, watch him relax, and your orange pekoe will be perfect.  Ahhhh, so relaxing.

いっしょにレディグレイの葉っぱもプレゼントしてもらった。自分では買うことがない、なんとも華やかな香りのする紅茶である。

最近もっぱら紅茶派になった私にはぴったりのプレゼントであった。

いやはや、先生、ありがとうございました。

Saturday 14 December 2013

忘年会

職場の忘年会があり、目黒雅叙園へ行った。初めて行ったが、なかなか豪華な場所だった。写真は無い。創立何年なのだろう、と思った。

80年代は予約でいっぱいだったのに今となっては…というホテルや宴会場は、今の時代どんどんつぶれていくようだが、この雅叙園にもそういう悩みがあるのだろうか。

食事をサーブしてくれる人たちは、全然若くなかった。ベテランなのか、あるいは…

色々考えてしまう。

ところで、料理は中華だった。重すぎず、おいしかった。
中華料理をここ数年口にしておらず、おいしいというイメージはだいぶ遠のいていた。
村上春樹の影響かもしれない。食べる気もしなかった。

ところが先日友人と会ったときに紹介されて行った中華料理屋がとにかくおいしかった。
そして雅叙園も。

あらためて見直した。自分で作ろうとは思わないのだが。

職場の忘年会と言っても、年を忘れられるほどはしゃげるわけがない。
同僚何十人もと、
たったの2時間で、
こんなかしこまった場所で、である。

普段、めったに同僚と飲みに行ったりしないし、つきあいで無理やりいかなければいけないような飲み会も無い。

だからこういう場での「お酌する」とか「とりわける」とかの行為には、本当にうんざりさせられる。
そんなルールなしに楽しめばいいのに、と思うのだが、そんなのは私だけかもしれない。

「乾杯の合図」とか、終わりの「1本締め」とか、やっぱり、慣れない。
普段の忙しさと緊張感を取り払って楽しくするために会を催しているはずなのに、かえって疲れてしまう。
(特に幹事なんかは少しも食事ができずに本当に大変そうだった。)

どれだけ日本で働いても、やっぱりこういうしきたりや慣習に対する違和感は拭い去りきれないように思う。

Sunday 8 December 2013

1番を目指さない

肩の力を抜いて生きられるようにするには、どうしたらいいのか。

上昇しようとしないこと。
一番を目指さないこと。
小さなことで幸せだと思えること。

仕事も私生活も、完璧を目指そうと思えば目指せる。
ただ、そうして頑張った先には何があるのか?
普通の暮らしで本当に満足できないのか?
1番じゃなくて何が悪いのか?

適度な収入があればいい。別に贅沢はしないから。
たくさん稼ぐためにはそれなりに身を削り、時間や交友関係といった犠牲を覚悟しなければいけないとしたら、私はそれを望まない。

億万長者になれるような人たちは、生まれたときからある程度そういう環境で育てられたのだ、と思っておこう。

人と比べないこと。
走らないこと。

Saturday 7 December 2013

食のワールド・ツアー

価値観とか金銭感覚というものは変わるものだ。しかし時間がかかる。
学生時代は1円でも節約したかったのだが最近ようやくそうじゃなくなってきた。
長い目で見てそれは本当に自分のためになる節約なのか?と問うてみるとそうじゃない場合がたくさんあるということに気づいた。

食について。

「自分の食を軽んじている」と言われてふと気づいた。
お金を稼いでいるのだから、その分使ってもいいのだ。

「年寄りってわけでもないのに、出かけることも全然ないし、いつも疲れている」とも言われた。
まったく否定できない。

というわけで最近は平日でも外食するようになったし、家でも色々なメニューを作るようになった。
つまり食費をケチらなくなった。
そしたらなんとなく日々がより充実しているような気がする。

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東京では世界各国の食が味わえる。
しかも、どれもより本場に近いし、こんな場所は世界じゅうに他に無いと言われる。

だったら色々食べてみよう、と思った。
韓国、イタリアといった定番だけでなく、アフリカ、トルコ、メキシコなどのレストランに行くようになった。

支出の割に合う場所を見つけるには、調査と実践が必要となる。とりあえず写真にあるメキシカンはとても気に入った。

今週は、

火曜:メキシコ
水曜:中国
木曜:おうちでイタリア
金曜:トルコ
土曜:昼インド、夜おうちでアフリカ

といった具合だ。
火曜日は、ほんとうのところポルトガル料理の予定だったが予約でいっぱいということであきらめた。
昨夜行ったトルコ料理屋では突然、ベリーダンス・ショーが始まった。

今度はどの国にしようか、と考える。
これぞ食のワールド・ツアー、である。
東京という大都市に暮らす醍醐味を、またちがった、新しい角度から感じている。

Sunday 17 November 2013

韓国から帰った

今月は忙しい。
その「忙しい」の最たるものが終わった。
11日~15日まで韓国に行っていた。
個人旅行ではない。仕事で、だ。

韓国に3泊、福岡に1泊した。
だいぶ気をつかうので疲れ方がひどかった。
しかも韓国では、2度も救急治療室に行くことになった。
(ちなみに私は同伴するだけで、元気なのだが。)

良いホテルに泊まって、しっかり眠ることができても、やはり疲れは日に日にたまっていった。
どれだけ寝ても眠い。
4日目、5日目となると飛行機の中も、船の中も、バスの中も、これでもかというくらい寝たのに、まだまだ眠かった。

5日目の朝、ホテルの窓よりドームを見下ろす。
ちょうど同じ日、ポール・マッカートニーがここでコンサートを行う予定だったらしい。
しかも、同じホテルに泊まっていたらしい。
なんというタイミングだろう。

福岡でもう少しゆっくりしたかった。1泊で九州を出るのはやはり惜しいような気がした。

この土日はこれと言って人に会ったりせずにゆっくり過ごしているのだが、まだ疲れは残っている。

Wednesday 6 November 2013

和食から離れても仕方ない理由

クローズアップ現代を見ていたら「和食を守れ」というような特集を行っていた。
和食がユネスコの無形文化財に登録される見込みらしい。
若者は和食離れが進んでいる、というのはデータを見なくてもまあそうだろうなあと分かる。

かく言う私も和食からすっかり離れてしまった人だ。
①手間がかかる
わりに、
②あまり食べた気がしない
というのが理由だ。

その証拠に米がちっとも減らない。
パスタと小麦粉はどんどん減っていくのだが。

クローズアップ現代では、「ワンディッシュ化」を嘆いていた。
つまり、いくつもの皿にいくつもの料理を作ることがなくなってきたということだ。

それをどうにかしろと言われても、どうしようもない。
むしろ手間ひまかけて料理するだけの時間をくれ、と言いたい。

というわけで今夜はこれからメキシカンを食べに行く。

Monday 4 November 2013

torta di mele イタリアの、りんごのケーキ

イタリアのりんごケーキを作った。
数年前に、よく作ってもらっていた。今度は自分で作った。
レシピが分からなかったのでこちらから拝借した。

メモとしてコピペさせていただきます…。

材料:
リンゴ〔中3つ分〕500g
卵2個
オリーブオイル60cc
薄力粉200g
砂糖150g
牛乳200cc
レモン1個
ベーキングパウダー8g

Sunday 3 November 2013

ほんとうの「ティー」を思い出した

おはようございます。だいぶ早く起きてしまった。
3連休2日目。
パートナーは、連日早朝からの仕事。だから1人で過ごす。
NHK BSの海外ニュースを見ながら曇りの朝を過ごしている。
朝から世界中の言語が聞こえてくる。楽しい。
報道の仕方にも地域によって違いがあって面白い。
今はドイツ。

ところで、ヨークシャーティーがついに手に入りました。
イギリスにいる間にあれだけ紅茶派だったのに、日本に帰ってきてからはちっとも紅茶を飲まなくなっていた。
というよりも、おいしい紅茶に出会ったことが無かった。
たとえTWININGSでも、「んー、なんか違う」と思った。
イギリスの家庭には必ずある、あの、ごく普通のティーは何と言う名前だったのだろうか、と時々思った。

別にアールグレイが欲しいわけでもない。
別にダージリンが欲しいわけでもない。
イギリスで飲んでいた紅茶には、そういった「名前」が無かった。
友達の家に行って"Tea?"と聞かれて"Yes, please."と答えて出てきたあの紅茶は。
ティーといったら、ティーなのだ。

思ってはいながらも、私の家にはイタリアのコーヒーがあり、それもめちゃくちゃ美味しいのでコーヒーを飲んで過ごしていた。
何よりも、2005年以来、私の心はイギリスから遠く離れ、イタリアに支配され続けてきたというのもある。
かれこれ8年。

先日も書いたがColin Joyce氏の"An Englishman in N.Y."を読んだ。
そこに「コーヒーを燃料として回っている都市において、紅茶好きであること」についての話があった。
「コーヒーは、ドラッグみたいなもので、神経を興奮させ、身体・頭を目覚めさせる。紅茶は逆に落ち着かせる。」
と書いてあるのを読んでほほうなるほどと思った。
コーヒーが身体にやさしいとは言いがたい。

この話に限らず、この人のエッセイを読めば読むほどイギリスが懐かしくなってきた。
そこである日、ふらりと入った「成城石井」で、紅茶をチェックしてみた。
すると、ヨークシャーティーが目に入った。

私がいたのは、リーズという街で、ヨークシャーにある。

これを買おう、と思った。
しかしその日、レジの列が長すぎたので買うのを諦めた。
レジの列は、買い物の気を削ぐ。

後日、別の店舗で訊ねてみたところ、売り切れだといわれた。
注文ができるというので、注文してもらうことにした。
スーパーで、注文までしたことはない。

40袋入りで399円。イギリスだったらこの半額で買えるかもしれない、とは思ったが、イギリスに思いを馳せられるなら安いものだ。
そして昨日、ついに買った。

そして楽しみにしながら昨日は寝た。
今日、開けてみた。そもそも袋がそのまんま入っている。トワイニングスみたいな丁寧な包装ではない。これがすでに懐かしい。
パッケージにはこうある;
"A classic black tea blend with a lovely, refreshing flavour"
そうなのだよ、 flavorではなく flavour なのだ。u が必要なのだ、uが。

飲んでみると、やっぱり当時の「ティー」はこれだったということが分かった。
ほかのメーカーでもたぶんそうなのだけど、「アールグレイ」などの名前は無い。
もしかしたらこれがEnglish Breakfastなのかもしれないけど、それほど洗練された感じはしない。
これでこの冬は、9年前のヨークシャーでの日々に思いを馳せながら過ごすことにする。

Saturday 2 November 2013

服を売る

Photo
そういえばいつからこんなに鼻炎体質になったのだろう?
これほどまでに鼻をかむのは1年のうち1ヶ月くらいで済んでいたはずなのに。
学生の頃は箱ティッシュなんて買ったこともなかった。
それが今は毎日、鼻をかまないことはない。
風邪なのかアレルギーなのか、毎日よくくしゃみが出る。
そういえば夏もこんな感じじゃなかっただろうか?
都心に越してきたのはかれこれ6~7年前のことだが、原因はそれだろうか。

今日から3連休だ。
特に何も用事の無い連休。ありがたい。
昼間からどこかに行こうと思っていたのだが、扇風機を片付け始めたらついでに夏物と冬物の服を入れ替えることにし、結局外出はできなくなってしまった。

長年衣装ケースの中にあるだけでほとんど着たことさえ無い服がある。
そのうちのいくらかを思い切って今日処分した。
小雨の降りしきるなか、古着屋にどさっと持って行ったら、全部で48円だった。
48円…。

捨てる前提だったので、お金がもらえたというだけでもありがたい。
しかも、そのうちいくつかは誰かに買ってもらえるかもしれないし。
だいぶすっきりした。

これで新しい服を買うスペースができた。

服を買うことには少し抵抗がない訳ではなかった。
持ち物が増えるのは何よりもいやだし、お金の無駄遣いのようにも思えた。
ただ、本当に素敵だと思った服であれば、それを着て過ごす一日はとても素敵になるのだということを知った。数年前だったか。
何よりも気分が良い。
自分の身体の形がようやく分かったのだろうと思う。
そしてできれば質の良いものを買いたい。
長く使えるいいものをそろえるには、やはり長めの時間を必要とする。

Friday 1 November 2013

11月か!!

Already November!!!

なんと、11月になってしまった。早い。早すぎる。
何にもブログ書いてないなあ。
ここ最近はいろいろなことがあったんだけど。

まず、一つ歳をとった。
特に感慨深かったりもしないし、変わったことも無い。
相変わらず、健康に気をつけて過ごそうと思っている。
職場の、事務の女性から「スタイルいいですね」と褒められたので気分がいい。少なくともキープするための努力はしなければいけないのだろうが、以前のようにきちんと腹筋できていない。
まあ泳ぎに行って、自転車に乗っているだけでもだいぶマシなのだろうけど。

くしゃみと鼻水がとまらない。
今日は夕方からだんだんとのどが痛くなってきた。
いつものパターンだ。たいていこういうのはのどから来る。
せっかく明日から休みだというのに。。。休みというのは風邪を治すための休みではないのだ。

ちなみに今日は何も仕事を持ち帰らなかった。
持ち帰ってもどうせやらないだろうと思ったし、ここで線引きをきちんとしとかなければと思ったから。やらなきゃいけないことはたくさんあるのだが、3日間は何も考えないことにしようと思う。

3連休なのでどこかに行こうと思ったのだが、宿が空いていない。日帰りで諦めるしかなさそうだ。

Wednesday 16 October 2013

思いがけない休日・An Englishman in N.Y.

朝7時半。
外は晴れている。
メールを見ると、「本日おやすみ」の連絡が。

どうやら「台風」が来たようで、仕事はあっさり休みになった。
なんという、都会の脆弱さ。
電車が止まると、身動きできない東京人。

しかし嬉しい。こういうのを棚から牡丹餅と呼んでよいのだろうか?
もともと、あまりすることのない一日だったので半日休暇をとろうと考えていたところだった。
こうして私は、今日、完全にフリーとなった。


話は変わって。
おととい、月曜日、体育の日は体育っぽいことをせずにごろごろして過ごした。
先日買ったコリン・ジョイスの"An Englishman in NY"を数ページだけ読みかけていたので続きを読み始めたら止まらなくなった。面白い…。

なんだろう、英語がすいすい読めるときとそうじゃないときの違いは。
考えられる違いは以下の通り

①興味のある話題かどうか
この本はタイトルどおり「アメリカに住むイギリス人」のエッセイ。内容にはとても興味がある。異文化比較はいつ読んでも面白い。

②単語が難しすぎないかどうか
そもそも難しい単語はあまり使われていない上に、語注がついているので何の苦労もなく読める

③筆者の書き方
この、コリン・ジョイスという人の本は2冊目だが、なんというか、切れ味が良い。そんなに英語を読みなれているわけではないが、すいすい入ってくる、そんな書き方。ユーモアが感じられる。長ったらしくない。ちなみに作家ではなくジャーナリストだ。

面白かったのは、コーヒーを“燃料としている”NYにおいて「紅茶好き」であることについての話。冷静な分析がむしろおかしく感じられる。

私にしてはありえないことだが、たったの2日で1冊読みきってしまった。
こうしてどんどん自信がついていく。

Wednesday 9 October 2013

左首肩が痛い

風邪が治ってきた。まだ声は変だし、耳も時々くもったように聞こえなくなるし咳もするけど、それでも頭がぼーっとする感じもなくなってきたしのどの痛みはないし、前よりマシになってきた。

ところが今朝起きたら、今度はのどではなくて首が痛い。
これは寝違えたというやつだ。
首と肩の間、と言ったほうがいいかもしれない。
しかも左側だ。
左に負担をかけることはあまり無いと思ったのだが。

最近まったく水泳に行けていない。
9月は一体何回いけたのだろう?
筋肉がこり固まっているのだと思う。

今朝起きて、6時半にはラジオ体操をした。
それでもまだ痛い。

これはいよいよまた整骨院に行くときがきたのかもしれない。
最近ずっと行っていない。
忙しくて時間が無いのだ。

…と、また仕事を言い訳にし始めている…。良くない。

Tuesday 8 October 2013

松茸と秋鮭のクリームパスタ

同僚からマツタケをもらった。とても大きいのを1本。本物を丸ごと1本食べることなんてたぶん人生で初めてだ。
同僚は秋になると自分でとりに行くらしく、職場の数人に分けているようだった。
なんともありがたい話である。

どうやって調理するか考えたが、まずはマツタケだけをシンプルに焼いて食べることにした。
はじめて「ああこれってマツタケの味だったのか」と分かった。
お吸い物や炊き込みご飯などでほのかに味わっていた味ではあった。やっと認識した。
なるほどこれは美味しい。
いや、魅力的なのは、味とか食感というよりむしろ、風味である。

マツタケはマツタケだけ焼いて食べようと思っていたので、夕飯用には秋鮭としいたけとクリームとファルファッレを買っておいた。これでパスタを作ろうと思ったのだ。

しかしながらマツタケは思いのほか弱く、簡単にぼろぼろとくずれてしまったので、ステーキ的な食べ方は諦め、これをパスタに使うことにした。
なんて贅沢なんだろう!!

塩とこしょうしか使わなかったものの、やはり味はクリームと鮭に少し消されたような気はした。そもそも炒めてしまうとマツタケ自体が見えなくなってしまうのだ。本当にバラバラのボロボロなのである。

それでも美味しかった。隅から隅まで味わいつくした。
今度手に入ったらまた別の方法で調理してみよう。

(ところであの1本で通常いくらくらいするのだろうか…)

Monday 7 October 2013

宣言

決めました。仕事中心の生活はしない、と。
家で過ごす時間が圧倒的に少なくて、ろくに掃除洗濯もできない。それどころかパートナーと過ごす時間はほとんど無いに等しい。
朝の7時半から夜の7時半、つまり12時間を仕事に費やし、睡眠に7時間をあてると、残された時間は知れたもの。平日の夜、一緒に出かけたりすることなんてまず無理である。
家に帰ってからも仕事のことが頭から離れず、夢にも同僚が出てくる。

昨日、友人に会った。
粟善哉を食べながら話す。
仕事中心に生活が回っているということを指摘されたこと、どれだけ忙しい日々を送っているのかを説明したって相手はとうてい分かってくれないことを話した。

私「一生懸命なんだけどねぇ…」
友人「仕事にね」

と言われてハッとした。
仕事抜きの生活が考えられなくなっている。
長い会議はどうしようも無いとしても、働き方についてはもう少しなんとかなるのかもしれない。
変える工夫すらしていない。
仕事が言い訳になってしまっている。

何か意見を求められても仕事に関連の無いことは話せないし、意見がそもそも無い。
本も読んでいない。
新しい音楽も聴いていない。
ブログに面白いことを書かなくなったのも、仕事を始めてからだ。
意見が無いから。

自分がどんな人間かと訊ねられてもいつの間にか答えられなくなった。
このままではヤバい方向に向かっていく気がする。

ヤバイ方向というのは別に身体の調子が悪くなるとか目に見えて何か変化が起きるわけではなくて、つまり自分がとてもつまらない人間になっていくような気がする、ということ。

とりあえず今朝は普通より30分遅く出勤することにした。月曜は全然忙しくないんだから、そんなに頑張って早く行っても仕方ない。どうせ会議が4時~6時というのは最初から分かっていることなんだから、その分ゆっくり行こう。

Saturday 5 October 2013

風邪…

ようやく休みだ。
先週の土日は勤務だったので、本当に「ようやく」休み。

が。

しっかり風邪をひいている。
先週の火曜だったか、のどがいたいなーと思った。
しゃべりすぎたせいかなー、と思っていた。
それが日に日に痛くなってきて、木曜には咳に変わり、土曜には鼻に移行した。
毎回同じ症状だ。ということが、繰返すうちに分かってきた。
ぜんぜん良くないぞ、繰返すのは。
さらに今夜は、耳が聞こえづらくなってきた…。
鼻のせいだ。
これも5月ごろとまったく同じ症状。

社会人になってから、熱出したり風邪ひいたりすることが増えたなあと思っていたんだけど、ここに勤めるようになってからさらに頻繁になってきた気がする。

学生のときなんて、風邪をひくという感覚そのものが分からないくらい元気だった。

やっぱり休息をとらないと、人の身体には限界が来るんだなあと「身をもって」実感、である。
栄養も足りていないのかもしれない。
今週末はようやくゆっくり料理をすることができそうだ。
早いところ寝よう。

Monday 23 September 2013

NHK出版の外国語シリーズ

本の話を。
最近あまり日本語の本をガツガツ読まなくなった。
決して良いことではないので意識して借りたり買ったりしてはいる。
が、その代わりに手元には洋書が増えた。
読みきるまでに(読みきらないこともある)だいぶ時間はかかるが、英語の本を読むようになった。
こんな職にかかわっているくせに、これまでとっつきさえしなかったのだ。
日常で外国語を意識するようになったのだろう。
それで、繰返すが、洋書を読みきるには根気と時間とやる気が必要だ。
読み始めた時点で、途中で嫌になって投げ出す確立は50パーセントくらいある。高い。

それでも読みきれる外国語の本を今日はご紹介しよう。
NHK出版の外国語シリーズ。

いわゆる洋書ではない。ペーパーバックでもない。
普通の、日本語の文庫本と同じサイズをしている。
ペーパーバックより薄い。
本によっては左ページが英語で右ページにその訳がついている。

「日本人の英語学習者」をターゲットとしているので内容もとっつきやすく、英語自体もそれ程トリッキーではない。つまり、比喩表現なども限られているし読みやすい。

これだったら一冊読みきれる。

昨日はいい天気だったし気分もよかったので、左から二冊目の "An Englishman in N.Y."を買ってみた。
ラジオ英会話のテキストに連載されていたので一部は読んだことあるが、手元に置いておく価値はあると思ったので。

ちなみに一番右はイタリア語。
イタリア語に関しては一定の期間読み書きをきちんと習った経験が無い。
しゃべったり聞いたりするほうが先だったのだが、それでも、ゆっくり読んでいるとだんだん慣れてくるものだ。

Sunday 22 September 2013

Significant Other

パートナーの誕生日は外食をした。
爽やかな風の吹く、美しい秋の日。

出逢ってからだいぶ時間も経ったけど、当時よりずっとお互いを分かり合っているし、波長が合うようになってきた。
5日のうち1日ぐらいだろうか、よくけんかもする。
課題は山積みだけど、誰かと一緒に生きるのは、良いことだ。

Significant Otherと呼べるようになった、と最近思う。
「彼氏」や「恋人」より深く、「夫」ほど古くさくない。

ふと、あと何回一緒に誕生日を祝うだろうか、と考えた。
だけどすぐに考えるのをやめた。

誕生日だからと言って何かが特別なわけでもない。
「まいにちがスペシャル」なのだから、いつプレゼントを贈ってもいいし、いつ外食をしてもいい。
もし明日死ぬなら、きょうの、今、あらん限りの愛を伝える。
あなたを大事に思うという、精一杯の気持ちを。

Wednesday 18 September 2013

連休、台風

ブログってもっと頻繁に書くものなんだろうけど、どうもそれが習慣づいていないらしく、時々思い出したように書き出す。

3連休は本当に休んだ。
完全に仕事から免れた3日間を過ごした

…と書いたあとに、3日目に少しだけ持っていた仕事に手をつけたことを思い出しました。
今やらなきゃいけないというわけでもなかったけど、やりましたよ、たしかに。

14日は友人宅へ。子どもが2人もいるのでクッキーをやいて持って行った。
そしたらクッキーは頭だけぽくぽくと食べられてしまい、なんとも無惨な姿になった。

15日は久しぶりにまた別の友人と会い、16日も友人にあった。
15と16は台風の影響で雨が凄まじかった。
どうなることかと心配 …はあまりしませんでした。
というのも、台風直撃なんて言っても東京に、本当に直撃することはまず無いのだ。
九州出身の私には分かる。
本物の台風はもっともっとすごい。
少し懐かしくもある。

わずかな天災で交通機能が麻痺する首都圏を見ると、ああ本当に脆弱なのだなあと思う。
ここに住む人たちに洪水や台風の恐ろしさは分からない。
分かっているつもりかもしれないけど、一般的に、実際に体験したことがない人たちは、本当の意味では理解も共感もできないと私は思っている。
だから政治家たちが、東北の津波と福島の原発を、どこか遠い存在に感じていることも、やっぱり事実なんだろうと思う。


さて、天気も良いし今日もがんばっていきますか。

Sunday 8 September 2013

助かった

帰宅しようとした時にちょうど雨が降り出した。
どうせ行き先は家なので、濡れてもかまわないと思って自転車で帰ろうとしたら、同僚が車に乗せてくれた。なんと自転車ごと。
とてもありがたい。
ほとんど濡れることなく家に着いた。良かった。
やっぱり人の世の中は持ちつ持たれつなのだなあ、と思った。

今週は休日もずっと仕事だ。
終わりの見えない一週間だ。
疲れた。
けど、なんと明日も仕事。
雨は降らないかな、きっと。

Wednesday 4 September 2013

始まった…!

うーん なかなか忙しいです。

9月が始まったら一気にドタバタし始めた。
夏の間よく眠れなかったのが、9月になったらよく眠れるようになった。
涼しくなったのもあるけど、たぶん、しっかり疲れているせい。
ただ、きちんとご飯を作ったり洗濯物を片付けたりする時間が何も無い。
「帰って寝たらもう朝」という日々が始まった。
しかも今週は特に忙しい週。

今朝は雨が降ったのでだいぶ涼しい。
いつまた降り始めるか分からないので早めに出勤の準備をしようと思う。

Friday 23 August 2013

パッキング

昨日、故郷から帰ってきた。
一晩だけ我が家で寝て、今日からまた仕事で家を出る。
8月は半ばまでイタリアにいて、帰ってくるなり3泊4日または4泊5日を繰返している。
小型のスーツケースがとても役に立っている。(というより、そこから荷物が出せない。)

昨日はあまりよく眠れなかった。
というのも
①荷物の準備が半端だった
②蒸し暑かった
からだ。

どうしても、この「宿泊の準備」というものが好きになれない。
夏休みに入って4回目のパッキング。
もう慣れているはずなのに、やはり手間どってしまう。
どうしてだろう?

前日の夜、すぐに終わるだろうと高をくくって寝る前まで先延ばしをしてしまう。
その結果、すぐには終わらず、睡眠時間が削られる。
先に寝ちゃって明日の朝やろう、と思うのだが、そうなると今度は気になってあまりよく眠れなくなる。

なんとなく不安は残るが今日の荷物は整えた。
あと30分くらいでここを出る。

はぁ、眠い。

Wednesday 21 August 2013

ひたすら眠る

18日からしばらくふるさとへ帰省している。
と言っても明日には東京に戻るのだが。

帰ってから、とても暑かった。
日中は38度を超えた日が2日もあった。
ニュースでも毎日言っていた。

今日は夕方から雨が降った。
ほんの少しだったがとてもうれしかった。
子どものころに感じた「雨のにおい」がしたのだ。
しかも、夏の夕方の、雨のにおい。

うれしくて傘を差さずに外に出た。
しばらく庭で雨に濡れてみた。

畳を見ると寝転がりたくなる。
ここに帰ってきて以来、横になるとすぐに眠りについてしまう。
夜は夜で8時間くらいは眠っている。
朝起きて、ラジオ体操をして、ごはんを食べて、しばらくすると横になって眠っている。
これが毎日続いている。
帰ってきた当日もそうだった。
午前中に着いてすぐ寝て、午後からもまた寝る。

これがすべて畳の上。

普段、眠りたくても寝つけないこともあるのに、一体どういうことだろう。
とは思うものの、実家に帰るとこうなっていることが多い。

緊張が一気にほぐれるのだろう。
たまっていた疲れを解消し、不足していた睡眠を取り戻すかのようだ。
郷里に帰っただけで、身体の反応はこうも変わるものなのだ。

さて、今日もすでに眠くなってきた。
ストレッチングをして眠ることにする。
おやすみなさい。

Friday 16 August 2013

Foto di Vacanza (2)

写真がたくさんあるのでいくつかあげておく。
 「くじら」という名前の、アンチョビのソース。くじらとは一切関係ない。

日本ではあまり見かけないのだが、スーパーにはココナッツがよく売られている。
だいたい1個で100円くらい。
どうやって食べるか?
叩き割って、中の白いところを食べる。包丁では「刃が立たない」。
これが並ぶと、顔みたいで面白かったので写真を撮った。


携帯電話の会社。大手の2社が隣り合って店舗を出していて驚いた。


路上駐車が常識。
だけどどこにでも停めてよいわけではなくて、青いラインは有料だし、黄色いラインは障害者優先。
だから無料で誰でも停めてよいのは白のライン。

しかしながらこのライン、よく見ると、もともとは青だったところが白く塗り替えられている。




とにかく暇をもてあます警察たち。
イタリアの警察は信号無視もするし、ナンパもするし、仕事さぼる。
なんというか、普通のおっさんたちです。



パラッツォ・グラツィオーリ。かの有名なベルルスコーニの家。
歩いていたらふと現れた。
実刑判決を受けた直後。
「今この中にいるのかな」と聞いたら
「きっと海だろうね、週末だし」。

Thursday 15 August 2013

リラ札を見た

テルミニ駅近くの両替所に行ったところ、昔のお札が並んでいた。

「ユーロだったらこれくらいの価値がある」という値段もついていた。

その国の「えらい人」をお札のデザインにするのはどの国も同じ。

ユーロではなくリラの時代に使われていたお札なのだが、なんとまあ顔ぶれの豪華なこと!!

ジュゼッペ・ヴェルディ、ミケランジェロ、ガリレオ、カラヴァッジョ、ベルニーニ、ボッティチェッリ、ダンテ、マキァヴェリ、マルコ・ポーロ、私の大好きなラファエッロ…そしてもちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

イタリアに特に関心の無い人でも、これらのうち数人はきっと「聞いたことある」と言うだろう。

ある程度、西洋絵画と世界史に親しみがある人なら、お札を見ただけで「あっ」と思うはずだ。

肖像画だけでもとても有名だ。ポストカードやあらゆるグッズとして売られている。

(私は、ラファエッロの自画像をヴェネツィアの美術館でたまたま見て、まんまと一目ぼれし、マグネットを買った。今も冷蔵庫にくっついている。)

それらが当たり前のように使われていたとは。

財布に、ガリレオとミケランジェロとダンテが共存しているなんて…!


経済的な問題はさておき、これらのお札を使わなくなったというのはまったく残念なことだ。

当時、イタリアの人々もきっと惜しんだだろうなと思った。

最後におまけ:
これは、レ ア !!

イタリア人の開店・閉店

帰国後の体内時計は順調のようだ。

帰国後2日目だが、時差ぼけ回避のため生活時間を無理やりこちらに合わせている。
いつもは、帰国したばかりの日は、(疲れの)勢いで、日中に睡眠をとりすぎてしまうため、夜は全然眠れずに朝4時ごろまで平気で起きていたりする。
当然ながらその翌日からも夜に眠れない。
一週間は悪循環が続く。

しかし昨日は、昼に2時間ぐらいしか寝ないようにした。
そして夜は1時には寝た。
今日は(暑いのもあって)8時AMには目が覚めた。
日本で目覚める第一日目の朝。順調である。

ふと、「これがローマだったら…」と思った。
朝はとにかく涼しい。
いや、昼でも、日陰にいる限りは涼しい。
日差しが強烈、というだけなので、汗をかくこともほぼ無い。
家でエアコンが必要なことはまずない。

それで、本題はここから:

ローマだったら朝起きてすぐにバールにいけるのに、と思った。
カプチーノとコルネットを注文する。
あわせて1.6ユーロ。200円未満。
こんな感じ。↓
東京だったら合わせて500円越える。
どうしてスターバックスがイタリアに進出できないのか。
その理由は説明するまでも無いだろう。

どんなバールも、朝は7時ごろから開いているのだ。
もしかしたら7時前かもしれない。
仕事に行く人たちは間違いなくバールに立ち寄れる。

もう一つ早く開店するのが、スーパーマーケット。
7時半~8時半に開店するのが標準のスーパー。

東京は何でも便利だとは思うけれど、店の開く時間はイタリアより断然遅い。
カフェだって7時に開いているところは、私の行動範囲には少ない。

スーパーも10時開店が多い。
行きたいと思うパン屋も8時開店なので、7時半に家を出る私には遅すぎる。

イタリア人はとにかく働かないというイメージが(世界
中で)共有されている―まあ、事実なんだけど―が、朝の開業に至っては、働き者な印象を受ける。

バールで働く人々の手際(手さばき?)の良さといったら!
しかもローカルな店ほど、来店するのはおなじみの客ばかり。
いつもの注文内容を既に覚えてしまっているので、顔を見るなり"Un cappuccio?(カプチーノでしょ?)"と言う。
日本のカフェにいる、偽の愛想をふりまくお姉ちゃんたちとはだいぶ違う。

おっと、話が脱線した。

ただし、イタリアのバールやスーパーが閉まるのは東京より2~3時間早い。
8時PMにはたいていの店が閉まる。

彼らにも友人や家族と過ごすための時間がある。
仕事でSocial Lifeを犠牲にはしない。

夜に開くのは、飲食店が中心。
ただこの飲食店も夜中12時~1時ごろには閉まる。
というか、閉めなきゃいけないという法律があるらしい。
何時だったか忘れたけど…。
「朝までやってます」を看板に出して売りにする店が、まず無い。できないのだ。

東京は、8時過ぎに会社を出るという人がいっぱいいる。
だから、8時にスーパーが閉まっていては困るわけだ。
当然ながら、開店時間も遅くなる。

ただ、勤めに出ている東京人の起床時間と朝ごはんの時間って何時ぐらいだろうか。
7時前という人は少なくないと思う。
なぜなら、それだけ通勤に時間を要するから。
郊外から2時間かけて都心部へ出勤する人なんて、全然珍しくないだろう。

ここがまたローマとは違うところ。
1時間以上かけて出勤するのはあまり無い。

つまり:
・朝、バールやカフェを利用する時間帯は東京もローマもあまり変わらない。
・だけど、ローマは開店が早くて閉店も早い。東京は開店が遅くて閉店も遅い。

生活の「循環」として2者を比べたとき、どっちが合理的だろうか。
などと問うたところでどうしようもないのだが、私は

結論:「東京人はもっと早く仕事を切り上げるべき」

だと思う。
平日にSocial Lifeを持てないことがどれだけ「人間としての質」を低下させていることか。
平日に友人と会う暇が取れないということはつまり週末しか時間と余裕がない。
週末というのは月に4回しかない。
会える人たちが限られるのは当然なのである。
そもそも週末は、たまった疲れを取るのに一人の時間も必要だし。

とかなんとか書いている間に10時になった。
近くのスーパーも開いた頃だ。
今日も暑いなあ。

しゃべる。全て、表に出す。

眠くないからいくつかメモがてら書いておく。

(分かっちゃいたけど)イタリア人はよくしゃべる。

私はイタリア語で意思疎通ができる。
しかしながら母語話者の集団の中に入ると途端に話についていけなくなる。
それは「リスニング力が足りない」とか「語彙が足りない」とかいうような問題ではない。

まず、母語話者どうしが共有している文化。
たとえ話されていることを文字に書き起こして辞書で意味を調べたとしても、その土地にのみ共有されている文化までには手が届かないことが多い。
例えば「すけさん、かくさん」と聞くとたいていの日本語母語話者なら一つのイメージを共有するだろう。しかし日本語検定一級の人でさえ「?」になる可能性は大きい。

そこから、母語話者の性格、気質は大きく影響する。
イタリアという土地で、イタリア人たちに育てられた人々がどういう話し方をするか、想像に難くないだろう。いや、想像を超えるだろう。
つまり我々日本人のような(ある意味レアなくらい)大人しい民族が集団の中で「ばしばし」意見を言うのはだいぶ困難を伴う。

イタリアでは空気を読む、などという概念がそもそも存在しない。
思ったこと、考えたことはその場で音声になって発せられる。
「何か言う前に一瞬止まって考えなさい」と家でも学校でもしつけられる私たち日本人とはだいぶ遠い。

そのため、みんな当たり前のように他人の発言をさえぎる。
常に"Mi fai finire, per favore! (最後まで話させてくれる?)"と、すごい勢いで叫んでいる。
それでも相手が黙らない場合は両方同時に話している。
当然ながら、声の音量が大きくなる。
とにかく大きい。
頭が痛くなる。

今回も1つの家族(5人)と同じテーブルにつく機会が何度もあった。

なんてことない話題(Facebookのありかたについてとか、食べ物について、とか)なのだが、それぞれの主張が激しいのでどこからどう見てもケンカだ。
感情が高まるとジェスチャーも激しくなる。
ワイングラスや皿にぶつからないか、そわそわする。
耳がキンキンする。
(もう少し落ち着いてくれよ…)
何かうらみでもあるのだろうか、というくらいの勢い。
このまま家族が崩壊するのではとさえ思える。
というのは、私の家族では「まず」無いことだから。
しかしながら、食事が終わる頃にはスパッとそれぞれのモードに切り替わっている。
話していた内容をひきずることはほぼ無い。

西洋絵画を見て、人間の動きがやや大げさに描かれているという印象を持った人もいるのではないだろうか。
身振り手振りが劇的過ぎる、というか。

例えばこれとか↓













他にいい例が思い浮かばないのだが、日本だと、漫画が分かりやすいかもしれない。
実際の生活ではそれほど大げさな動きはしないのに、漫画だとこうなる↓みたいに。
私は西洋絵画も、あまり意識はしていなかったが漫画と同じ原理だと思っていた。

しかし、今回、食事そっちのけで論議を繰り広げるイタリア人を目の前にして、ああ、この人たちは本当に「劇的」なのだ、と分かった。
だから、何百年も前の昔のイタリアで描かれた絵と、日本の漫画は同じ原理ではない。
絵のモデルになった人々は実際に「躍動感」があり、描いた画家もその躍動感を共有できる土地に生まれ育った人だった。

トマトをつつきながら私はある光景を思い出した。

それは、小津安二郎の映画。
多くを語らず、全てを察し、情を通じ合わせる美しき日本人の姿を。

あの、「さらさら」とした感じ、この人たちには絶対分からないだろうなあ。
パンをちぎりながら思った。

もはや国民性(という言葉でまとめちゃうのもなんだか抵抗はあるけど)としては水と油ほどに違うのである。

というように、以上のように考えている、ということをその場でポーンと言えたらいいのだが、私のなかの「場を読む」能力がそれを許さないのだった。

Wednesday 14 August 2013

そんなこんなで

日本に帰ってきました。さっき。 

毎度のことながら、朝早くにヨーロッパを出て、朝早くに日本に着くのって、ほんとに疲れる。 

行きはいいんですよ。朝早くに日本を出て、ヨーロッパに着くのが夕方だから、「ちょっと長めの一日」て感じで。機内では必ずしも眠っていなくても、到着後になんとかなる。 

一方、帰りは延々と明るい中を過ごすことになる。 
だって、繰り返すけど、早朝に出て早朝に着くのである。感覚が狂わないわけがない。 
しかも着いたときにはまる1日失っていることになる。 

いつでもどこでも寝れて 
何でも食べられて 
誰とでも友達になれる 

以上は内田樹の言うところの「生存する力」なのだが、私は最初の1点に関してはだいぶ弱い。 
どこにどう行こうがどうってことない、という人が本当にうらやましい。 

少しでも睡眠が不足すると、吐き気がする。気の持ち様なんだろうけど。 

*************************** 

・2週間、あっという間だった。 
毎日それなりにやるべきことがあり、こなしている間に時間は過ぎ去ってしまった。 

・イタリアの体重計はやはり信用ならないということが分かった。今年もまたやられた。 

・成田に帰ってきて、出国審査のスムーズさに感動した。 
まず、すべてのゲート?にスタッフがいるということ! 
審査を必要とする日本人の数よりも、スタッフの数のほうが多いんじゃないだろうかと思うくらいだった。列さえできない。 

・手荷物受け取りのところに行くと、荷物が既に流れている! 
到着した人間より先に、スーツケースたちがベルトコンベヤ上に流されている。 

・こういうの当たり前と思うかもしれないけど、そうじゃない国が世の中の9割だ。たぶん。 

…と、ここまで書いたところで眠気が襲ってきました。 
今日の夜もちゃんと眠って日本時間に戻すためにも、1時間くらいしか寝ないようにしよう。 
おやすみなさい~

Wednesday 31 July 2013

Safe Haven とヒッチコック

昨日飛行機の中で見た映画について。。4つ見たのだが、そのうちのSafe Haven という、日本での公開は未定の作品。監督ニコラス スパークス。

言いたいことは一つ。

ヒッチコックのパクリだー!

いや、パクリは言い方が悪いね。オマージュです、オマージュ。
映画に限らず古典はすべての基礎となるのだが、こうやって引用されていくわけだ。
だから、古典を知っていると面白い。

ちなみに何の映画かというと、「鳥」。登場人物の設定から舞台まで同じなのだ。(同じすぎるだろと思うんだけど。) ガソリンまでいっしょ。

まあ気になる人はまず鳥のほうをご覧になっていただきたい。

さらにもう一つ、Stand up, guysという、アル パチーノ主演の映画も見た。
牢屋から28年ぶりに出てくる男の役なのだがその名前がValentine。
勘のいい人はこれがOヘンリーの小説に出てくるジミー バレンタインと一致するんではないだろうか。

どちらも、作者に問うたわけではないので、偶然ということもありうるけど。

Monday 29 July 2013

Tilda Swinton for Chanel

ティルダ・スウィントン。
「かっけぇ」と思う女優の1人である。
特に、しばらく前に見た、このシャネルの広告はあっけにとられてしまった。
高級感、知的さ、躍動感。すべてを兼ね備えた広告。
これは、ほかの女優には出せない。
たとえアンジェリーナ・ジョリーでも、この背景と衣装は着こなせない。


…と、まあ、明日の出発準備をしなくちゃいけないんだけど、関係のないことばかりしているわけです。
はぁー。めんどい。

Sunday 28 July 2013

山から帰った→旅の準備

最近のレビュー。

山から戻って数日が経った。身体の状態はほとんど去年と同じだ。
24日、帰ってから体組成計に乗る。
体重が2kg増え、筋肉量が4kg増え、体脂肪率が落ちた。見かけは変わらない。

疲労が取れるまでにかなりの時間を要する。
24日に帰ってきたからすでに4日近くが経過しているのだが、毎日、泥のように眠っている。
25日朝は10時過ぎに起きた。
26と27は仕事だったので6時台に起きたものの、今朝はまた9時過ぎまで眠った。
こんなことは滅多にない。
しかも夜は数週間前ほど暑く無いので、寝やすい。エアコンも不要。

たまっている疲れを解消しようと身体は必死である。
28日現在、山に行く前の体重に戻った。
これもまた例年どおりである。

明日は仕事で、あさってはイタリアに旅立つ。
ということで今朝はお土産を買うために新宿へでかけた。
こういうのは午前中でさっさとすませるべし。

「カランコロン京都」という、ミロードにあった店に行こうと思っていた。
念のため行く前にネットで検索をしてみたら、なんと「7/28をもって閉店いたします」と書いてある。
なんというタイミング。
というのはつまり、閉店するという事実は別に大したこと無い。
大事なのは、全品半額ということ。

めぼしいものをいくつか買った。さっさと済ませられて良かった。
義務としてお土産を買うのは好きではない。
はっきり言ってすごいプレッシャーなのである。

しかも難しいのは、お土産を持っていく先が日本より格段に質のいいものをそろえている「イタリア」であり、受け取るのは質のいいものを見慣れている、目の利いた人々であるということ。
「何をあげても喜ぶ」タイプの人々ではない。
本当に難しくていつも頭を悩ませるので、あんまり気合を入れるのはやめることにした。

さて、明日は終日仕事なので今のうちに準備を済ませなければならない。
でもやる気が出ない~

Friday 19 July 2013

朝のつぶやき

最近、すさまじい夕立が多い。

一気に涼しくなるし、これだけ雨が降ると気持ちいい。すぐに止むし。

今日は晴れているけど涼しい。これから仕事に行く。

選挙に行かなければいけないのだが、明日から登山のためしばらく不在。

不在者投票に行くとなると、もう今日の夕方しかない。

しかしながら山の準備は何もしてない。

なんだかんだで夏はあっという間に終わりそうだ。

早くイタリアに行きたいなあ。


ところで昨日の夜は夕飯が遅くなってしまった。

結果的に食べた直後に寝ることになってしまった。

冷麺を食べた。

冷麺食べた翌日は必ず体重が増加している。

それもちょっとじゃなくて、ぽーんと増加しているのだ。

食べたことを後悔したけど、まあ明日から好きなものはしばらく食べられなくなるんだし、いいか。

Monday 15 July 2013

恐怖の登山

恐怖の登山まであと1週間も無い。

何が怖いかって、登るのはまだ良いとしてもそのあとの筋肉痛だ。去年は1,2度練習として他の山に登ったりしていたので、本番で登ったときにはだいぶ筋肉痛が軽くて済んだ。

ところが今年は1度も登っていない。

(去年の)経験から言って、筋肉痛がひどすぎると身動きが取れなくなるのだ。

一週間後の自分が見える…。

5日間のうちに2つの山に登るのだが、おそらく2つ目は大変なことになっているだろう。いやはや。


ここ数日毎日泳いでいる。

別に山のためにトレーニングをしているのではなくて、単に、暑いからだ。

30分程度だが、気持ちいい。夕方からでかけて、夕飯前に帰ってくる。

泳いでいるときも色々と考え事はするものの、泳ぐ前よりも気持ちがある程度さっぱりしている。

泳いでいるとき以上に気持ち良いのが、泳ぎ終わってからだ。

夜の街をぬれた髪のまま自転車でふら~と帰路につくのはこの上ない気持ちよさだ。

「何食べようかな~」「帰ったら映画見ようかな~」などとゆっくり考えながら。

この世に水泳というものが存在する限り私は幸せを感じられるし、いろんなことを乗り越えられるのではとさえ思える。

小さいころに泳ぎができるような環境で育っていて本当に良かったと思う。



話は登山に戻る。

新しいバックパックを買った。ジャージも買った。

せめてそのくらいは楽しみが無いとやっていけない。

現実問題、ひどい虫刺されに悩まされるので、今年はマイ虫除けを持っていくことにした。

しかもケミカルなものではなく、肌に優しい、天然のものにした。

さらに、タオルも買うことにした。

去年、普通のタオルを持って行っていたのだが、同僚が首にかけていた長めのタオルが便利そうで良かったということを思い出した。

調べてみると「タオルマフラー」と言うらしい。

どれが良いかな~と検索した。

あまりにも「タオル」という文字を見すぎて、「あれ、あの物体は本当のところタオルって呼ぶんだっけ」と疑うまでに至った。

虫除けも、タオルも、明日届くことになっている。

このくらい楽しみが無いとやっていけない。


…はぁ。

Saturday 29 June 2013

仕事から離れなければ

しばらく仕事から距離をおかないとダメだなこれは。
何か書こうと思っても「疲れた」とか「忙しい」とかそういう気持ちばかりが先に浮かぶ。
仕事に関することしか頭に無いのだ。良くないなあ。創造性と自由度に欠けている日々。映画を見たり本を読んだりする時間があまりとれていない。日々色々なことを考えているんだろうし、主張したいこともあるだろうけれどあんまり強い主張ではないし、やはり仕事に関連している。まあ、そういう年齢なのかもしれない。ただ、このままではつまんない人間になってしまう気がする。

でも、土曜日がやってきた。今日と明日はゆっくり好きなことをして過ごす。ボーナスも入ったしセールも始まったのでちょっくら買い物に出かけることにする。新宿か、表参道か、その辺りに行ってみよう。

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最近はまっているもの:
「キレートレモン」のスパークリング。

C.C.レモンをむしょうに飲みたくなる時がある。それで先日、スーパーでCCレモンを手にしようとしたとき、その下に似たようなものを見つけた。果汁はこっちのほうが多そうだ。試してみようか…。
これが正解だった。炭酸は程よく、甘すぎないし、何よりも「レモン」感がある。
かなりすっきりする。うちに買いだめしておいてもよさそうなくらいだ。(しないけど。)

そもそもスパークリングじゃないキレートレモンを飲んだことは無い気がする。それも試してみよう。

では、良い週末を。

Friday 28 June 2013

夏かぜ

あっという間に金曜日がやってきた。そしてもう6月が終わろうとしている。早いねえ。
数日前、少しのどが痛いなと思ったんだが、プールに行ったり、おとといは雨のなか自転車をこいでずぶぬれになったりしたもので、軽く風邪をひいてしまった。
おとといの夜は早く就寝し、たくさん汗をかいて寝た。そしたらだいぶ良くなった。

実は夏って、冬よりも風邪を引きやすい気がする。
強敵は、エアコンだ。夏になってもパーカーやカーディガンは手放せない。

昨日に引き続き、今日もひんやり涼しい。
寝る前には相変わらず「ぬか灸」を使っている。ことん、と眠りにおちることができる。
さて、仕事に行ってまいります。

Thursday 20 June 2013

グラスを割った

それは突然のできごとだった。
8時ごろだったか、夕飯のサラダを作ろうとしていた。
ゆでたまごを作ろうかどうしようか一瞬考えた。
「火を使うと暑いしなあ…」
でも、作ろうと思い立って鍋に手を伸ばしたそのとき、鍋が落ちた。
落ちたその場所にはガラスのコップがあった。
いや、あった「ようだ」。
一瞬にして木っ端微塵となった。
そしてどういうわけかその近くにあった、ワインの入ったグラスも砕け散った。
2つのグラスに同時に当たったのだろうか。
本当に「一瞬」だったので、唖然とするしかなかった。
掃除するのに30分を要した。
本当に大変だった。

最近、皿とかコップとか割ることが多くなってきた気がする。
何年か前までは、皿とかコップとかよく割るという友人の話を聞いて、どうしてそんなに落としちゃうんだろうなあと思っていたというのに。

さて、仕事行きますかね。

Saturday 15 June 2013

自信が無い

最近どうも内向きである。新しい人に知り合うのが億劫になってきたのだ。数年前まではむしろ喜んで知り合っていたというのに。

25歳過ぎてからだ。常日頃から疲れた顔をしていて、あまり外出しなくなった。
「どうもはじめまして」と言うときにどういう顔をしたらいいか、一瞬戸惑ってしまう。

自分に自信がなくなってきた。外見、内面、ともに、である。
気づいてみれば胸を張って歩いていない。

20代前半、自分に自信があって、それはうざいほどだった。劣等感など無かったのに。

ああ、そういえば最近まともに本を読んでいないな。
_____________________

今日は久しぶりに雨があがった。
朝からプールに行って、午後から出かけた。
上記のようなことを考えていたということもあり、1人で、自由になりたかった。
家を出ると同時に、携帯のバッテリーが切れたのはむしろちょうど良いことだったのかもしれない。
たくさん電車に乗ったし、かなりの距離を歩いた。気ままに。
携帯が使えないということはつまり連絡が来ない。
それだけではなく、腕時計を持っていない場合は時間が分からない。
これもまた良かった。
家に着いたときに初めて時間を知った。

きょうはよく眠れそうだ。

Thursday 13 June 2013

雨…

もう木曜日だ。
仕事の合間に家に帰っているような気がする。寝て起きたらもう朝、なのである。
家にいてくつろぐ時間があまり無い。

昨日は雨だったのでカッパを着て自転車で通勤した。
いつもの倍ぐらい時間がかかった。
そして今朝目覚めるとまたしても雨。
もうカッパを着る気になれず、電車で行くことにした。
しかも今まで使ったことの無いルートで。
やっぱり時間がかかった。

帰り道も同じだ。
自転車の倍以上は時間がかかる。
楽でも何でもない。
こういうときこそレンタル自転車があればよいのに、と切に思った。

雨自体は嫌いではない。
ただただ、嘆くのは、自転車で通勤ができないという不便さだけ。

結局帰宅したのは8時過ぎ。
タコのさしみと白ワインで夕飯。
明日も仕事か~。
でも明日まで行けば休みだ~。

Thursday 30 May 2013

難聴?

火曜日から、軽い難聴に悩まされている。
仕事中に、急に耳が遠くなるのだ。とても困る。
昨日はついに耳鼻科へ行った。
すると、風邪から来るものだと言われた。思ったとおりである。

それで鼻水が出るのが止まりさえすれば治るのだろうと思っていたのだが今日もまだ耳が遠い。
昨日よりはだいぶマシ。

あまりにも仕事がストレスフルなのだ。
最近増えている、ストレス性の難聴というやつかもしれない。
そうなると、労働災害にほかならない。

今日は、会議が2つあって、2つ目の会議はなんと3時間を越えた。
珍しいことではないのだが、やはりこれは耐え難い。
すさまじくストレスがたまる。
こんなので難聴が治るわけない。

しばらくの間休みたい…。

Sunday 26 May 2013

ぬか灸

やっぱり丸一日休まないと、身体は回復しない。
行って良いのかどうかと疑いながらも昨日は午前中プールに行った。
その後、帰宅するとめまいと眠気と疲れがいっきに襲ってきたのでしばらく眠った。
汗をかいたらそのあとはだいぶ良くなった気がする。

ところで、「ぬか灸」が良い。
1週間ほど前に整骨院で買ったものだ。
治療をしてもらうときに、いつも背中にぽんとのせてくれる。
じんわりあたたかい、これは一体何なのだろうと思っていたら受付で同じものを販売していた。
手のひらサイズの、布でできた袋のなかに、ぬか、米、月桂樹が入っている。
たったそれだけ。
これをレンジであたためると、30分間くらいは温かい。
じわーっと、自然な温かさで、ずっと使い続けられるのでカイロよりもずっと良い。

寝る前に、あたためてからベッドに持って行き、目の上や首の後ろにのせると、リラックスして、いつの間にか眠りにおちてしまう。
実は今も、さっきプールからかえってきてぬか灸タイムを楽しんでいるところだ。

少し寝ようかな。

Friday 24 May 2013

いい天気

今日は別に仕事を休んでもかまわない日。
しかしながら昨日のうちにやるべきことを終えられなかったため、これからでかける。
いたしかたあるまい。輝かしい週末のためだ。何だってやる。
今日やるべきことが終わり次第帰宅することにする。

体調はまだ完全に回復していない。
昨日の症状:のどが痛い。咳は出ない。鼻がつまって息ができない。
思うようにいかないとストレスがたまるものだ。
今日は少しマシだけどやっぱりのどは痛い。

おとといくしゃみが止まらなかったときは、これはもしかして花粉症かと思ったのだが、こののどの痛みは花粉症ではない。

あとは、なんだかドキドキする(気がする)。
皮膚が敏感すぎるのか、筋肉痛か、間接が痛むのか。
どう表現すればよいか分からないがあまり普通ではない。
ただの、気のせいで済めばよいのだが。

さて、行ってきます。

Wednesday 22 May 2013

少し回復

体調が回復したかというと答えはnoなのだが、昨日よりはマシだ。
今日はどうしても仕事に行かなければいけない。
昨日は3時過ぎに帰らせてもらった。
そのままうちでごろごろしたので、身体を休めることはできたと思う。
今日は、朝起きたら、のどが痛い。
熱は下がった。
身体の間接が相変わらず痛い。今週いっぱいはこんな感じなのだろうか。

日ごろの疲れがたまっていたのだろう。
具合が悪くなることはあまり無いのだが、あるとすれば今回のような定期テストシーズンである。

さて、顔でも洗ってでかけることにする。

Monday 20 May 2013

発熱?

平熱より高い。身体の節々が痛い。これは風邪だ。
疲れも栄養不足も睡眠不足も、すべてを含んでいる。
さらに今日は小雨の降りしきるなか、カッパを着て自転車で5kmを運転した。
帰りにはやむかと思っていたのだが、雨は降り続いた。
仕方が無いので雨の中を自転車で帰った。
仕事中もなんだか調子が出ず、おかしいなと思っていたのだが、家に帰って熱を測ったら37℃だった。
まだ月曜なのに。ここで崩れたらこのあとが色々困る。
というわけで寝ることにする。

Sunday 12 May 2013

服育のすすめ

食育、体育など教育にも色々あるが「服育」もあっていいのではないかと思う。
小中高の家庭科では衣服についてとりあげているはずだが、 もっと「身だしなみ」についてきっちり教え込んでいい。
日本の衣服といってももはや洋服を通常着ているわけなので洋服の歴史、変遷を初めとして、スーツの着こなし方まで教えるべきだ。

こう思うのは、イタリア人を見て驚いたから。
スーツのたたみ方、色の合わせ方、ズボンの丈、靴下の色について、誰もがほぼ常識としての「ルール」をおさえている。
それらはほとんど親から習っているものなのだが。

日本で、親が箸の持ち方を教えるのと同じなのだろう。

赤峰幸生さんのブログを見ると面白い。
http://www.incontro.jp/blog/index.php?ID=358
こんな人もいるのだ。
これを見ると、いかに日本人がめちゃくちゃにスーツを着ているか分かる。
同僚のスーツ姿が「全部同じ」ではないということが分かってくる。

「それが日本だから」と言ってしまえばそれまでなのだが、たとえば着物にだって当然ルールがあるわけで。

基本をおさえるには時間がかかるけど、服に関わる仕事であれば、服のことを勉強して当然なのである。それが服に対する敬意。

Monday 6 May 2013

都心に大きな公園を

東京都心には公園が不足している。
これだけの規模と人口の都市において多くの人が代々木公園頼りにならざるを得ない。
昨日とおととい行ったがすさまじい人口密度だった。
素足になって手脚を伸ばせる場所が都心に少なすぎる。
NYのセントラル・パークの面積は代々木公園の6倍以上らしい。
つまり、新宿御苑+上野公園+明治神宮+代々木公園でもまだ足りないのだ。皇居の2.8倍。

あちらこちらに公園が存在するのは確か。
しかし、ここで言っているのは「都心」の話である。
どかーん、と、山手線の内側にもっと大きいのがあっても良いのではないか。
これだけの人間がいるんだから。

オリンピックがどうのこうの言う以前に都市環境見直してよ、と思うんだが。
税金払っているのだからそのくらいの利益は享受してもよいはず。

しかも、はだしになって、「ごろーん」とできる芝生があってこそ公園である。
砂利では話にならない。
例えば井の頭公園などはあまり好きではない。
ベンチはあるけど、芝生はない。
リラックスできるところではない。

ともあれ;
公園でのんびりしている人々の表情は、なかなか良い。
ストレスだらけの東京人にはもっと気軽お手軽な開放感が必要なのだということが良く分かる。

Saturday 4 May 2013

Travel Light

とんでもないニュースだ。
読売オンラインより、以下引用


 【ローマ=末続哲也】ANSA通信などによると、イタリア警察は3日、ローマのフィウミチーノ空港などで国内最大手アリタリア航空の乗客が預けた荷物から貴重品などを盗んだ疑いで、荷物係員29人を逮捕したと発表した。
 逮捕されたのは、同空港のアリタリア航空荷物係員19人と、国内の他空港で同航空を担当していた荷物業者の係員10人。航空機内の貨物室で荷物を積み下ろしする際に乗客のスーツケースなどをこじ開け、現金や電子機器、酒、ブランド品などを盗む手口だった。警察が機内に仕掛けた隠しカメラで犯行が判明した。


こちらはデイリーメイル紙。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2318990/Dozens-baggage-handlers-working-Italian-airline-arrested-crackdown-suitcase-thefts.html

イタリアでは盗むという行為に、罪悪感が伴われることがほぼ無いのだろう。これはイタリアに限らずほかのヨーロッパ諸国でも同じことなのだが。

このニュースから何を学べるか:

①アリタリアを使わない
②空港職員を信用しない
③誰も信じない
④飛行機には荷物を預けない
⑤というか、荷物は持たない

うむ、身につけられる程度の荷物で済ませるのが一番良いのではないだろうか。

"Travel Light"

イギリスにいたときに学んだ「生き方」である。

Monday 29 April 2013

料理しながら食べる

ゴーヤチャンプルーを作ろうとして豚肉を炒めた。
炒めながらつまみ食いした。
ひと口、ふた口、みくち…

しまいには豚肉がほとんどなくなってしまった。

そうなのだ。
問題はこれなのだ。
私が料理をすると、テーブルに運ぶ前に料理が無くなってしまうということ。
今、豚肉、じゃなくて、ゴーヤチャンプルーが完成したのだが、もう既におなかいっぱいになってしまった。
したがって、わざわざ皿に盛るまでも無い。

料理をしながら飲んだり食べたりすることが好きだ。
もしかすると料理そのものよりも好きで、そのために料理をするのかもしれない。

今日、ゴーヤチャンプルーを作ろうとしてから作り終えるまでに、上記の豚肉以外に食べたものを振り返ってみる。

・昨日の残りのパスタ
・納豆
・ごはん

量の面ではもうこれで十分なのである。
ただ、少し栄養が偏っているようだ。
うーむ。

ともあれ、お風呂に入ろう。
明日からまた仕事だ。

Monday 22 April 2013

寒いよう

寒い。寒すぎる。
アレルギー性のものなのか、寒さのせいなのか分からないが、鼻水が止まらない。
質のいいティッシュは花粉のシーズンを終えて以来購入していないので、手元に無い。
したがって鼻の下が痛い…。

そういえば週末からろくな食事をしていない。
料理をしない。
食事をとるべき時間に食事をとっていない。
果物は食べるし、ワインも飲む。パンはよく食べる。

しかしながら、きちんと料理をして食べるということをしていない。
体重は当然減る。あまり良いことではないのだが、家に帰ると食欲よりも眠気が先立つ。
というわけで今日もこれで寝ることにする。少し読書をして。

Sunday 21 April 2013

「フランスの働く母親に学ぶべきこと」Newsweekより

Newsweekを読んでいたら、おすすめしたい記事があった。
下に引用しておく。(途中、太字になっているのは私によるものです。)

フランスの働く母親に学ぶべきこと
2013年04月19日(金)16時07分
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印刷印刷今週のコラムニスト:レジス・アルノー
〔4月9日号掲載〕
 日本政治の機能不全を端的に示すデータは出生率だろう。この数値が1.57にまで低下した90年には、新聞各紙に「1.57ショック」という見出しが躍った。一般的にショックの後には反動があるはずだが、あれから22年後の昨年の出生率は1.39と、低下傾向は続いている。
 この数値は為替レートよりはるかに重要だ。日本経済の目覚ましい成長は、20世紀における出生率の高さに下支えされたものであり、その凋落は今世紀の出生率の低さがもたらした。
 一方、私の母国フランスは高い出生率を維持することに成功している。現在の数値は2.08だ。これを支えているのは大規模な経済的サポート体制。フランスの家計向け予算はGDPの3.8%に達するが、日本は1.5%しかない。
 具体的な対策としては、長期の育児休暇や子供を持つ親への税制上の優遇措置、十分な数の託児所や保育園の設置、母親のための条件の良い非常勤の仕事などがある。フランスは日本に比べ、働く女性の権利が重視されていると言えるだろう。
 これらすべての根底には、1つの哲学がある。女性は母親であることと、自身のキャリアとの二者択一を迫られてはならない、というものだ。フランスでは「働く」と「母親」のどちらかを選ぶのではなく、「働く母親」を推奨している。企業も母親である従業員に対し、早い時間に退社することや、子供に何かあったときすぐに帰宅することを許し、産休についても特別な待遇を設けている。
 フランスでうまくいっているからといって、他国にも当てはまるとは限らない。ドイツはフランスモデルをまねようとしたが、出生率は向上しなかった。まず考えるべきなのは「働くとは何か」ではなく、「母親とは何か」だ。ドイツや日本の職場には、働く女性は母親としての役割を犠牲にするべきだとする漠然とした意識があるように見える。
 安倍晋三首相も、この問題を重視しているようだ。2月の施政方針演説では「子育てに頑張るお父さんやお母さんが、育児を取るか仕事を取るかという二者択一を迫られている現実があります」と述べた。さらに内閣府は「少子化危機突破タスクフォース」を設置して、この問題に取り組んでいる。
 女性の社会参加の向上は、経済の向上につながる。ゴールドマン・サックス証券のキャシー・マツイによれば、男女の雇用格差を解消すれば、日本のGDPは15%押し上げられる可能性があるという。
■親の生活を犠牲にしない育児
 だが政府の取り組みも十分ではない。タスクフォースで検討される幼稚園や保育所の無償化や、自治体の「婚活」イベントの支援といった方策も的確とは言えない。こうした対策で、仕事と家庭生活の両立という重荷をすべて取り去ることはできないからだ。
 まずは、日本の「母親像」の見直しという根本的な問題に取り組む必要がある。どうも日本人は、「理想の母親の姿」にとらわれ過ぎのようだ。子供のために自分を犠牲にし、生まれた子供と3年は一緒にいて、なるべく長く母乳で育て、夜は一緒に寝る......。この育児法が子供のためになるという証拠はない。一方、母親の睡眠や夫婦生活が妨げられ、仕事の効率に影響が出ることは間違いない。
 フランスの働く母親は、生後数週間で子供と一緒に寝ることをやめる。母乳をあげるのも数カ月間だけ。それだけで母親の睡眠時間は劇的に長くなり、仕事の効率も上がる。それに毎晩、子供を挟んで川の字で寝ることもないので、恋人時代のように夫婦の時間も楽しめる。
 親がバランスの取れた人生を送ったからといって、その子供が日本の子供より劣ることはない。むしろ自立心が育ち、立派なキャリアウーマンになるのではないか。日本政府もぜひ、このフランス流の子育てを参考にしてみてほしい。
(引用終わり)

フランスの女性の生き方についてはよく新聞、雑誌でも取り上げられる。本当に「よくある話題」ではあるのだが、これだけみんなが言うのだから本当にフランスの女性は、こんな感じなんだろう。 私はフランス映画をよく見るのだが、どうやら映画の中だけではなく、本当に「母より妻、妻より女」であることを優先して生きているのだと思う。
そもそもフランスには「主婦」という概念が無いらしい。 自分の時間を優先させて動くことが必ずしも「子どもをほったらかし」につながるわけではないのだが、どうやらそこが日本の「母親」たちには分かってもらえない点のようだ。 こんなことを書く/言うと、「子どものいない人にはわかるわけない」と言われるのは承知。 もし子どもが生まれたら、自分はフランス人みたいな生き方ができるだろうか。 少なくとも、夫とはいつまでも恋人同士のようでありたいし、家事と育児よりも、疲れるなら仕事で疲れていたほうがいい。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...