この1年だろうか、合気道に行くことへの抵抗が減った気がする。かつてはいわゆる「重い腰を上げて」だったし、月1回行けば自分を許していたので、一回行くと、「よし、今月の役目は終了」だった。それがここ最近はそれほどではなくなってきた。構えずに済むようになってきた、というべきだろうか。行きたいと思って行けるようになってきた。これも継続の効果なのかもしれないと思っている。一回分の大変さがなくなってきたというべきか。
毎週日曜に行くことにしていて、行けないときは仕方ない、と思っている。その結果、月に2回〜4回行っている。理想からは程遠い。が、月1回だったのが今の状態に変わってきたことについて、わたしがこうなるまでにはこれくらい時間が必要だったのだろうと思っている。そしてどうやらそれがわたしのスピードなのではないか、と。
2015年に始めたので8年と5ヶ月。ガッツリはまっているとも言えないけどやめる理由もないので、続けている。
2週間前に合気道に行った時、管長から声をかけられた。「よくがんばってますねえ」。これがめちゃくちゃ嬉しかった。真剣に取り組んでいるのがよくわかります、と言われた。褒められるってこんなに嬉しいことなのだ。月1,2回しか来れていないんです、と言ったら「時々であるからこそ真剣さが出るもの」と言われた。確かに、それはあるかもしれない。慣れきらない、というか。
わたしの日常生活や仕事にも、合気道で学んでいることは生きていて(というほど極めてはいないけど)、少しずついろいろなところに勇気が出てくる気がする。背筋が伸びるいっぽうで謙虚であろうと思う。そしてこうやって人に褒められると、わたしも人を褒めよう、と思う。