Monday 30 October 2023

休日のジレンマ

土曜も勤務だった。23日は出勤しなかったので、5日間働いただけなのになんだかげっそり疲れてしまった。仕事の内容によるのだと思う。

日曜朝、雨が降っていたので合気道はやめておくかと思ったら晴れてきた。行くことにした。以前だったら行ってなかったと思う。そこまで「たいしたこと」ではなくなってきたのだ。今月は3回行った。以前は1ヶ月に1回行ければ上等と思っていたけどそれよりは増えてきたし無理している感じはなくなってきた。

帰ると子がなんだか真剣な顔をしていた。父子で何か話し合いをしている。一度、公園に行ってみたが子は嫌々ながら外に出ていて遊ぼうにも遊びにならなかった様子。それに怒った父、ということだろう、きっと。そんなことで怒るなんて、と思うがわたしもそれはよくわかる。わたしが外に連れ出したとしてもきっと同じことになっていたのではないかと思う。

心が痛んだのは「パパが悲しくなったから僕も悲しくなったんだ」と言って帰り道に泣いていたということ。つらいだろうと思った。親に気に入られようとする一方でやりたくないことはやりたくない。その場にいなかったし完全に任せた状態で合気道に行っていた立場としてわたしがパパをせめるわけにはいかない。

子が興味があるのはレゴで、レゴ以外はあまり興味が持てない。外に出たがらないし身体を動かそうとしない。こんなになってしまうとは、とこちらも危機感を持つくらいである。この1年は特にそうかもしれない。せっかく買った自転車も全然乗らない。さわりもしない。

無理やり何かをやらせるわけにもいかないけど少しは外に出た方が気分転換になる。外に出ないから動くことに興味がないのか、興味がないから動かないのか。

しかもここ数ヶ月で「親の期待に応えられない自分」を責める姿があり、これがまた心が痛む。

声のかけ方やタイミングを工夫すべきなんだろうと思う。それにしても難しい。これが、田舎でのびのび過ごしていたら違ったのかもしれない、などと思い始めると今度はわたしが自己嫌悪に陥る。だったらどうすればいいのだろう。わたしは東京で働いている。

Tuesday 24 October 2023

東京のうちらは仮の姿、40歳

日曜の朝、少し冷えたが良い天気だった。久しぶりにFacebookに写真を投稿して、「ピクニックにでも行こうかな」と書いたら、高校時代の友達がそれに即反応して、いっしょにピクニックをすることになった。さらにそれを見た友人が「わたしも」ということでくることになった。フェイスブックすごいなあ、とその存在をありがたく思った。先日、高校生が「Faceobokなんてまだ使っている人いるの」と言っているのをきいて「 わたし…」と思ったけど心の中でつぶやくにとどめておいたのだが、ほら見てごらん、こんなに役立っているよ!

10年以上ぶりに会う友達でも、佐賀弁をしゃべった途端に「素」に戻る。短時間だけど笑い転げて楽しかった。年齢は数字でしかないなと思った。わたしたちは高校生だったんだ。Facebookのない時代の高校生。そこから一周回って、今の高校生もFacebookは使っていない。

話している途中に、友人のかぶっていた帽子の上になんとトンボがとまった。居心地がよいのかしばらくそこにとどまっていた。なんて秋らしい光景だろう。これは友人が撮った写真。

別れたあとでメッセージをやりとりしていたら「東京でのうちらは仮の姿だもんね」と言われて、まさにその通りだと思った。佐賀弁をしゃべっている時は、隠すもののない状態。本当の自分。似たような環境と条件下で育って、同じように東京に出てきたわたしたちは、話し始める起点と理解しあう程度が近い。

さて、40歳になった。家族に祝ってもらって素敵な1日を過ごした。1人で何か大物でも買おうかと思い買い物に出かけてみたけどやっぱりどれもピンとこない。買ったのは、布屋さんでシャツの型紙と、練習用と思ってブロードの布を2.2m。時間ができたら作ってみたい。40歳になって何か気持ちを新たにしたかといえば、まあそうでもない。なんの覚悟かはわからないけど以前よりある気がする。調子に乗らない覚悟、かもしれない。そういえばこの半年で飲酒量が減ってきた。減らそうと思っているわけではなくて、自然と減った。あまり魅力に感じなくなってきたのだと思う。以前ほど無理はきかない。健康に気をつけて、と毎年言っているけど今度(というか今後)こそは本当に気をつけていかなければいけないと思っている。

Sunday 22 October 2023

ぎょうざとふわふわパン

先週日曜、15日のこと。Facebookに「◯年前の今日」という機能がある。ちょうど1年前に皮から手作りの餃子を食べていたという記録があった。
ふむ、と思い、餃子を作ることにした。

とにかく手間と時間がかかるので、物理的、精神的余裕のある日しかできない。日曜は雨が降っていて、家にいるという覚悟ができていたのもある。夕方から作り始めた。これが1年ぶりなのに意外とうまくいった。文字通り「猫の手も借りたい」状態になるので、3人で作る。

せっかく作っても最後の焼きがうまくいかないとボロボロになる。しかも鉄のフライパンなので焦げ付きやすい。差し水をして5分待って…

できた。意外とちゃんとできた。
あれだけ時間をかけて作ったのに、あっという間に食べきってしまった。半分以上、子が食べた。満足な夕食だった。 

次に17日。前日の夜から仕込んでおいたパン。若山曜子さんのレシピで作ってみた。おいしいー!!バター多めなのでやはりおいしかった。

ふわふわパンを作るとつい食べ過ぎてしまうので作るのには覚悟が必要なのだ。それで最近はあまり作っていなかった。


若山さんのレシピは分量が控えめなので出来上がりサイズも「日本の家庭用」な感じで良いです。卵塗るときれいになるねえやっぱり。british bakeoffのおかげでこれを英語でegg washと呼ぶということをよく知っているわたし。


なんと若山さんの本がまた出るらしいです。すごい。先月新しい本出たばかりなのに。

以上、写真で振り返る料理メモでした。

Monday 9 October 2023

合気道所感

8日。合気道に行ってきた。2週間ぶり。先週も行きたかったけど行けなかったので今週は絶対に行くぞと決めていた。いい汗をかいた。夏が終わると日常生活で汗をかくことがなくなった。毎朝ダンベルで運動するけど一滴も汗をかかない。そうなるとどうも体を動かしている感じがしない。合気道くらいしないと汗が出ない。

この1年だろうか、合気道に行くことへの抵抗が減った気がする。かつてはいわゆる「重い腰を上げて」だったし、月1回行けば自分を許していたので、一回行くと、「よし、今月の役目は終了」だった。それがここ最近はそれほどではなくなってきた。構えずに済むようになってきた、というべきだろうか。行きたいと思って行けるようになってきた。これも継続の効果なのかもしれないと思っている。一回分の大変さがなくなってきたというべきか。

毎週日曜に行くことにしていて、行けないときは仕方ない、と思っている。その結果、月に2回〜4回行っている。理想からは程遠い。が、月1回だったのが今の状態に変わってきたことについて、わたしがこうなるまでにはこれくらい時間が必要だったのだろうと思っている。そしてどうやらそれがわたしのスピードなのではないか、と。

2015年に始めたので8年と5ヶ月。ガッツリはまっているとも言えないけどやめる理由もないので、続けている。

2週間前に合気道に行った時、管長から声をかけられた。「よくがんばってますねえ」。これがめちゃくちゃ嬉しかった。真剣に取り組んでいるのがよくわかります、と言われた。褒められるってこんなに嬉しいことなのだ。月1,2回しか来れていないんです、と言ったら「時々であるからこそ真剣さが出るもの」と言われた。確かに、それはあるかもしれない。慣れきらない、というか。

わたしの日常生活や仕事にも、合気道で学んでいることは生きていて(というほど極めてはいないけど)、少しずついろいろなところに勇気が出てくる気がする。背筋が伸びるいっぽうで謙虚であろうと思う。そしてこうやって人に褒められると、わたしも人を褒めよう、と思う。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...